2017/12/26

PER(株価収益率)のわかりやすい説明と使い方

 

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どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

 

今回は株価指標の『PER』について解説しようと思います。それでは早速本題にまいりましょう。

 

投資銘柄の選択の全体の流れを解説した記事はコチラ

 

PERで何を判断するの?

PERとは、(Price Earning Retio)の略で、日本語で言うと株価収益率の事です。

 

この指標で何を判断するのかというと、株価が割安か割高であるのかを判断します。

おおよそですが、日経平均に登録されている企業のPERの平均は14%と言われることから、PERが15倍以内なら株価として適正な株価であると判断します。

※例外も存在するので詳しくはもう少し読み進めて下さい。

 

PERだけを過信した取引は失敗のもと

PERを求めるための計算式は、

PER=株価÷EPS(一株当たり利益 Earning Per Shereの略)ですから、単純に株価が下がる。もしくはEPSが高くなれば、PERも下がります。どういうことかと言うと、

  • 企業が市場から価値がないと判断されて株価を下げた場合でもPERで判断する分には『お買い得!!』と出てしまう。
  • EPSも利益であれば含まれるので、その企業の主となる営業活動以外の、例えば土地を売却して利益が出た場合でも『企業に対する利益』に含まれるので、本業が思わしくなくても利益さえ出していればPERの数値を引き下げることがあります。

単純にPERの倍率が低いからお得だ!!と判断してしまうのは危険であるという事です。

 

PERの活用のしかた

活用の方法としては、投資銘柄の選択において、PERを基準に投資銘柄を絞り込むといった活用の仕方をするには有効です。

そして銘柄を絞り込んだ後が重要で、なぜPERの倍率が低い値になっているのかを自分で判断する必要があります。

 

そこでの注意点は、先ほどお伝えしたように、

  • 株価そのものが下落しているのではないのか?
  • メインの事業ではなく、土地の売却などイレギュラーな要因で利益を出しただけではないのか?

といったところに注目する必要があります。

重要なのはPERの数値ではなく、PERがなぜ今の倍率になっているかの理由を知るという事です。

 

PERとは何なのか?

私たちの身近なもので考えるために、初期費用回収までの期間の2点に注目して考えてみましょう。

 

例えば、家庭での光熱費をガスから電気に切り替えることで家庭の光熱費を抑えませんか?などといった、

 

初期費用が50万円オール電化のプランがあるとします。

そして、オール電化にすることで年間の電気代を5万円節約できるとしましょう。

 

すると、初期費用50万円÷年間の節約5万円=10年で元がとれる!!となりますよね?

 

株価とPERの関係もとても良く似ていて、

株価 1000円÷EPS(一株当たり利益) 100円 = 10年で現在の株価分の利益を上げることができるという事です。

 

何年で株価の元が取れるのかと考えていただくとイメージしやすいと思います。

 

PERが100倍を超える銘柄も存在する

先ほどの、株価を何年で回収することができるのか?で考えるとPERが100倍を超えるということは、現在の株価分の利益を上げようとすると100年以上かかるという事です。

 

ちょっと現実的な数値とは、かけ離れていますよね?

なぜこのような事が起こるかというと、本来の企業が利益を稼ぎ出す能力よりも、投資家の期待の方が高まっている状態だからです。

 

投資家の期待が集まるという事は、優れた企業である可能性はもちろん高いのですが、株価を上昇させている要因はあくまで投資家の期待です。

 

企業が優れていることは、数値化して裏付けが取れますが、投資家の期待は気まぐれなもので何かに裏付けられたものではありません。

 

よって、あまりにもPERが高い企業は株価の値崩れの可能性にも注意しておいた方がいいと思います。

 

まとめ

今回お伝えしたことをまとめると、

PERは、株価がお買い得か、そうでないのか?を判断するための指標である。

 

計算式は、PER=株価÷EPS(一株当たり利益)なので、

  • 株価が単純に下落しているだけのケース
  • 本来の事業以外の利益が大きかった

上記の2点の要因でもPERの倍率は低くなり、一見お得な株の様に見えることがあるので注意が必要だという事をお伝えしました。

 

意味合いとしては、現在の株価の元を取るには、何年かかるだろうか?を表すものであると理解していただければ十分だと思います。

 

使い方としては、PERの数値だけで株価がお得であると判断せずに、が15倍以下であればお得である可能性が高いので

  1. PERが15倍以下であれば、お得である可能性が高いと判断する
  2. ただし、例外も存在するので、本当にお得かは他の指標も活用して慎重に判断する

この流れで確認していただきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

投資銘柄選択の全体の流れを解説した記事はコチラ




 

 

 

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