カテゴリー: お金

  • 富士フィルムHD【4901】の株価分析と配当や株主優待について

    富士フィルムHD【4901】の株価分析と配当や株主優待について




    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    本日は富士ゼロックスと統合することが決まった『富士フィルムホールディングス』【4901】について株価分析を行いたいと思います。

     

    それではまいりましょう。

    なお、記事の内容は、私の個人的な考えであり株の購入を進めるものでも安全性を保障するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

     

    富士フィルムHDとは?

    正直なところ、社名は聞いたことはあるけれど、何をしているのか良くわからない企業の一つではないでしょうか?

    デジカメが主流になった現在では、写真フィルムの技術を生かして医療機器や医薬の分野に転換しているようです。

    アスタリフトは富士フィルムの製品だと知らずに使っている人もいるかもしれませんね。

    事業の売上比率的には、富士ゼロックスのドキュメントソリューション(オフィス向け複合機)の割合が大きいです。

    富士フィルムホールディングスの株価を収益の視点から分析する

    それでは、現在の株価4698円(2018/02/01 終値)を基準に指標に照らし合わせていきましょう。

    PER(株価収益率)は、19.34倍ですから、一般的に株価が割安と判断される15倍を超えているので少し高いですね。

    EPS(一株当たり利益)の242.9円を基準に理想とされるPERの10~15倍を計算すると、[keikou]2429~3643.5円[/keikou]と出てきました。

     

    企業の収益力を基準に考えると1000円以上高い株価がつけられているようです。

     

    富士フィルムホールディングスの株価を資産の視点から分析する

    PBR(株価純資産倍率)は、0.96倍です。

     

    これは実は理論上はおかしな数値で、企業の解散価値よりも、株価の方が安い事を表します。

    簡単に言うと、万が一、企業が倒産した場合に株価以上のお金が株主の手元に戻ってくるという事(理屈上)です。

     

    デジカメの登場で富士フィルムの主力商品の[keikou]カメラ用のフィルムの市場[/keikou]が無くなってしまった時にコダックがダメになってしまったのに対して富士フィルムが再起できたのは資産の多さだったと言われています。

     

    あくまで予想ですが、今後消失するかもしれない市場で勝ち残るための余力と言えるかもしれませんね。

     

    BPS(一株当たり純資産)は4877.84円ですから、現在の株価の4698円は理屈上底値を切っていると言えそうです。

     

    BPSをもとに、資産を基準とした理想的な株価を計算すると、[keikou]4877~7316円[/keikou]がお得な株価と言えます。

     

    ただし、他の悪要因を抱えている可能性もあるので注意が必要ですね。

     

    富士フィルムホールディングスの株価を安定度や効率の視点から分析する

    それではROEを用いて、株主からの資本をうまく利益につなげられているのかの確認ですが、直近5年は増加しているものの、昨年の数値で6.5%です。上昇はしていますがあまり良い数字とは言えません。

    ROEが少ないという事は、配当の伸びも期待できないと読み取ることが出来ます。

     

    次に、返却の必要のない自己資本の総資本に対する割合を表す[keikou]自己資本比率[/keikou]は推移をみると、60%超えを維持しています。

    一時期落ち込んだ2008年においても58.9%を維持しているので財務の安定性は素晴らしいですね。普通に考えると倒産することはないでしょう。

    流動比率も3.279です。短期的なお金の流れもバッチリです。

    最後に営業キャッシュフローと有利子負債の比率を確認しておきましょう。1.77倍ですから負債に対する利益を上げる力も十分ですね。

     

    富士フィルムホールディングスの配当や株主優待は?

    配当は1株あたり37.5円を年に2回ですから、富士フィルムホールディングスの株を100株保有していれば年間で7500円が手に入るという事ですね。

    配当利回りは、1.6%とそこそこですが、配当性向から見ると30.9%ですのであまり悪い印象ではありませんね。

     

    株主優待は、

    • 100株以上 自社グループ会社ヘルスケア商品 優待割引販売
    • 100株以上 自社グループ会社ヘルスケア商品 トライアルキット

    一年以上保有するとフォトブック作成クーポンがいただけたり、500株以上を3年以上保有するとヘルスケア商品のトライアルキットではなく、一般的な製品にランクアップされるようです。

     

    フォトブックですが、ぶっちゃけ、アルバムとかいる???とか思っちゃうのですが、作ってみると意外と楽しく、今だとパソコンやスマホの画面を通して写真を見ることが多いので、やっぱり紙に印刷された写真っていいなと思いました。アルバムのサービスは以下の画像リンクから確認できます。

    ↓↓↓


    富士フィルムホールディングスの売上高と利益について

    過去10年の売上高の推移を振り返ってみるととくに大きな増減は見られません。ただし、ゆっくりとですが営業利益は上昇しているようにも見えます。

    規模の大きな企業なので、これから成長するといった印象はうけませんね。

     

    まとめ

    とにかく資産からみた安定度の素晴らしい企業ですね。

    ただ、株価の推移を長期で見た場合に今のところは高い水準にあるように感じます。長期保有の場合に見込める上昇幅は小さいと予想できるので、今後株価が下がるようなことがあれば購入したい銘柄だと感じました。

    最後までお読みいただきありがとうございました。


     

  • セメダイン【4999】の株価分析と配当や株主優待について

    セメダイン【4999】の株価分析と配当や株主優待について




     

    どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

    本日はセメダイン株式会社の株価を分析していこうと思います。

     

    それでは参りましょう!!

    なお、記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を進めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    セメダイン株式会社ってどんな会社?

    簡単に言うと接着剤を作っている会社です。

    イメージとしては一般家庭用が思い浮かぶかもしれませんが、大部分は建設用や工業用の自動車にも使われているようです。

     

    社名にもなっていますが、セメダインの接着剤を使ったことがない人はいないのではないでしょうか?

    個人的には、『スーパーX 』という商品が好きです。

     

    おそらく物と物をくっつける接着剤の需要が無くなる日は来ないでしょうし、『セメダイン』という知名度のある製品を作っているのも強みの一つだと思います。このような企業は個人的に好きです。

     

    あと、面白いところだとエレファンテック(旧AgIC エイジック)というプリンターで電子回路の作成を行う技術をもった企業に出資していますね。

     

    それと、2016年から[keikou]カネカの連結子会社[/keikou]となっています。カネカはあまり聞きなれないかもしれませんが工業用の原料やパーツ、食用油脂、あとはコエンザイムQ10を製造して各社に供給している企業です。

     

    このあたりは少し注目しておきたいですね。

     

    セメダインの株価を収益の視点から分析する

    それでは、現在の株価1059円(2018/02/01 記事作成時点)を基準に見ていきたいとおもいます。

    まずは、一株当たりの利益の割合を表す、PER(株価収益率)をみてみると30.82倍ですから、お得だと判断される15倍を大きく超えているので割高ですね。

    EPS(一株当たり利益)も33円と小さな値です。

     

    EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15パーセントを掛けると、[keikou]妥当な株価[/keikou]は330円~495円とでてきますから、収益の観点から判断するとかなり割高であると判断できます。

     

    セメダインの株価を資産の観点から分析する

    では引き続いて資産からみていきましょう。

    株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、1.49倍ですから、一般にお得とされる1~1.5倍の範囲なので、そこそこお得の範囲だと思います。

     

    BPSが684.2円だという事から、万が一倒産してしまうようなことがあっても684.2円は受け取る権利があるという事ですね。

    684円を株価の底値と見ることもできます。

     

    企業の資産からの安定度や、社会の接着剤への需要。また『セメダイン』という社名の知名度を考えると株価はそれほど高くないとも考えられそうです。

     

    セメダインの配当や株主優待はどうなのか?

    セメダインの一株当たり配当は、10円なので100株持っていたなら年間で1000円の配当が得られることになります。

    配当利回りは、0.98%と低いですね。配当性向は30.3%なので収益から考えるとこんなものでしょう。

    株主優待は、

    • 100株以上1000株未満で500円相当の自社商品である接着剤
    • 1000株以上でさらに、900円から1000円相当の食品や雑貨が選べる

    とされていますが、毎年接着剤をいただいても使い道に困りますね。

     

    でも、プラスに受け取るならば、優待や配当金目的で売買されることが少ないので変な値動きをする可能性が小さい安心感はあるといえます。

     

    セメダインの売上高と利益はどうなのか?

    売上高は過去から現在への推移をみると、まさに一定です。減ってはいませんが増えている様子もありません。

    利益も安定しているようでは無いですね。

    流行に左右される製品を取り扱っている訳ではないので、急激な売り上げの上昇は期待しないにしても、もう少し安定して利益を上げて欲しいように思います。

     

    セメダインの株価をROEと流動比率から分析する

    ROEの値も一定しておらず、また低い水準で推移しています。短期的な支払い能力としての流動比率は1.63で短期的な資金の支払い能力はあるようです。

     

    自己資本比率も49.9%と倒産する危険性はなさそうですね。

     

    まとめ

    個人的に、このような知名度の高さと変動の少ない需要がある企業は好きです。多少の事ではブレない安定感がある事は分かりましたが、もう少し収益力が欲しいように思います。

    ただし、株価の推移を見ても企業の安定性から値下がりする可能性は小さいように思います。

    かなり長めのスパンで保有するにはいいかもしれませんね♪

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。


     

  • 【株価指標】ROE(株主資本利益率)の意味と活用についての解説

    【株価指標】ROE(株主資本利益率)の意味と活用についての解説



    どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

     

    毎回好評の株価指標を丁寧に解説するコーナーですが、本日は[keikou]ROE Return On Equity(株主資本利益率)[/keikou]についてみていこうと思います。

     

    ROE(株主資本利益率)で何を判断するのか?

    ROEで判断するのは、[keikou]収益性[/keikou]です。単純に数字だけで判断するなら[keikou]8%位[/keikou]あれば、収益性に問題はないと判断しています。

    アメリカだと10%くらいの数値を求められるようです。

     

    株主資本利益率とあるとおり、株主から集めた資本をどれだけ利益にすることが出来ているか?という事なのですが、少しわかりづらいですよね?

     

    言い換えるならば、費用対効果コスパだとイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。

     

    例えば、ある企業で考えると、

    1. 今まで古くて処理速度の遅いパソコンを使っていた
    2. [keikou]株主から集めたお金[/keikou]を100万円使って、処理速度の速い新しいパソコンを導入した
    3. 結果的に、作業効率が上がり110万円の[keikou]収益を上げる[/keikou]ことが出来た。

    この例で言うと、株主からの100万円で110万円の収益を上げたという事は、投資に対して10%利益を上げることが出来たというわけです。

     

    せっかく投資するのであれば、投資した資金を効率よく利益につなげて欲しいですよね?あまりにもROEが低いという事は経営があまりうまくないのでは?と考えることが出来ます。

     

    数式からROEを考える

    株主資本利益率は、

    ROE(株主資本利益率)=EPS(一株当たり利益)÷BPS(一株当たり株主資本)で求めることが出来ます。

    よって、ROEの値が大きいという事は、[keikou]投入した資本に対する利益の割合が大きい[/keikou]ことを表すので、配当が増える可能性も期待することが出来ます。

     

    ROEによってPBR(株価純資産倍率)の判断を誤る要因となることもある

    PBR(株価純資産倍率)とは、株価がお得であるのか?を判断する指標でもあるのですが、

    数式は、PBR(株価純資産)=PER(株価収益率)×ROE(株主資本利益率)でもとめられることから、PERまたはROEの値が小さいことも考えられます。

    よって、PBRが小さいことだけで、株価がお得だと判断されることもありますが、ROEが小さい=収益性が低い可能性もあるので注意が必要です。

     

    指標は株価の基準としては便利なのですが、なぜそのような数字が導き出されたのか?をよく考える必要があります。

     

    まとめ

    今回はROEについて、どれだけ収益性の高い事業を行っているかを判断する指標であるとお伝えしました。

    基準は、国内だと8%、アメリカだと10%位あれば収益性に問題がないと判断されます。どれだけ少ない資本の投入で大きな利益を得ているのか?を表す指標だという事です。

     

    また、注意点としては、株価のお得度を判断するPBRの判断を誤る要因にもなるので、単純にPBRの値が小さいからお得な株だと判断するのではなく、PBRを確認する際には、PERと一緒にROEもセットで確認していただきたいと思います。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。



     

  • 【株価指標】PBR(株価純資産倍率)の意味と活用の仕方について

    【株価指標】PBR(株価純資産倍率)の意味と活用の仕方について



    どうも!!5年以上前のセールで買った髭剃りから変な音がする事で悩んでいる『らしらん』(rasiran)です。

     

    なんかね、1週間くらい前から『キュイーン』って言うんですよ!!

    、、

    って言ってもうまく伝わらないと思うので、さっそく本題にまいりましょう。

     

    本日は、株価指標の[keikou]PBR[/keikou] Price Book-value Ratio(株価純資産倍率)について解説していこうと思います。

     

    それではまいりましょう。

     

    PBRで何を判断するのか?

    PBRとは、Price Book-value Ratioの略で、株価純資産倍率とも言われます。

    簡単に言うならば、現在の株価は、一株当たり純資産の何倍になっているのか?を表した指標です。

     

    この指標で何を判断するのかというと、株価がお得であるのか、それとも高いのかを判断するわけです。

     

    その判断の基準は、PBRの数値が、[keikou]1倍~1.5倍[/keikou]であればお得、それ以上であれば少し高いかな?と判断します。

     

    PBRの数値が1倍以下だとマズイかもしれない!

    PBRを求めるための計算式は、

    PBR=株価÷BPS(一株当たり純資産)ですから、PBRが1倍以下になるという事は株価をBPS(一株当たり純資産)が上回っているという事です。

     

    どういうことかというと、理屈上はおかしな話なのですが企業が倒産した場合、手元に現在の株価以上のお金が帰ってくるという事です。

     

    普通に考えるとありがたいですが、おかしいですよね?

     

    その様な場合他の指標も組み合わせて活用することで成長の見込めない株を選んでしまうリスクを下げることができます。

     

    例えば、株価の割安度を判断する指標として今回のPBRに加えてPERを合わせて活用すると、

    • PBR(株価純資産倍率)…企業の資産を基準に割安度を判断←今回解説しているのはコチラ
    • PER(株価収益率)…企業の稼ぐ力を基準に割安度を判断

    PBRは割安と出ているけれど、PERの基準となる企業の稼ぐ力が急激に減少していることに気づくことが出来たりします。

     

    流れとしては以下のような感じですね。

    1. 今までは事業がうまくいっていたから蓄えとしての資産はある
    2. 急に事業がうまくいかなくなり収益を上げる事が出来なくなってしまった
    3. その結果として、投資家から事業の回復する見込みがないと判断される
    4. 投資家が株を買わなくなった結果、株価が下落する
    5. PBRが1倍を下回る

     

    ちょっとイメージが湧きにくいので、具体例を挙げるとすると、

    現在ではデジカメが主流となりカメラ用のフィルムなんて見かけることが無くなりましたが、もしも『富士フィルムホールディングス(4901)』が現在のような医療機器や医薬品の分野へ転換せずに、ず~っとカメラのフィルムだけを作り続けるような事をしていたなら成長性が見込めないと判断されPBRが1倍を下回っていたかもしれません。

    ※2018/01/19時点で確認したところ、富士フィルムホールディングスのPBRは0.98倍でしたがあくまで例として用いただけであり数値との関連性を裏付けるものではありません、PBRが下落する要因は他の場面に見られる可能性もあります。詳しくはご自身でご確認くださいませ。

    他にも要因は考えられるので、実際にはPBRが1倍より下でも問題ないケースも存在します。

    単純に指標の数値だけで判断せず、なぜそのような数値になっているのか?までさかのぼって判断いただきたいと思います。

     

    まとめ

    今回は、[keikou]PBR Price Book-value Ratio[/keikou](株価純資産倍率)についてお伝えしましたが、

     

    判断することは、PBRの値が1倍に限りなく近ければ、その株はお買い得である可能性が高いという事です。

     

    ただし、例外も存在するので1倍に近くても単純に投資家から[keikou]成長の見込みがない[/keikou]と判断されている場合もあるので注意が必要です。とくに1倍を下回っているような場合は企業についてよく調べたほうがいいですね♪

     

    ですが、事実としてはPBRの値が1倍を下回っている企業というのは、たまに見かけるのも事実です。良く調べたうえで問題がないのであればそれは掘り出し物の株であるかもしれません。

     

    何度もお伝えしていますが、投資は儲かる株を買うから儲かるのではなく、リスクの無い株を買うから利益が出るのです。

    単純に、指標で判断するのではなく指標として現れる要因まで考えて丁寧な投資を行ってきましょう。

    利益は出すものではなく、あとから付いてくるものです。

    最後までお読みいただきありがとうございました。



     

  • 【株価指標】BPS(一株当たり株主資本)の意味と活用の仕方について

    【株価指標】BPS(一株当たり株主資本)の意味と活用の仕方について




    どうも!!いなり寿司にしょうゆをつけるのは変だと言われてショックを受けている、いなり寿司にもしょうゆを付ける派の『らしらん』(rasiran)です。

     

    塩キャラメルのように、いなり揚げの甘味の中に、しょうゆのしょっぱさが絶妙だと説明したのですが、一人も理解者は現れませんでした。

     

    それでは気を取り直して、本日は[keikou]BPS[/keikou]の解説にまいりましょう。

     

    BPSを用いて何を判断するのか?

    まずは、BPSの指標を用いて何を判断すればいいのかについてみていきましょう。

     

    以前に出てきたPERは企業の利益を生み出す力だったのに対し、今回のBPSは企業が現在持っている資産の量を表した指標です。

     

    よって、BPSの指標で判断するのは、[keikou]企業の安定性[/keikou]です。

    BPSとは、Book-value Per Shareの略で『一株あたり純資産』の事を言います。資料によっては一株純資産としたり、一株あたり株主資本と呼ばれることがありますが同じ意味です。

     

    計算式は、[keikou]純資産÷発行済み株式数[/keikou]で求める事ができます。

     

    企業の純資産とは資産総額から負債総額を引いた残りなのですが、イメージしにくいと思うので純資産は以下のようにイメージしてください。

     

    [keikou]純資産[/keikou]とは、解散価値とも言われるように、仮に企業が倒産した場合[keikou]

    • 仕入れ先企業への仕入れ代金や、従業員への給料の支払いを行った残り[/keikou]の現金
    • 企業の土地や建物、社用車、デスクのパソコンや機械など売り払って現金化できるものを全て売り払って現金化した時の金額

    これら、会社にあるものを全て現金化して払うべき費用を払った後の金額の事です。

    ※厳密に言うと少し違いますが、投資は実践なのでテストで正しく答えられることよりも、活用できるイメージを持つことが大切です。詳しく知りたい方はバランスシートの読み方について検索すると良い資料が見つかると思います♪

     

    BPS(一株当たり純資産)=会社にあるものを全て現金化した金額÷発行済み株式数ですから、BPSとは会社が倒産してしまった場合に一株あたり、いくら回収する権利があるのか?を表したものとも言えるでしょう。

     

    BPSから株価の底値を予想できる

    以前からお伝えしていますが、株式投資なんてものは[keikou]不確かなものに確からしい理由をつけていく作業[/keikou]でしかないので、リスクに対してはシビアに、そして最悪の場合どうなるのかを想定しておく必要があります。

     

    株式投資での最大のリスクは企業が倒産してしまった時なので、その時の企業の価値を発行済み株式数で割ったBPSに示される金額が[keikou]株価の予想される底値[/keikou]であると言えます。

     

    一言で言うならば、BPSのよりも株価が値下がりする可能性はほぼないという事です。

    ※BPSは過去の値を示すものなので当期に大きな負債を抱えた場合など例外も存在します。

     

    まとめ

    今回はBPS(一株当たり純資産)についてお伝えしましたが、BPSで判断出来るのは、[keikou]企業の安定性[/keikou]です。

     

    BPSは、一株当たり純資産と呼ばれるように、計算式は[keikou]純資産÷発行済み株式数[/keikou]で求めることができます。

     

    私がこの指標で判断するのは、企業の安定性というポジティブな面とともに、投資のリスクである株価が下落した場合のおおよその値を判断するために用いています。

     

    四季報では現時点のBPSしか記載がありませんが、過去の推移にさかのぼって確認しておきたい指標です。

    P.S. 株価指標について私の記事を参考にして頂くのは非常にうれしいことなのですが、貴重な時間をいただくことになります。

    もしよろしければ、以下のような四季報の活用法をまとめた書籍を手元にお持ちいただけると効率的な銘柄選びに役立つと思います。

    実際に私も読んだのですが、わかりやすい表現が使われていて[keikou]投資に手を出した初期[/keikou]に読むにはとても適していると感じました。よろしければ参考にしてみて下さい。

    最後までお読みいただきありがとうございました。



  • 【株価指標】売上高の活用の仕方と利益との関係について

    【株価指標】売上高の活用の仕方と利益との関係について




    どうも!!業務スーパーに行ったときに、

    『コレ、絶対あそこの飲食店で出してる食材やん!!こんなに安い食材があんなに高くなるんやぁ~』

    とかブツブツ言いながら、飲食店のメニューの原価を想像するのが趣味の『らしらん』(rasiran)です。

     

     

    さて、好評の株価指標を丁寧に解説するコーナーですが、今回は『売上高』についてお伝えしようと思います。

    前回までの記事は下記からご覧いただけます。

    【株価指標】PER(株価収益率)のわかりやすい説明と使い方

    【株価指標】配当利回りの意味と活用の方法についての解説

    【株価指標】EPSの意味と活用法についての解説

    何となく理解していそうな[keikou]売上高[/keikou]ですが、ちゃんとした意味を知ったうえで指標見ると理解度が違ってきますので今回もみていきたいと思います。

    それではまいりましょう。

     

    売上高から何を判断するのか?

    売上高は、単体での数字よりも過去から現在までの推移を見て、順調に[keikou]右肩上がりで増えている[/keikou]のかをまずは確認します。

     

    売上高を計算式に落とし込むと、[keikou]単価×販売した個数[/keikou]で表すことができるので、

     

    この計算式から、単価の高いものを販売するか、販売した個数が多い。またはその両方が組み合わさることで売上高は上昇することになります。

     

    要は、[keikou]売上高=企業に入ってくるお金はいくらなのか?[/keikou]という事です。

     

    順調に売上高を伸ばしていれば、[keikou]値下げ販売[/keikou]や、客離れによる[keikou]販売個数の減少[/keikou]の可能性は低いと考えられます。

     

    そもそもの企業に入ってくるお金である売上高が少なければ、いくら企業が利益を増やす為に企業努力でコストカットを試みても限界があるのでまずは売上高を順調に伸ばしているかを確認します

     

    売上高と利益は違う

    売り上げと利益は同じように感じるかもしれませんが、実際には違うものですので理解しておく必要があります。

     

    売上高とは、企業に入ってくるお金はいくらなのか?だとお伝えしましたが、

    利益とは、売上高から、[keikou]原価や人件費や光熱費などのコスト[/keikou]を差し引いたあと手元に残る利益の事です。

     

    数式にすると、売上高-コスト(商品原価や人件費など)=利益ですね♪

     

    このようにお伝えすると、効率よく利益を残している優良企業とは、コストをほとんどかけていなくて、[keikou]売上高と利益が限りなく、イコール(=)に近い[/keikou]ほうが優良な企業ではないのか?と考える人もいるのですが、少し注意が必要です。

     

    なぜなら、仮に売上高が落ち込んで、利益がゼロに近づいたような場面を想定した場合、

    • コストをほとんどかけていない企業は、企業努力でコストをカットしても、そもそものかけていたコストが小さいので、それほど利益を増やすことが出来ない
    • 今まで大きくコストをかけていた企業は、企業努力でコストカットを行う事で大きくコストをかけていた分の利益を確保できる可能性が高い

    と言うことも出来るからです。

     

    効率の観点から、コストを小さく利益を上げている企業は優れていますが、[keikou]万が一の際回復する余地はコストをかけながら利益を上げている企業のほうが強い[/keikou]場合もあると頭の片隅に置いておいていただきたいと思います。

     

    そして、その前に、出ていくお金のコストを努力でどうにかするよりも、[keikou]入ってくるお金の売上高[/keikou]が企業の規模に対して大きい方が、企業の万が一の際に[keikou]どうにかなる可能性[/keikou]が高いと言えます。

     

    企業が存続するためには利益が重要ですが[keikou]株の銘柄選びの視点で考えると、私は利益よりも売上高の方が重要で、なおかつ売上高が右肩上がりに推移している株[/keikou]を選ぶ必要があると考えています。

     

    まとめ

    今回は、[keikou]売上高[/keikou]で何を判断するのかについてお伝えしましたが、シンプルに言うなら企業が右肩上がりに売上高を伸ばしていればOK!!くらいに覚えていただければいいと思います。

     

    売上高の[keikou]計算式は、単価×個数[/keikou]で求められるので、売上高を順調に伸ばしている企業というのは、価格競争に巻き込まれない独自の商品やブランド力、または継続的な顧客の支持を得られている可能性が高いと考えることができます。

    ※この段階では可能性を知ることができるだけなので、さらなる裏づけを探る必要があります。

     

    今後、売上高に続いて利益について考える必要が出てくるのですが、

    [keikou]売上高-コスト(商品の原価や人件費など)=利益[/keikou]なので、いくらコストを企業努力で小さくしたところで売上高が少なければ利益に与える影響は小さい!!

    というわけで、売上高は非常に重要な株価指標であるという事です。

     

    株式銘柄の選択において、機械的な判断は時間の節約に有効ですが企業への深い理解や、判断の誤りがどうしても多くなると私は考えています。

    少し大変だとは思いますが、一つづつ丁寧に株価指標を活用することで、リスクを小さく損失を出さない投資を行っていきましょう。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

     

    P.S. 株価指標について私の記事を参考にして頂くのは非常にうれしいことなのですが、貴重な時間をいただくことになります。

    もしよろしければ、以下のような四季報の活用法をまとめた書籍を手元にお持ちいただけると効率的な銘柄選びに役立つと思います。

    実際に私も読んだのですが、わかりやすい表現が使われていて[keikou]投資に手を出した初期[/keikou]に読むにはとても適していると感じました。よろしければ参考にしてみて下さい。



  • 【株価指標】EPSの意味と活用法についての解説

    【株価指標】EPSの意味と活用法についての解説




    どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

    本日はたくさんある株価指標の中の[keikou]『EPS』[/keikou]について解説しようと思います。

    それでは、さっそく本題に参りましょう♪

     

    EPSで何を判断するのか?

    EPSは、(Earning Per Sheare)の略で、一株当たり純利益の事です。

     

    EPSで何を判断するのかというと、

    • 過去から現在のEPSの推移をみて、[keikou]長期的に収益率の高い経営[/keikou]をしているのか?
    • この銘柄の[keikou]適正な株価[/keikou]はいくらなのか?

    上記の2点を判断しています。少しわかりづらいので解説しようと思います。

     

    長期的に収益率の高い経営をしているか?

    これは、単純にEPSの推移をみて[keikou]EPS(一株当たり純利益)が右肩上がり[/keikou]に上昇していれば収益率の高い経営をしていると判断します。

     

    この株式銘柄の適正な株価はいくらなのか?

    以前の記事で [keikou]株価=PER(株価収益率)×EPS(一株当たり利益)[/keikou] だとお伝えしましたが、

     

    少しおさらいで、日経平均主要銘柄の平均のPERが14倍程度であることから、PERが10~15倍程度であれば株価が割安であると判断されるとお伝えしました。

     

    よって、

     

    [keikou]適正な株価=EPS(一株当たり純利益)×適正なPER(10~15倍)[/keikou]で求めることができます。

     

    例えば、[keikou]EPS(一株益)が100円[/keikou]の銘柄だと、その10~15倍の1000~1500円あたりが適正な株価である可能性が高いと判断できます。

     

    これをもとに、EPSが100円の場合、株価が1000円以下なら割安。1500円を超えると高いと判断できます。

     

    具体的には、株を保有している状況で、

    • 株価が1000円まで下落したなら、市場から株価が割安だと判断されるので買いの注文が集まり、株価が上昇に転換する可能性がある。
    • 株価が1500円まで上昇したなら、市場から株価が割高だと判断され、売却される株が増え、株価が下落に転換する可能性がある。

    あくまで可能性でしかないのですが、だいたい、株価のいくら位が[keikou]株価の変動するポイント[/keikou]になるのかな?といった目安を付ける際に私は利用しています。

     

    EPSは数値よりも推移をみる

    今までお伝えしてきたPERは、15倍程度なら適正。配当利回りは2%を超えるとやや多いかな?といったように数値である程度判断してきましたが、EPSは単体の数値ではなく、過去のEPSの推移をみて企業が収益率の高い経営をしているかを判断します。

     

    まずは、EPSの値が順調に伸びていて投資を行うに値する経営が出来ていると判断出来たあとに、[keikou]EPS×15倍[/keikou]よりも株価が安いなら購入を検討します。

     

    EPS×10倍を切っているような場合、割安だと判断して飛びつきたくなりますが、[keikou]極端に割安な場合は企業の経営自体に問題がある可能性[/keikou]もあるので、他の指標と総合して判断してください。

     

    EPSとは何なのか?

    EPS(一株当たり純利益)とは、読んで字のごとく1株あたり、いくらの利益を会社が上げているかを示す指標です。

     

    EPS(一株益)とは、株価をPERで割ることでも求められますが、[keikou]当期純利益÷発行済み株式数[/keikou]でも求めることができます。

     

    数式の特性上、当期純利益が増えるか、発行済み株式数が減ることでEPS(一株当たり純利益)は増えます。

    [keikou]当期純利益[/keikou]は、企業が一年間で稼いだお金、[keikou]発行済み株式数[/keikou]は、企業が発行している株式証券が何株分あるかを表す数字です。

     

    発行済み株式数を増やせば、企業に集まるお金は増えるかもしれませんが、投資家の一株あたり純利益は下がる。

    すなわち、株としての価値が下がるので、株価も下がる可能性があるということです。

     

    企業の中には定期的に株の価値を下げない為にも、[keikou]自社株買い[/keikou](発行済み株式数を減らす行為)を行っているところがあって、そのような企業は投資家から優良企業として認識されています。

    まとめ

    今回は株価指標のEPSについてお伝えしましたが、EPSを使って判断するべきポイントは、

    まず、企業のEPSの推移を確認して[keikou]順調にEPS(一株益)を増やして[/keikou]来れているかどうかです。

     

    順調に利益を伸ばしてこれていると判断したなら、次は[keikou]どこまで株価は上がる可能性があるだろうか?[/keikou](または下がる可能性があるか?)に注目していきましょう。

     

    EPSは非常に重要な株価指標の一つではありますが、EPSの指標のみで企業の状況を判断できるものではありません。他の指標と組み合わせることで、より精度の高い銘柄選びを行っていきましょう。

    最後までお読みいただきありがとうございました。


  • 【株価指標】配当利回りの意味と活用の方法についての解説

    【株価指標】配当利回りの意味と活用の方法についての解説



    どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

    知識として株価指標の意味はネットを開けば簡単に調べることは出来ますが、いざ実際に銘柄選択をしようとすると判断ポイントや考える事、注意点などに迷ってしまって知識はあるはずなのに活用が出来ないという事は無いでしょうか?

    そこで今回は、前回のPERに引き続いて配当利回りについて解説しようと思います。

     

    それでは前置きはこのくらいで、今回は[keikou]配当利回り[/keikou]をどのように活用すればリスクの小さい株が選べるのか?について解説していこうと思います。

     

    配当利回りとは何なのか?

    配当利回りとは、株価に対して一年で何%の配当を行っているかを表す指標です。

     

    計算式で言うと、[keikou]1株当たりの年間の配当金÷1株の株価×100[/keikou]なのですが、わかりづらいので具体的な数字を当てはめてみましょう。

     

    仮に1年間でもらえる配当金が1株あたり[keikou]10円[/keikou]で、一株の株価が[keikou]500円[/keikou]だとすると、配当利回りは[keikou]2%[/keikou]となります。

     

    イメージとしては銀行にお金を預ける時に確認する『金利』を思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。

     

    配当利回りを見て何が判断できるのか?

    配当利回りが高ければ投資家からの人気が集まりやすい

    株価が上がるか下がるかなんて正直なところ誰にもわかりませんが、配当は企業によっぽどのことがなければ、ほぼ高い確率で支払われます。

    投資家から見て、[keikou]株を保有するだけでもらえる[/keikou]配当の金額が高いことはうれしいことです。

    よって、投資家の人気が集まりやすいという事は、株価も下がりにくくなる傾向にあると言えます。

     

    配当利回りが高いと長期保有されやすい

     

    仮に株価が1株1000円で、配当利回りが2%。一株配当が20円の株を保有していたとしましょう。

    株価下落の場合

    もしも、現在支払われている20円の配当が今後も変わらずに得られるとすると、万が一株価が半額の500円になってしまったとしても、理屈上は25年間株を保有し続ければ損失はゼロにすることができます。

     

    配当が高ければ、[keikou]株価の損失が株の長期保有によってカバーできる[/keikou]という事ですね。

     

    株価上昇の場合

    反対に、株価が上昇した場合でも、株を売却しない限りは手元に利益が発生しませんから、投資家は株価が上昇するとある程度のところで利益を確定するために株を売却しようとします。

     

    ですが、配当の額が大きければ、

    『今急いで株を売却して利益を確定せんでも、ゆっくり配当をもらいながら、もうチョイ株価が値上がりするまで持ってたらえぇんちゃう???』と、投資家は考えて株を長期保有してくれる可能性が高まります(笑)

     

    長期保有する人が多くなるとどういうことかというと、株価の小さな変動が少なくなる可能性が高いという事です。

    株価の小さな変動で一喜一憂することなく保有できるとメンタル面でも安心ですね。

     

    配当の権利確定日を境に株価が大きく変動することがある

    配当の権利確定日というとイメージしにくいかもしれませんが、自動車税は聞いたことがあると思います。

     

    自動車税は[keikou]4月1日時点での自動車の所有者[/keikou]に納税の義務が発生して、5月10日前後に納税のための納付書が送られてくる仕組みです。

     

    配当もこれと似ていて、配当の[keikou]権利確定日に株を保有している人[/keikou]に対して配当の支払いが発生します。

     

    配当は、権利確定日までの株の保有期間は関係なく、権利確定日に株を持っているのか持っていないのか?で配当されるかが判断されます。

    よって、投資家の中には『権利確定日だけ株を持っといて、配当が手に入ればすぐに株を売ればえぇんちゃう???』と考える人も出てきます。

     

    よって、権利確定日の直前には株価が上がり、権利確定後には株価が下がることがあります。

     

    配当利回りが高いからといって安心はできない

    配当利回りが高いと魅力的ですよね?なんせ株を保有しているだけでお金が入ってくるのですからありがたいものです。

    ですが、配当利回りが高いからと言って安心だという訳ではないのです。

     

    そもそも配当とは何なのか?というと、企業が[keikou]儲けたお金の中から投資家に対して支払うお金[/keikou]のことですが、企業によっては、[keikou]儲けていないのにお金をやりくりして投資家に支払って[/keikou]いるところがあります。

     

    その判定には、配当性向という指標を使います。

     

    配当性向は、当期準利益(その期の企業が稼いだお金から税金を引いた額)の中から、何%を配当として投資家に支払っているのかを表した指標です。

     

    ここでは、配当性向が100%を超えていると、無理をして投資家に配当を支払っているのでマズイ可能性があると覚えておきましょう。

    厳密には、以下の事も考えられるので慎重に判断しましょう♪

    1. 当期純利益が限定的な理由で下がったけれど、来期には回復する見込みがあるので、投資家を大切にしたいとの思いから、前年までの利益の貯蓄分を切り崩した。
    2. 企業に今まで貯蓄したお金が余っているので、前年までの利益を上乗せして投資家に分配した。
    3. 何らかの意図があり、株価を引き上げる目的で前年までの利益を切り崩した。

     

    配当利回りの指標を見てどのように活用すればいいのか?

    あくまで私がどのように活用しているかをお伝えすると、私としては配当利回りはそれほど重要視していません。

     

    活用というよりも、その企業の株に対して配当利回りが高い、または低いことによって他の投資家はどのような判断をするだろうか?

    その判断によって株価はどのように変化するだろうか?という予想を立てる為の材料の一つにする程度です。

     

    前回のPERが企業の内情を表すのであれば、配当利回りは企業の外の投資家に影響を与えるものといった解釈を私はしています。

     

    まとめ

    今回の配当利回りについてまとめると、

    配当利回りは、銀行で言うならば金利に相当するものです。

     

    計算式は、[keikou]一株配当÷一株株価[/keikou]で株価が下落している際にも高く見えることがあるので注意が必要です。

    配当利回りが高いと、株価が下落しにくく、安定しやすいですが、配当の権利確定日を境に株価が変動することがあるので注意が必要です。

     

    配当利回りが高ければ良い企業であると判断したくなりますが、当期の企業の儲け以上に過去の利益を切り崩して配当を支払っている企業もあるので冷静な判断が必要です。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。


  • 【株価指標】PER(株価収益率)のわかりやすい説明と使い方

    【株価指標】PER(株価収益率)のわかりやすい説明と使い方



    どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

     

    今回は株価指標の『PER』について解説しようと思います。それでは早速本題にまいりましょう。

     

    投資銘柄の選択の全体の流れを解説した記事はコチラ

     

    PERで何を判断するの?

    PERとは、(Price Earning Retio)の略で、日本語で言うと株価収益率の事です。

     

    この指標で何を判断するのかというと、株価が割安か割高であるのかを判断します。

    おおよそですが、日経平均に登録されている企業のPERの平均は14%と言われることから、PERが[keikou]15倍以内なら株価として適正[/keikou]な株価であると判断します。

    ※例外も存在するので詳しくはもう少し読み進めて下さい。

     

    PERだけを過信した取引は失敗のもと

    PERを求めるための計算式は、

    [keikou]PER=株価÷EPS(一株当たり利益 Earning Per Shereの略)[/keikou]ですから、単純に株価が下がる。もしくはEPSが高くなれば、PERも下がります。どういうことかと言うと、

    • 企業が市場から価値がないと判断されて株価を下げた場合でもPERで判断する分には『お買い得!!』と出てしまう。
    • EPSは利益の種類にかかわらず全ての利益を盛り込んで導き出した指標なので、その企業の主となる営業活動以外の、例えば土地を売却して利益が出た場合でも『企業に対する利益』に含まれるので、本業が思わしくなくても利益さえ出していればPERの数値を引き下げることがあります。

    単純にPERの倍率が低いからお得だ!!と判断してしまうのは危険であるという事です。

     

    PERの活用のしかた

    活用の方法としては、投資銘柄の選択において、PERを基準に投資銘柄を[keikou]絞り込む[/keikou]といった活用の仕方をするには有効です。

    そして銘柄を絞り込んだ後が重要で、なぜPERの倍率が低い値になっているのかを自分で判断する必要があります。

     

    そこでの注意点は、先ほどお伝えしたように、

    • 株価そのものが下落しているのではないのか?
    • メインの事業ではなく、土地の売却などイレギュラーな要因で利益を出しただけではないのか?

    といったところに注目する必要があります。

    重要なのはPERの数値ではなく、PERがなぜ今の倍率になっているかの[keikou]理由[/keikou]を知るという事です。

     

    PERとは何なのか?

    私たちの身近なもので考えるために、[keikou]初期費用[/keikou]と[keikou]回収までの期間[/keikou]の2点に注目して考えてみましょう。

     

    例えば、家庭での光熱費をガスから電気に切り替えることで家庭の光熱費を抑えませんか?などといった、

     

    初期費用が50万円の[keikou]オール電化のプラン[/keikou]があるとします。

    そして、オール電化にすることで年間の電気代を5万円節約できるとしましょう。

     

    すると、初期費用50万円÷年間の節約5万円=10年で元がとれる!!となりますよね?

     

    株価とPERの関係もとても良く似ていて、

    株価 1000円÷EPS(一株当たり利益) 100円 = 10年で現在の株価分の利益を上げることができるという事です。

     

    何年で株価の元が取れるのかと考えていただくとイメージしやすいと思います。

     

    PERが100倍を超える銘柄も存在する

    先ほどの、株価を何年で回収することができるのか?で考えるとPERが100倍を超えるということは、現在の株価分の利益を上げようとすると[keikou]100年以上かかる[/keikou]という事です。

     

    ちょっと現実的な数値とは、かけ離れていますよね?

    なぜこのような事が起こるかというと、本来の企業が利益を稼ぎ出す能力よりも、投資家の[keikou]期待[/keikou]の方が高まっている状態だからです。

     

    投資家の期待が集まるという事は、優れた企業である可能性はもちろん高いのですが、株価を上昇させている要因はあくまで投資家の期待です。

     

    企業が[keikou]優れていることは、数値化して裏付けが取れます[/keikou]が、投資家の[keikou]期待は気まぐれ[/keikou]なもので何かに裏付けられたものではありません。

     

    よって、あまりにもPERが高い企業は株価の値崩れの可能性にも注意しておいた方がいいと思います。

     

    まとめ

    今回お伝えしたことをまとめると、

    PERは、株価がお買い得か、そうでないのか?を判断するための指標である。

     

    計算式は、PER=株価÷EPS(一株当たり利益)なので、

    • 株価が単純に下落しているだけのケース
    • 本来の事業以外の利益が大きかった

    上記の2点の要因でもPERの倍率は低くなり、一見お得な株の様に見えることがあるので注意が必要だという事をお伝えしました。

     

    意味合いとしては、現在の株価の元を取るには、何年かかるだろうか?を表すものであると理解していただければ十分だと思います。

     

    使い方としては、PERの数値だけで株価がお得であると判断せずに、が15倍以下であればお得である可能性が高いので

    1. PERが15倍以下であれば、お得である可能性が高いと判断する
    2. ただし、[keikou]例外[/keikou]も存在するので、本当にお得かは他の指標も活用して慎重に判断する

    この流れで確認していただきたいと思います。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    投資銘柄選択の全体の流れを解説した記事はコチラ