【株価指標】配当利回りの意味と活用の方法についての解説

 
 
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どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

知識として株価指標の意味はネットを開けば簡単に調べることは出来ますが、いざ実際に銘柄選択をしようとすると判断ポイントや考える事、注意点などに迷ってしまって知識はあるはずなのに活用が出来ないという事は無いでしょうか?

そこで今回は、前回のPERに引き続いて配当利回りについて解説しようと思います。

 

それでは前置きはこのくらいで、今回は配当利回りをどのように活用すればリスクの小さい株が選べるのか?について解説していこうと思います。

 

配当利回りとは何なのか?

配当利回りとは、株価に対して一年で何%の配当を行っているかを表す指標です。

 

計算式で言うと、1株当たりの年間の配当金÷1株の株価×100なのですが、わかりづらいので具体的な数字を当てはめてみましょう。

 

仮に1年間でもらえる配当金が1株あたり10円で、一株の株価が500円だとすると、配当利回りは2%となります。

 

イメージとしては銀行にお金を預ける時に確認する『金利』を思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。

 

配当利回りを見て何が判断できるのか?

配当利回りが高ければ投資家からの人気が集まりやすい

株価が上がるか下がるかなんて正直なところ誰にもわかりませんが、配当は企業によっぽどのことがなければ、ほぼ高い確率で支払われます。

投資家から見て、株を保有するだけでもらえる配当の金額が高いことはうれしいことです。

よって、投資家の人気が集まりやすいという事は、株価も下がりにくくなる傾向にあると言えます。

 

配当利回りが高いと長期保有されやすい

 

仮に株価が1株1000円で、配当利回りが2%。一株配当が20円の株を保有していたとしましょう。

株価下落の場合

もしも、現在支払われている20円の配当が今後も変わらずに得られるとすると、万が一株価が半額の500円になってしまったとしても、理屈上は25年間株を保有し続ければ損失はゼロにすることができます。

 

配当が高ければ、株価の損失が株の長期保有によってカバーできるという事ですね。

 

株価上昇の場合

反対に、株価が上昇した場合でも、株を売却しない限りは手元に利益が発生しませんから、投資家は株価が上昇するとある程度のところで利益を確定するために株を売却しようとします。

 

ですが、配当の額が大きければ、

『今急いで株を売却して利益を確定せんでも、ゆっくり配当をもらいながら、もうチョイ株価が値上がりするまで持ってたらえぇんちゃう???』と、投資家は考えて株を長期保有してくれる可能性が高まります(笑)

 

長期保有する人が多くなるとどういうことかというと、株価の小さな変動が少なくなる可能性が高いという事です。

株価の小さな変動で一喜一憂することなく保有できるとメンタル面でも安心ですね。

 

配当の権利確定日を境に株価が大きく変動することがある

配当の権利確定日というとイメージしにくいかもしれませんが、自動車税は聞いたことがあると思います。

 

自動車税は4月1日時点での自動車の所有者に納税の義務が発生して、5月10日前後に納税のための納付書が送られてくる仕組みです。

 

配当もこれと似ていて、配当の権利確定日に株を保有している人に対して配当の支払いが発生します。

 

配当は、権利確定日までの株の保有期間は関係なく、権利確定日に株を持っているのか持っていないのか?で配当されるかが判断されます。

よって、投資家の中には『権利確定日だけ株を持っといて、配当が手に入ればすぐに株を売ればえぇんちゃう???』と考える人も出てきます。

 

よって、権利確定日の直前には株価が上がり、権利確定後には株価が下がることがあります。

 

配当利回りが高いからといって安心はできない

配当利回りが高いと魅力的ですよね?なんせ株を保有しているだけでお金が入ってくるのですからありがたいものです。

ですが、配当利回りが高いからと言って安心だという訳ではないのです。

 

そもそも配当とは何なのか?というと、企業が儲けたお金の中から投資家に対して支払うお金のことですが、企業によっては、儲けていないのにお金をやりくりして投資家に支払っているところがあります。

 

その判定には、配当性向という指標を使います。

 

配当性向は、当期準利益(その期の企業が稼いだお金から税金を引いた額)の中から、何%を配当として投資家に支払っているのかを表した指標です。

 

ここでは、配当性向が100%を超えていると、無理をして投資家に配当を支払っているのでマズイ可能性があると覚えておきましょう。

厳密には、以下の事も考えられるので慎重に判断しましょう♪

  1. 当期純利益が限定的な理由で下がったけれど、来期には回復する見込みがあるので、投資家を大切にしたいとの思いから、前年までの利益の貯蓄分を切り崩した。
  2. 企業に今まで貯蓄したお金が余っているので、前年までの利益を上乗せして投資家に分配した。
  3. 何らかの意図があり、株価を引き上げる目的で前年までの利益を切り崩した。

 

配当利回りの指標を見てどのように活用すればいいのか?

あくまで私がどのように活用しているかをお伝えすると、私としては配当利回りはそれほど重要視していません。

 

活用というよりも、その企業の株に対して配当利回りが高い、または低いことによって他の投資家はどのような判断をするだろうか?

その判断によって株価はどのように変化するだろうか?という予想を立てる為の材料の一つにする程度です。

 

前回のPERが企業の内情を表すのであれば、配当利回りは企業の外の投資家に影響を与えるものといった解釈を私はしています。

 

まとめ

今回の配当利回りについてまとめると、

配当利回りは、銀行で言うならば金利に相当するものです。

 

計算式は、一株配当÷一株株価で株価が下落している際にも高く見えることがあるので注意が必要です。

配当利回りが高いと、株価が下落しにくく、安定しやすいですが、配当の権利確定日を境に株価が変動することがあるので注意が必要です。

 

配当利回りが高ければ良い企業であると判断したくなりますが、当期の企業の儲け以上に過去の利益を切り崩して配当を支払っている企業もあるので冷静な判断が必要です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


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