カテゴリー: お金

  • FPがダイレクト保険にリスク無しで乗り換える方法を考えてみた

    FPがダイレクト保険にリスク無しで乗り換える方法を考えてみた

    実は、FPだったりする 『らしらん(rasiran)』です。

    お金がないという人と話すと、お金そのものが無いというよりも、無駄な事に使いすぎているからお金が無くなっているのでは?という場面によく出会います。

     

    その中でも大きな無駄遣いをしていることが多いのが保険なのですが、今回は自動車保険について見直していきたいと思います。

     

    保険会社の保険料の違いのひみつ

    自動車保険の為に仮に毎月1万円支払っているとしましょう。

     

    その一万円を使って保険会社は何をしているのかご存知でしょうか?

    それでは、お金の流れを見ていきたいと思います。

     

    1. あなたから保険料として、1万円を保険会社が受け取る。
    2. 保険会社が運営費としてナンボ(いくらか)か抜き取る。
    3. 1万から運営費を引いた残りで、事故を起こした誰かの保険金を支払う。

     

    要は、保険会社が運営費の為にナンボ抜き取るかで保険料(あなたが払うお金)が高くなるか安くなるか?が決まるという事です。

    よく勘違いされるのですが、高い保険料を支払えば、高い保険金が支払われるというようなことはありません

     

    仮に、車両保険に入っていて10万円の修理費のかかる事故を起こしたなら、支払われる保険金は10万円です。あなたが高い保険料を支払おうが安い保険料を支払おうが保証される金額は同じです。

     

    なぜ保険会社によって保険料が違うのか?

    自動車保険の契約は、大きく分けると代理店型ダイレクト型(インターネット等で直接申し込む方式)があります。

     

    先ほど、保険会社が運営費としてナンボ抜き取るかで保険料が決まるとお伝えしましたが、運営費の大部分は人件費ですので、ダイレクト型の方が運営費が安い分、保険料は安くなるという訳です。

    さらに、同じダイレクト保険でも会社によって保険料が違うのは、企業ごとの軽費削減など企業努力によるものです。
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    ダイレクト保険は対応が悪いという噂

    インターネット型は事故対応が悪いと一度くらい聞いたことがあると思います。

     

    具体的には、待たされた。こまめな電話連絡がなかった。担当者の丁寧さが感じられなかった。

    要は、自分の事を大切に扱ってもらったという実感が感じられなかったという話で、事故対応が悪いというよりも、担当者の対応がわるかったという事です。

     

    これは代理店型の保険でも同じように起こりうる話で、安かろう悪かろうという認知バイアスが働くためダイレクト保険だから対応が悪かったという結論に至るのだと思います。

     

    でももしも本当に対応が悪かったとしてもこう考えてはいかがでしょうか?

     

    あなたは、この先どのくらい事故を起こす予定ですか?

     

    こんなことを聞くと、そんなん知らんわ!!と怒られるかもしれませんが、統計上は交通事故に遭遇する確率は一生に1回あるかないかのようです。

     

    これは全体から割り出した数字ですので、免許が『ゴールド』の優良運転者に限るともっと事故の頻度は低くなると思います。

     

    一生に一度起こすか起こさないかの事故に対する対応の品質を求めるのは合理的ではないと私は思う訳です。
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    でも、噂通りダイレクト保険の対応が最悪だったら?

     

    いくら説明したところで、過失割合でもめたときに弱いのでは?という不安はあると思います。

     

    一番いいのは、自分で知識を持っておくことかもしれませんが、専門外は代行してもらうと自分の労力を少なくすることができます。

     

    その方法は、自動車保険に『弁護士特約』を付ける事です。

    使ったことはありませんが、安価な特約なので私は必ずつけることにしています。

     

    保険でもめたくなければ、証拠を残す

    揉めることの多くは、証拠がないことが原因です。

    もしも自動車にドライブレコーダーをつけていないなら、取り付けておくことをおすすめします。

     

    以前に比べて安く購入できるようになりましたから、浮いた保険料の差額で購入する事もできると思います。

     

    私が今買うならコレです。

    ナンバープレートもしっかり読める画質で、その他必要なスペックが全てそろっている中で安いからです。

     

    まとめ

    もしも、家計を節約したいのであれば、自動車保険を見直してみてはいかがでしょうか?

     

    私は、更新の度に保険料の見直しを行っていますが、今のところ毎年同じ保険会社の保険が安くなっています。

     

    ダイレクト保険でも微妙に価格が違うので一度確かめてみると違いに気づけて面白いと思います。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。



  • 初心者が投資を始めるなら、利回りは何%を目標にするべきか?

    初心者が投資を始めるなら、利回りは何%を目標にするべきか?

    さて、投資を始めよう!!という気になって投資について調べ始めるといろいろな情報が目に付くと思います。

    例えば本屋さんだと、いきなり投資の専門書は難しいからと投資の雑誌を手にすることも多いと思います。

     

    そうですね。具体的には『ピンク』や、『イエロー』、『黄緑』がふんだんに使われた旅行雑誌のようなカラーリングの表紙の雑誌に手が伸びたのではないでしょうか???

     

    中をパラパラとめくると『アーリーリタイア!!』、『手持ちの資金が2倍に!!』、『お手軽ほったらかし投資法で億万長者!!』なんてタイトルの記事が目に付くと思います。

     

    ここで、残念なお知らせがあります。

     

    『そんなんできひんから!!!』

     

    初心者は年利2パーセントくらいを目標にするといいと思う

    長くなりそうなので、本題に入りましょう。

     

    ガッカリするかもしれませんが、言っちゃいけない事を言いたいと思います。

     

    あれらの雑誌の目的を考えるとシンプルです。

    まずは雑誌が売れる事。そして投資会社の広告も出版社の収入になりますから、投資初心者をそれらの広告に誘導することが目的です。

    これらの目的を達成するには、出版社は投資に不利な情報は書きませんよね?

     

    もちろん役立つ記事もありますが、読者を『カモ』にする方向性を持った記事がどうしても多くなるんです。

     

    手持ちの資金を2倍にすることはどれだけ難しいか?

    ウォーレンバフェットという名前を一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

    バークシャー・ハサウェイという投資持株会社の筆頭株主であり会長兼CEOで、世界的な大富豪の一人です。

     

    一言で言うと、投資の神様です。投資界にオリンピックがあったなら常に金メダルを取り続けているプレイヤーです。

     

    そんな彼の投資利回りで、年率22~23%と言われています。

    彼のもとには、我々の手に入らないような企業の極秘情報も入りますし、投資に関するエリートが従業員として働いています。

     

    情報量、環境ともに我々とは別次元です。

     

    で、雑誌のなかであおられるような『手持ちの資金を2倍に!!』なんて事は年率だと100%です。3年で2倍でも30%を超えています。

    どれだけ無謀なことかお分かりいただけたでしょうか?

     

    ウォーレンバフェットがそれだけの年率をたたき出しているのは、素人には難しいキャピタルゲイン(株価の上昇による利益)からも利益を取れているからです。

     

    初心者が2%を狙う根拠は後でゆっくりと触れたいと思います。その前にギャンブルと投資の違いについて触れておきましょう。

    ギャンブルと投資の違い

    ギャンブルとは

    パチンコ屋さんを例にすると、まずお客さんのお金をパチンコ台がいったん回収します。

    回収したお金の中から、パチンコ屋の運営費と従業員の給料(その他諸々)を差し引いて残ったお金を運のいい一部のお客さんに『大当たり!!』みたいな感じで還元しているだけです。

     

    パチンコで勝ったという表現を使いますが、お金の流れの観点でみると、支払ったお金からパチンコ屋の経費を抜かれ、余ったお金がたまたま自分に回ってきただけです。

    そこには何の生産性もありません。一言で言うとお金の取り合いです。

     

    投資とは

    対して、投資は一言で言うなら『応援』だという事を覚えておいていただきたいと思います。

     

    厳密には違うところもありますが、わかりやすく説明すると、

    例えば、株式投資の場合だと、お金を稼ぐ技術を持った社長さんがいるとします。ただこの社長さんには元手となるお金が足りません。

    もっとお金があれば、もっとお金を稼げるのに!!と困っています。

     

    そこへ、お金には余裕のある投資家がやってきます。

    『私のお金を貸してあげましょう。そして社長さんの会社が儲かったならお金に利子をつけて返してください』

     

    そして、もう一言。『大丈夫です。私にはお金の余裕がありますから、お金を返せなくなっても責めたりしません』

    ジェントルマンですね(笑)

     

    投資が成功したケースでのお金の流れはこうです。

    投資家が社長さんにお金を出資します。社長さんはお金を稼ぐ技術を駆使してお金を増やします。

     

    社長さんは、その増えた分の中の一部(出資額における何%か)を出資した額(元本)に上乗せして、投資家に返却するという流れです。

     

    当然、社長さんがお金を稼ぐことに失敗するリスクはありますが、投資家は余剰資金(余裕のあるお金)を出資しているので語弊はありますが問題ないわけです。

    なぜなら、本来は、お金を増やすことよりも社長さんを応援したいという気持ちからの行為だからです。

     

    よく投資がギャンブルと混同されるのは、余裕のないお金まで投資に回したり、楽して儲けてやろうというゲス気持ちで投資する人がいるからです。

    もうそれは投資ではなく、ギャンブルです。


    初心者が年利2パーセントを狙うべき根拠

    ここからは、難しい言葉が出てきて難しいかもしれませんが、サラッと読み流して雰囲気だけ掴んでみて下さい。

     

    聞きなれない言葉かもしれませんが、投資の用語で配当利回りという言葉があります。

    先ほどの話で言うと、投資家が100万円投資して、社長さんが110万円を投資家に返却したなら10%上乗せしたことになります。

    すると、この話での配当利回りは、10%となります。社長さんが上乗せした10万円は配当金と表現されます。

     

    配当利回りの計算式を載せておくと、配当金÷出資額となります。

     

     

    それでは、現実の世界での話をしていきましょう。

    東証一部(一流企業の証券を取引するところ)に上場している企業の平均配当利回りは2%と言われています。

     

    株価(先ほどの話の出資額に相当)は常に変動しているので、先日発売(2017年6月16日)された『会社四季報』のなかの予想配当利回りをいくつか紹介しましょう。

    • トヨタ自動車        【7203】 3.18%
    • 日産自動車         【7201】 4.93%
    • 日清食品ホールディングス  【2897】 1.29%

    多いところや少ないところもありますが、東証一部上場企業2022銘柄(2017年6月20日現在)の平均が2%になりますよという話です。

     

    じゃあ、日産自動車の4.93%なんかの配当利回りの高い銘柄に投資すれば儲かるじゃん!!って思いますよね♪

    でもあくまでもこの数字は予想でしかないんです。

     

    東証一部だと200社位が無配(配当無し)だったと思うのですが、業績によってはあなたの選んだ銘柄も、いつ無配になるか分からないという危険性があるわけです。

     

    配当利回りは株価に対する割合なので、株価が下がれば当然上がります。

     

    株価においては、値幅制限があるものの1日で30%も動くことがあります。

     

    上がればいいですが、下がれば怖いですよね?

     

    そこでリスクを最小限に投資を行う観点から、多くの銘柄に分散して投資することを私は勧めているのです。

     

    多くの銘柄に分散する事でキャピタルゲイン(株価上昇による利益)の恩恵は薄れますが、手堅く平均配当利回りの2%を狙う。

     

    2%の根拠は平均配当利回りから来ている訳です。

     

    例えば、東証一部の2022銘柄に分散するのであれば、TOPIX連動型ファンドの投資信託を買うといった具合です。

    リスクを抑えて手堅く投資することについての記事はコチラ

    まとめ

    初めは、投資をすればいくら儲かるのか?という事がどうしても気になると思いますが、まず狙うべきは2%です。

     

    2%というと少なく感じるかもしれませんが、100万円で運用した場合1年後には2万円増えている計算になります 。

    銀行の利率だと100万を預けても1年後には税引き後で7円の利子(2017年6月時点)にしかならないので1万9993円も得している計算になります。お金を銀行に預けることのリスクについての記事はコチラ

     

    逆に言えば、投資の知識もなく運用するだけで増えると考えればスゴイことではないでしょうか?

    もちろん知識をつけていけば、配当の大きい銘柄やキャピタルゲインも少しづつとれるようになるのでコツコツ初めてみればいいと思います。

     

     

    本当なら、投資の専門書を読むのがベストですが、おかしな煽るだけの雑誌を読むくらいなら一度口座を作成して、証券会社のサイトの記事を読む方がよっぽど効率がいいと思います。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。



  • なぜ『お金は銀行に預けるな』なのか解説しようと思う。

    なぜ『お金は銀行に預けるな』なのか解説しようと思う。

    お金の知識をつけたいなら、勝間和代さんの著書の『お金は銀行に預けるな』を読むことをゴリ押ししているのですが、

    先日読み終わったという知人のSさんが、投資のメリットを解説しているのは分かるけれど、お金を銀行に預けるリスクは何なのか?がわからないなかったと話してきたので解説してみたいと思います。

     

    今回の前置きはこのくらいで、いきなり本題に入りましょう。

     

    なぜお金を銀行に預けてはいけないのか?

    物価は長期的に見ると上昇している

    前回の記事にも書きましたが、20年くらい前だと100円で買えた缶ジュースは今だと130円で販売されています。

    前回の記事はコチラ

     

    おそらく今後も物価は上昇を続けるので缶ジュースの価格は140円、150円と上がると思います。

    今後を予想すると、現在の8%から10%への消費税の増税が2019年の10月に予定されているので、そのタイミングで140円にはなるのではないかと勝手に思っています。

     

    余談ですが、130円に対する10円は約7.7%の値上げになるので便乗値上げ感はあります。

    ですが賢い消費者になりたいならば便乗値上げをした飲料メーカーを悪者にすることにエネルギーを使うのではなく、飲料メーカーの収益が上がることを予想して飲料メーカーに投資しようと考える方が健全だとおもいます 。

     

    銀行の利率は、100万円預けて1年後には7円にしかならない

    話がそれましたが、2017年6月12日時点で銀行の利率は都市銀行で0.001%。税引き後だと0.0007%ですので100万円預けたとして1年後は7円の利子しかつかないことになります。

    どういうことかと言いますと、物価上昇率に対して銀行の利率がまったく追い付いていないという事です。

     

     

    仮に今100万円を銀行に預けたとすると10年後には、複利で運用しても70円の利子にしかならないので100万70円。

     

     

    物価上昇率がアベノミクスが目標として掲げる2%で推移した場合、1年後の100万円の価値は、100万円÷1.02で求められるのでその計算式に当てはめると

    現在の100万円の価値は10年後には82万348円+70円(利子)=82万418円と17万9652円も目減りすることになります。

     

    額面上は100万70円と少ないなりにも増えていますが、価値としては大きく目減りしています。このあたりが銀行に預金をすることのリスクだといえます。

     

    言い換えるならば、現在の100万円を10年後も100万円の価値を維持したいのであれば1年あたり1万7965円ずつ増やす必要があるわけです。(複利運用考慮せず)

     

    長くなりましたが、このことから『銀行にお金を預けるな!!』というキャッチコピーの裏側には、預金しておいても額面上の金額の価値を維持し続けられないというリスクがあるから投資などで運用した方がリスクを下げられる可能性がありますよ!!という真意があるという訳です。

     

    目減りのリスクか?、元本割れのリスクか?

    ここまでくると、銀行に預けることがリスクであると理解していただけたと思うのですが、同じように投資を行う事もリスクがあるのではないか?という疑問が生まれると思います。

     

    確かに投資に失敗したなら、額面自体を減らしてしまう事になるので投資を行う事は、より大きなリスクがあると言えるかもしれません。

     

    リスクではなく、メリットをベースに考える

    ただ、このことについてはぜひ、リスクベースではなく、メリットベースで考えていただきたいと思います。

     

    例えば、田舎の3時間に一本のバスしか交通機関がないところに住んでいたとすると、車に乗るという事は、好きな時に好きな場所に早く移動できるというメリットがあります。

     

    その反面、維持費の問題や事故といったリスクも確かに存在します。確かに田舎で車に乗らない事は維持費や事故のリスクは何もありませんが、メリットも同時に失っていることになります。

     

    もう一つ例を挙げるならば、スマートフォンのデメリットを考えてスマートフォンを使わない人はいるでしょうか?Wi-Fiルーターとタブレットを持ち歩いているような代替手段がない限り普通の人はありえないとおもいます。

     

    投資も同じように、元本割れのリスクはありますが、同時に資産を増やせる可能性というメリットもあるわけです。

    リスクはやり方次第でいくらでも小さくできるのでそれほど怖がる必要はないかと思います。

     

    まとめ

    今回の記事では、お金を銀行に預けることのリスクについてお伝えしました。

     

    内容をおさらいすると、物価の上昇率と銀行の利率がイコールでない事によって目減りが生じて、預けたお金が額面の価値を維持することができなくなる。という事が銀行にお金を預けることのリスクの理由です。

     

    銀行のリスクを理解した後は、

    • お金の額面は維持しながらも、価値は維持することのできない銀行
    • 額面の保証のない代わりに額面そのものを増やせる可能性のある投資

    このどちらかを選ぶことになります。

     

    もしも、リスクを最小限にしながら額面金額を増やせる可能性の高い投資が存在するならばいかがでしょうか?今後は投資の具体的な方法についてもお伝えしていきたいと思います。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

  • 手堅く資金を増やすならドルコスト平均法が最強

    手堅く資金を増やすならドルコスト平均法が最強

    お金が欲しいと思った時にできる対処法としては、稼ぎの大きい仕事への転職、副業、投資があると思います。

     

    ただし、それぞれにリスク(期待を下回る可能性)と失う物(今までの人間関係や地位、時間、お金)が付いて回るので実際に行動に移せているという人はかなり少数派ではないでしょうか?

     

    そこで、現状の生活習慣をほとんど変えることなく、リスクもできるだけ少なく資金を増やせる方法として私が実際に行っている投資という分野でお話ししたいと思います。

    ガッツリ手軽に儲かる話だ!!と思った方は時間の無駄なので読まない方がいいと思います。そのような軽い話ではありません。

    ドルコスト平均法とは?

    今回お話しする内容は、ドルコスト平均法についてです。(金の積み立てなどにも使われますが、今回は株についてお話しします)

     

    どういったものかと言いますと、毎月同じ金額を投資していく手法の事です。イメージとしては売買を繰り返すというよりも積み立てていく定期預金にニュアンスが近いと思います。

     

    なぜそのような事をするかと言うと、価格が変動する商品(今回は株)に対して、トータル(長期的)で見たときに安く買える(平均取得価格を下げる)確率を上げる為に行います。

     

    また、リスクを出来るだけ抑えるという事に特化している分、リターン(利益)も少なくなっています。

     

    イメージとしては、銀行に預けるのがリスクゼロだけど、リターンもほぼゼロ(※普通預金の場合、都市銀行で年利0.001% ネット系銀行でも多くは0.01%)のところ、(あくまで額面においての話で、価値においてはマイナス。詳しくはコチラ)

    ドルコスト平均法の投資を行う事で、リスクは少しあるけれど、リターンも少しだけ(あくまで私の感覚では年利3パーセント位)を目指していきましょう。という話です。

    ※2017年6月12日時点

     

    ドルコスト平均法で買うとどうなるのか?

    ドルコスト平均法は毎月一定の金額ずつ株を購入する方法の事です。

     

    仮に毎月1万円と決めたときの株価と、購入できる株数の関係を見ていきましょう。

    • 1株1000円  10.00株購入
    • 1株 900円   11.11株購入
    • 1株 800円   12.50株購入
    • 1株1200円   8.33株購入

    このように、安い月には、たくさん購入して、高い月には少しだけ購入することで平均取得価格を平均化するわけです。

     

    利益を上げる為には条件がある

    あくまでドルコスト平均法は買い付け価格を平均化するための手法であって、利益を上げることについては別の話です。

     

    利益を上げるには、過去に取得した株の平均取得価格よりも、現在の株価が上回る必要があります。

     

    逆に言うならば下がり続けている相場の時には、取得株数は増えても過去の平均取得価格よりも現在の株価の方が下回り続けているので利益は出ません。

     

    じゃあなぜドルコスト平均法が最強なのか?

    詳しくは、ウォール街のランダム・ウォーカーという本にわかりやすく書かれていますが、
    基本的に人間が生活する限りは株価は上昇する傾向にあるのでより長期的に見れば見るほど将来のどこかの時点で株価が上がる可能性は高いと言えます。

     

    株価が上がると物価も上がります。

    統計局のホームページで消費者物価指数の上昇を確認できますが、身近なところでは、20年位前だと100円で買えた缶ジュースが今だと130円しますし、ガソリンや卵なんかも上がっています。

    それに従って初任給が上がっているわけです。

     

    このレベルで長期的に運用すると、リスクは限りなくゼロに近づきますし、リターンを得られる確率は限りなく確実なものに近けることができるわけです。

    このことから、初心者が投資を始めるにあたって、手堅く資産を増やせる手法としてドルコスト平均法が最強であると私はお伝えしている訳です。

     

     

    何をどのように購入すればいいのか?

    意味は分からなくてもいいので『インデックス』と呼ばれるものに投資してください。

    ↓↓↓※ここからはややこしいので赤文字のあたりまでスクロールしても大丈夫です。↓↓↓

     

    インデックスは、『トヨタ自動車』や、『任天堂』、『ファーストリテイリング』などの個別の銘柄に投資するのに対して、市場平均に連動して運用されるファンドの事です。

     

    例えば『日経平均連動型ファンド』なら、東証一部上場の225社に分散していることになりますし、『TOPIX連動型ファンド』なら東証一部上場の全銘柄、2020社(2017年6月9日時点)に分散していることになります。

     

    その他は、債券や不動産のREIT(リート)があって、それぞれに国内と国外を対象にしたものが在ります。

    混乱して選べないなら身近な企業が多い『日経平均連動型』を選ぶと投資の学習をしようと思うモチベーションが上がりやすいので個人的にはオススメです。

    ※値上がりの確実性ではなく、モチベーションをあげる目的においてのオススメです。

     

    分散することで、極端な値上がりはありませんが、倒産や不祥事による極端な値下がりのリスクを下げることができるという訳です。

     

    少し混乱させたと思うのでまとめると、

    • インデックスファンドを選ぶ
    • 初めは分からない事ばかりなので日経平均連動型インデックスを選ぶと投資の学習が楽しくなる。
    • できるだけ長期で運用する(仮に1000万円の余分なお金があっても、毎月200万ずつ5か月で運用♪みたいなことはしない。せめて83万円ずつ2年くらいで運用。できるならもっと長期で運用)

    初めはこの3つだけ覚えておけばいいと思います。

     

    まとめ

    聞きなれない言葉が多く混乱させたかもしれませんが、初めは理解しなくてもいいと思います。

     

    スマホの操作と同じで「フリック」「スワイプ」「ピンチイン」「ピンチアウト」それぞれ説明できなくても知らないうちに使っているように投資も気付けばできるようになります。

     

    それよりも一番大切なのは、『証券口座を開設すること』だと思います。

    入力フォームに住所などを打ち込むだけなのですが、ほとんどの人がめんどくさいのか、口座開設まで行わないのが現状です。あおっても仕方ないので本当に興味があるなら口座だけでも作ってみて下さい。

     

    最後にドルコスト平均法での投資の流れをまとめると

    • 証券口座開設
    • インデックスファンドの購入(迷ったなら日経平均連動型ファンド)
    • 投資の学習をしながら、リスクを下げる為に債権と株のファンドを組み合わせるorリスクを取りながらリターンの大きい銘柄に投資するのか自分のスタイルを作る
    • 株価の上下を気にせず忘れるくらい放置する(そのためには絶対に余剰資金の範囲で投資をすること)

    その後はそのまま放置でもいいですし、私のようにリターンを元手に個別の株にアクティブに投資してもいいと思います。

     

    絶対に感情を入れると投資は失敗するので、失っても冷静でいられる金額で始めることがとにかく重要です。

     

    もちろん損失のリスクが無いわけではありませんが、

    私の例を紹介すると、リスクのできるだけ小さいドルコスト平均法で少しづつコツコツ資金を貯めて、その後個別株で運用することで、趣味のロードバイクや本を買うための費用位にはなっています。

     

    金銭的なメリットだけでなく、何となく読んでいた(私の場合Febeなので聞いていた)新聞の読み方が、投資を始めることでガラッと変わります。

    経済の動きが自分の利益に直結するので新聞からの知識の吸収スピードもまったく違ったものになります。

    お金を儲けたいという目的よりも、新聞を読んでいても頭に入ってこないという人こそ投資を始めるべきなんじゃないかと最近は思っていたりします。

     

    お金がないけれど、対処法としての行動ができていないなら、ドルコスト平均法をはじめてみてもいいのではないでしょうか?

    最後までお読みいただきありがとうございました。