カテゴリー: 株式投資

  • コロナウイルスで下落を続ける株価への私が考える2つの対処法

    コロナウイルスで下落を続ける株価への私が考える2つの対処法

    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    2020年3月11日の時点でコロナウイルスについて、パンデミック(世界的流行)の宣言が出されました。

     

    そのあたりの影響もあって[keikou]株価が大きく下落[/keikou]していますが、この株価大暴落とも言える状況でどのような対処をするべきかについてお伝えしようと思います。

     

    最近、私のところに以下のような質問が届きます。

    • 株価は今後どうなるのでしょうか?
    • コロナウイルスは今後さらに拡大するのか?それとも沈静するのですか?
    • マスクが品薄なので、衛生関連の銘柄は今のうちに買っておくべきですか?

     

    これらについても触れておきましょう。

     

    未来は誰にもわからない

    先ほどの私への3つの質問の共通点は[keikou]未来を予想してください[/keikou]ということなので、私は占い師でも特殊能力者でもないことから『わかりません』とお答えすることにしています。

     

    ただ、『がっかりするような答え』でも良いと言ってもらえるならば、以下の様になります。

    決してふざけているわけではなく、詳細は後ほど解説しますのでこのまま読み進めてみてください。

    • 株価は今後どうなるのでしょうか?
      →今が底値ならば上がるでしょうし、底値でないならば下がる可能性があります。
    • コロナウイルスは今後さらに拡大するのか?それとも沈静するのか?
      →沈静化しているというニュースは今のところ見ていないので、今のところは拡大を続けているのだと思います。将来的には抗ウイルス薬の開発などで沈静化するでしょう。
    • マスクが品薄なので、衛生関連の銘柄は今のうちに買っておくべきですか?
      →マスクが大量に売れることで売上高が上昇するから株価も上昇するのではないか。という考えだと思いますが、そもそもの企業の経営が上手くいっているか?将来性はどうなのか?などしっかりとした分析をもとに購入を判断するべきだと思います。また、マスクの大半が中国からの輸入であるように、単価、原材料費、人件費を考えると売上高が株価に影響するほどには利益は出ていないのではないかと私なら判断します。

    申し訳ないほどに当たり前な回答で、おそらく誰が予想してもこの程度のものだと思います。

     

    下落を続ける株価への2つの対処法

    安物の投資雑誌では、

    [keikou]『今のような株価下落の状況を逆手にとって、ピンチをチャンスに儲けよう!!』[/keikou]みたいなキャッチコピーで煽っているのでしょうが、残念なことにそんな[keikou]裏技[/keikou]みたいなものは存在しません。

     

    状況がどうであっても投資の本質や投資手法が変わることはありません。現在の株価下落が続く状況に対する2つの対処法を紹介しようと思います。

     

    当初設定した損切り(ロスカット)の価格で必ず損切りを行う

    [keikou]見切り千両、損切り万両[/keikou]なんて格言にもあるように、手元の資金を守ってくれるのは『損切り』(ロスカット)だけです。

    フィリップ・マグローの著書『史上最強の人生戦略マニュアル』にも

    「現実が間違っている」、「自分が正しいことは自然と証明されるはず」などと考えていても問題がひとりでに解決することは絶対にない

    とあるように問題への対処は自分の手で行う必要があるわけです。

    今までに何度もお伝えしているように投資に感情を持ち込むとろくなことがありません。相場が元に戻ることを期待する気持ちはわかりますが、機械的にロスカットをしてしまいましょう。

     

    株価が本当に下がり切ったら買う

    投資は、株を安いときに買って、高いときに売ることで利益を出すことができます。

     

    理想を言うならば、一番安いときに買って、一番高いときに売ることで利益を最大にすることができるのですが、[keikou]落ちてくるナイフはつかむな[/keikou]と言われるように、あまりにも株価の下がり切ったポイントを狙って買うと、底値だと思ったところから、さらに株価が下落するという場面によく出会います。

     

    難しい言葉に[keikou]プロスペクト理論[/keikou]というのがありますが、要は『負けが込んだ人間は、一発逆転を狙う行動をとる』という行動経済学の言葉です。

     

    2月21日には23000円台だった日経平均も3月13日の時点で17000円を下回るような状況となり、おそらくほとんどの投資家は[keikou]負けが込んだ状況[/keikou]にあると思います。

     

    すると何が起こるのか?というと何か相場が上向くようなきっかけがあって、日経平均が上昇を始めたとたん[keikou]大量の資金が市場に流れ込み[/keikou]ます。

     

    今までの[keikou]損失を取り戻そうとナンピン買い[/keikou]をする人もいるでしょう。

     

    そうなると、株価は瞬間的に急上昇して、それを見た負けが込んだ投資家がさらに投資をするから、さらに株価が急上昇して、、、となるのですが、[keikou]不自然に動いた株価は元に戻ろうとする[/keikou]ので再び急降下を始めます。

     

    何が言いたいのかというと、こういう時こそ『ぐっとこらえて』、株価がワンバウンド、ツーバウンド、、、と上下を繰り返すのを見送って、[keikou]本当の意味での底値といえるところで初めて買う[/keikou]わけです。

     

    一般的には、株価の金額が低いことを底値と言いますが、株価の下落する要素が本当になくなったところを底値ととらえましょうということです。

     

    まとめ

    今回は、コロナウイルスによる株価の暴落への対処法として

    • 損切り(ロスカット)は必ず行う
    • 本当の底値に到達するまで株を購入しない

    といったことについてお伝えしました。言い換えるならば、

    • 出てしまった損失は小さく
    • これから出会うかもしれないリスクも小さく

    とにかく損失を出さないことに集中するということです。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

    p.s.最近はアマゾンでも買えるようになりましたが、パンローリングという出版社から出ている本は質の高い本が多いです。

    サイトの作りは正直、洗練されていませんが以下で紹介されている書籍は、あらゆる投資の状況に対応できる基本となる一冊が多く紹介されているので参考にしてみてください。



  • 投資で利益を出す為に『一番重要なこと』は何か?に対する全力回答

    投資で利益を出す為に『一番重要なこと』は何か?に対する全力回答

    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    『株式投資で利益を出すにはどうすればいいですか?』と質問をいただくのですが、その中でも[keikou]『特に重要な一番重要なことは何ですか?』[/keikou]と聞かれることがあります。

    確かに投資について学校や、社会に出てからも学ぶ機会はほぼありませんから、まず、[keikou]何が大切なのか?[/keikou]について興味を持つことだと思います。

    今回の記事では、株式投資で初心者の方や、利益を出したい人に向けて[keikou]たった一つしか知識をお伝え出来ない[/keikou]ならば、何をお伝えするだろうか?という視点でお伝えしようと思います。



    とにかく無感情でいることが重要

    無感情というより、投資の現場に感情を持ち出さないってことです。

    理由は、[keikou]冷静さをキープできなければ投資の判断を誤りかねない[/keikou]からです。


    例えば、私の場合『口にする言葉』はこうです。

    • 投資している企業の株価が下がったとき[keikou]『あぁ、、』[/keikou]
    • 投資している企業の株価が上がったとき[keikou]『ふ~ん』[/keikou]

    さすがに私も完全なる無感情にはなれませんから、株価が下がったときはリアクションとして出てしまいますが、この場合の[keikou]『あぁ、、』[/keikou]は、

    朝起きたとき、パジャマを前後ろ反対に着ていたことに気づいた時の『あぁ、、』です。

    誰にも見られてへんから、まぁえぇっかの『あぁ、、』であって、街中で洋服を前後ろ反対に着ていた時の『うわぁあぁ、、』とは全くの別物である訳です。

    少しふざけましたが、これくらい[keikou]感情のブレは小さくしておく[/keikou]ということです。

    常に冷静でいるためには全てを想定の範囲内に収める事

    簡単です。

    全ての出来事を想定の範囲内に収めてしまうことができれば、感情は安定します。

    人間の感情がブレるときというのは、想定の範囲外の[keikou]『イレギュラーに出会ったとき』[/keikou]です。

    • 予想以上に利益が出た
    • 予想以上に損失が出た

    というのは、[keikou]予想以上に利益が出た[/keikou]場合はいいんじゃないのか?と感じるかもしれませんが、それは結果オーライの話であって、

    投資判断の視点だと、判断基準を見定めることが出来ていなかったことと同じなので、同じロジック(仕組み)で損失を出す可能性がある未熟な判断だったと言えます。

    投資結果の振り幅を小さくできれば感情のコントロールが簡単になる

    投資結果は、『利益を出すか』、『損失を出すか』の2択しかないのでそれぞれの振り幅を小さく、すなわち[keikou]投資するお金を小さくする[/keikou]って事です。

    よく投資は余剰資金で始めることを推奨されますが、『失ってもダメージの小さな金額』、『利益が出たとしても調子に乗らない金額』に設定するわけです。


    失ってもいい金額の設定

    信用取引などを除いて、通常の株式投資での最大の損失額は、[keikou]自分が投資した金額迄[/keikou]なので、

    仮に、一株500円の株 × 100株 で運用した場合、最大の損失は5万円になります。

    このような計算で最大の損失額を計算して、許容できないなら投資は辞めることも視野に入れるべきです。

    よく、いくらあれば投資が始められますか?と質問されますが[keikou]『いくらのお金を失っても冷静でいられるか?』[/keikou]から逆算して算出してみるといいですね。

    利益が出ても調子に乗らない金額の設定

    先ほどのような計算で、反対に利益が出た場面を想像したときに『アレが買える!!コレが買える!!』なんて想像してしまったなら、

    頭のなかは[keikou]『欲』[/keikou]に支配されています。

    利益が出たときに、『たいした金額じゃないし将来の投資資金として貯めておこう』と思える程度の投資額から始める金額から投資は始めた方がいいと思います。

    手元に軍資金がたくさんあって、それが失っても問題のないお金だったとしても[keikou]『欲』(感情)[/keikou]がでてくる金額であれば、投資金額はもう少し小さな金額で始めるべきだと思います。

    全てを想定の範囲内に収めるには、

    全てを想定(イメージ)できればベストですが、現実的には不可能です。

    ですが、株式投資で起こりうる限りなく全てのことを[keikou]想定する努力[/keikou]は必要です。

    そして、私たちにできる『たった一つの努力』が[keikou]『学習』[/keikou]です。

    学習によって知識が増えると想定できる幅が広がる

    とにかく投資について学習することです。

    そして、雑誌から学習しようとするのは今すぐやめて下さい。

    • 『普通の主婦がお手軽投資で旦那の年収超えちゃった♪』
    • 『サルでも分かる最速でリッチになる裏ワザ!!』
    • 『スタバで一日30分!!ガッポリ儲けて人生逆転』

    みたいな、よく分からないタイトルの雑誌が書店では売られていますが、内容のレベルを英語の参考書で例えるなら、

    [keikou]『英語で話しかけられたなら、とりあえず笑顔で「YES!!」って言えば大丈夫♪』[/keikou]

    っていうのと同じレベルで薄っすい内容です。

    いきなり専門書を読み込むのは難しいので、まずは四季報の読み方について書かれた入門書で、投資についての[keikou]専門用語[/keikou]を学習することから始めるといいと思います。

    私のオススメは株で勝つ! 会社四季報超活用法で、私自身も投資を始める前に少なくとも3回は読み込んでいます。

    自己学習が出来ないなら学校で学ぶ

    以前、ファイナンシャルアカデミーの無料体験に参加して辛口に評価した記事を書いたことがあるのですが、今から思えば投資の学習を始めた初期の段階で利用してもよかったなと思っています。

    理由は、何から学習すればいいのかのカリキュラムがしっかりと組まれているので、[keikou]圧倒的に学習時間を短縮できる[/keikou]からです。

    確かに受講料は高額だとは思いますが、しっかりと基礎を身に付けて投資に取り組めば十分に回収できる程度の価格です。

    勘のいい人なら、ファイナンシャルアカデミーの無料講座に参加するだけでも[keikou]学習の流れ[/keikou]が理解できるので参加してみるといいと思います。

    いきなりの参加に躊躇するのであれば、私の書いた無料講座の辛口評価記事を一度読んでみてください。

    まとめ

    今まで何度も言っていますが、投資で利益を出そうとしなくても、[keikou]ただ、失敗せずに投資をするだけで利益は自然と手元に残ります。[/keikou]

    そして、失敗しないために一番重要なのが、無感情で投資に取り組むこと=投資の現場に感情を持ち出さないってことです。

    感情のブレをなくす為の具体例として、

    • とにかく小さなお金で投資を始める(失ってもよくて、増えても調子に乗らない金額)
    • 学習によって投資の現場で起こる出来事をできるだけ想定できる為の知識を身に付ける

    上記の2点について今回はお伝えしました。

    最後までお読みいただきありがとうございます。

  • カッシーナ・イクスシー【2777】の株価分析と配当や株主優待について

    カッシーナ・イクスシー【2777】の株価分析と配当や株主優待について

    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    本日は『カッシーナ・イクスシー』【2777】の株価分析を行います。

    カッシーナ・イクスシーは、イタリアのカッシーナ社、その他の家具の輸入販売を行い、一部カッシーナ社や海外提携製品のライセンス生産を行っている企業です。

    記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を勧めるものでも安全性を保障するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    また、企業の一般公開情報によって判断を行ったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。

    参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。

    都心部での大型オフィスビル竣工ラッシュ

    都心部での大型ビルの竣工ラッシュにより、オフィス等の法人向け受注が増加し、また富裕層の個人向けの販売が好調です。

    ただし、オフィスビルの竣工についてみると、ラッシュが続くのは2020年までであり、2021年以降の見通しについては、[keikou]現在のペースの3分の1程度[/keikou]に落ち着くものと思われます。

    現に、大型ビルの竣工の影響の少ない、地方の店舗では想定受注ベースの割り込みもみられます。

    現在の売り上げ好調の要因がオフィスビルの竣工ラッシュの影響によるものであれば、2020年以降の販売に影響が見られる可能性があります。


    ザ・コンランショップの買収

    同社は、2014年6月23日にコクヨ株式会社の連結子会社でザ・コンランショップを運営する『LmDインターナショナル株式会社』を買収しています。

    ザ・コンランショップとは、イギリスのインテリアデザイナーである、サー・テンレス・コンランが手掛けるインテリアショップで、自身のデザインした製品を中心に全国から厳選した製品を扱うショップです。

    合併の目的は、これまでの家具の単体の販売から、顧客の求める[keikou]空間をデザインする[/keikou]サービスの提供の為であり、

    従来のコンランショップのなかに、カッシーナ・イクスシーが出店する形態の店舗も展開しています。

    現在、コンランショップの苦戦が見られますが、自社開発商品や、高粗利の家具の販売強化で黒字化しており今後の成長に期待したいところです。

    カッシーナ・イクスシーを収益の視点から分析する

    それでは、現在の株価(2019/07/23終値)[keikou]841円[/keikou]を基準に見ていきましょう。

    一株当たりの利益の割合を表すPER(株価収益率)は7.6倍とかなり割安です。

    EPSは110.7円です。


    EPSを基準にお買い得とされるPERの10~15倍を掛けると、1107~1660.5円です。

    ちなみに[keikou]現在の株価841円[/keikou]とEPSの15倍の差は819.5円です。

    カッシーナ・イクスシーを資産の視点から分析する

    株価がBPS(一株当たり純資産)の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、0.69倍です。

    1.5倍までだと一般的に割安だと言われるなかで、これは違和感を感じるほどの割安です。

    BPS(一株当たり純資産)は1225.15円ですから、お得の範囲内とされる BPS の1.5倍を計算すると、1837.73円となり、現在の株価841円と比較すると資産面からは996.73円割安だと言えます。

    理論上の株価の底値は1225.15円です。

    理屈上は3割引きの価格で株が購入出来てしまう訳ですが、安い物には何かしら理由があるものです。

    よほどに企業の属する業界の成長性や企業そのものの将来に期待が持てないのか?

    あとは、大きなリスクを抱えている場合ですね。同社の有価証券報告書を確認すると、[keikou]『事業等のリスク』[/keikou]の項目にカッシーナ社との関係ユニマットグループとの関係その他について記載があります。

    有価証券報告書に記載されるリスクを読み込む

    簡単に触れておくと、カッシーナ社との関係については、イタリアカッシーナ社が同社の株を11.73%保有している事やライセンス契約の取り決め、

    みなさんが興味を惹かれそうなところだと、[keikou]カッシーナ社に支払うロイヤリティ[/keikou]の算出法として、販売商品の当社規定の定価の40%引き価格の5.8%(一部商品は8.3%)なんて事も記載されています。

    簡単に言うなら、1億円分のカッシーナ社の製品を販売すれば、6000万円に対する5.8%の[keikou]348万円を少なくともカッシーナ社に支払う[/keikou]ってわけです。

    もちろん、これは仕入れ原価とは別の金額です。



    ユニマットグループとの関係についてですが、ユニマットグループは、ユニマットライフで有名なオフィス向けのコーヒー事業や、不動産事業を行う企業集団です。

    同社も、ユニマットグループのグループ会社の一つであり、ユニマットグループおよびその親族から、同社の発行する[keikou]株の53%を保有される[/keikou]関係にあり、カッシーナ・イクスシー代表取締役会長の高橋洋二は、ユニマットグループの会長でもあります。


    とくにどの項目に問題があるという事には触れませんが、ご自身で有価証券報告書の『リスクの欄』に目を通した時に、

    もしも『違和感』を感じたなら[keikou]投資を見送るという判断ができる事[/keikou]が長期投資の視点から私は重要だと考えています。

    カッシーナ・イクスシーの配当や株主優待はどうか?

    配当は、一株当たり30円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は3000円です。

    配当利回りは、3.57%でかなりの高配当です。

    配当性向は、27.3%ですから一般的な水準です。[keikou]配当が高いというよりも株価が安すぎる[/keikou]ことによって相対的に高配当に見えていると言った方が正しいですね。

    株主優待は、おこなっていません。

    カッシーナ・イクスシーの売上高と利益はどうか?

    過去の推移をみても売上高営業利益ともに順調に伸ばしています。

    純利益率は若干の下降気味ではありますが、営業利益率に関しては緩やかに上昇傾向にあります。

    おそらくではありますが、利益率の高い家具の販売が好調であることが影響しているものと思われます。

    カッシーナ・イクスシーの株価を利益率と流動比率から分析する。

    前期(2018/12)のROEは9.3%、ROA4.5%。
    今期予想(2019/12)の ROE は9.2%、 ROA は4.4%と資本をうまく活用できている事が分かります。

    とくに ROE が9%を超えていることは評価できます。

    流動比率は、2.09倍で短期的な支払いにも問題はありません。

    自己資本比率は、48.1%とこちらも安定感のある企業だと言えるでしょう。

    営業キャッシュフロー有利子負債倍率は、3.49倍と目安となる5倍を下回っており十分なキャッシュフローがあると判断できます。

    財務状態は良好です。

    まとめ

    今回は『カッシーナ・イクスシー』の株価分析を行いました。

    株価指標などの数値上は、非常に優れた銘柄であり、財務面からの企業の安定性もすばらしいと感じました。

    しかし、現在の株価を見ると、まったくそれらの指標が反映されているとは思えません。

    以前記事にしましたが、日産自動車についても株価指標の数値が株価に反映されておらず[keikou]違和感[/keikou]を感じるとお伝えしていました。

    残念ながら、私には予知能力も企業の超極秘内部情報を手に入れるようなコネも持っていませんから、たまたまではあるのですが、

    [keikou]記事作成の7か月後、カルロスゴーンは逮捕[/keikou]され株価も大きく下落することとなりました。

    カッシーナ・イクスシーへの投資判断をすると、短期的な投資をするのであれば株価上昇の余地はあるけれど、やはり長期投資の視点からは『見送り』と判断しようと思います。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    ファイナンシャルアカデミーのセミナーに参加した時の辛口評価の記事はコチラ


  • スノーピーク【7816】の株価分析と配当や株主優待について

    スノーピーク【7816】の株価分析と配当や株主優待について

    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    本日は『スノーピーク』【7816】の株価分析を行います。

    スノーピークは、アウトドア及び、ライフスタイル用品の開発・製造・販売を行う企業です。

    本社は新潟県三条市で、『自らもユーザーである』というポリシーのもと製品の開発を行っています。

    また社名のスノーピーク(Snow peak)は、日本語訳では『雪の峰』となり、創業者の山井幸雄がクライマーとして何度も挑戦した谷川岳を由来としています。

    記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を勧めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    また、企業の一般公開情報によって判断を行ったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。

    参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。

    自社工場で製造しているのは焚火台シリーズのみ

    スノーピークは現在、[keikou]約700種類の商品を展開[/keikou]しておりますが、その中で自社工場での製造を行っているのは焚火台 シリーズのみです。

    同社の扱う製品の約半数は金物類であるわけですが、それらの製造は本社所在地の燕三条にある金属加工会社によって製造製造されています。

    この自社で工場を持たずに他社の生産工場に委託するビジネスモデルを[keikou]ファブレス[/keikou](fabless)と呼ぶわけですが、

    メリットとして生産設備などの設備投資が不要である事や、経営資源を企画や、研究開発に集中できることが上げられます。

    日本国内のファブレスメーカーには、キーエンスや身近なところだと無印良品があります。

    例えば無印良品の筆記具をよく見ると、[keikou]いかにも無印良品っぽい、白色や透明をした筆記具[/keikou]だけど、形はどこかで見た事のあるメーカーの筆記具と同じであることに気が付くことがありますよね?

    ファブレスメーカーのZOOMの記事を読む

    スノーピーク保証

    スノーピークの製品には保証書が一切ついてきません。

    これは、同社の製品が長期間にわたって使い込めることを前提に製造されているからであり、また同社には[keikou]製品の長期使用をサポートするための修理やケアサービス[/keikou]が用意されています。

    例えばシェラフ(寝袋)クリーニングサービスは、寝袋を中綿まで丸洗いしてくれるサービスで価格も4000~5000円位で受けることが出来ます。

    また、雨に濡れたテントをぐしゃぐしゃのまま丸めて送れば、乾燥して折りたたんで返送してくれるサービスも3500~7500円で受けることが出来ます。


    そのほか、保証とは違いますがユーザーが製品を新たに買い足した際にも[keikou]今まで使用していた他の製品に溶け込むようなデザイン[/keikou]がされています。

    私の個人的な視点ではありますが、長期間使い続けられる製品を作っている企業は投資対象としてポイントが高いです。

    スノーピークを収益の視点から分析する

    それでは現在の株価(2019/07/18終値)[keikou]1360円[/keikou]を基準にみていきましょう。

    被株あたりの利益の割合を示す、PER(株価収益率)は40.72倍と相当に割高です。

    EPS33.4円です。

    EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を書けると、334~501円です。

    ちなみに[keikou]現在の株価1360円[/keikou]とEPSの15倍の差は、859円です。

    スノーピークを資産の視点から分析する

    株価がBPS(一株当たり純資産)の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、3.29倍です。

    1.5倍までが割安と捉えられることを考えるとこちらも割高です。

    BPS(一株当たり純資産)は412.97円ですから、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると619.46円となり、[keikou]現在の株価1360円[/keikou]と比較すると資産面からは740.54円割高だと言えます。

    理論上の株価の底値は412.97円です。

    スノーピークの配当や株主優待はどうか?

    配当は、一株当たり12.5円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は1250円です。

    配当利回りは、0.92%ですから、PERが40.72倍まで高騰している銘柄にしてはむしろ高すぎるくらいの利回りだと感じます。

    配当性向は40.2%と、一般的な20~30%の値からするとやはり高いですね。

    配当性向というのは、簡単に言うと[keikou]企業が儲けたお金を株主にどれだけ株主に還元しているか?[/keikou]ということなので、配当性向が高ければ配当の多くなる株主は喜びますが、企業側から見れば今後の経営(設備投資や、研究開発)に使えるお金が少なくなることを意味します。

    配当が高くなることで株価が引き上げられる側面もありますが単純に配当が多ければよいとは考えないように注意しておきましょう。

    株主優待は、以下の通りで、自社商品割引券は、100株以上1枚、300株以上2枚、1000株位以上3枚いただけます。

    • 自社限定製品の購入権
    • 自社商品の15%割引券(限度額30万円まで)

    スノーピークの売上高と利益はどうか?

    売上高は順調に増加していますが、営業利益の上昇率が若干鈍化し収益性は悪くなっているようにみえます。

    現時点で特に問題は無いと思われますが、数値が変動する要因については調べておく必要がありそうです。

    スノーピークの株価を利益率と流動比率から分析する

    前期(2018/12)のROEは9.1%、ROAは3.9%。
    今期予想(2019/12)のROEは8.4%、ROAは4.1%。と若干減少していますが、数値としてはかなり良い方です。

    過去の数値を長期的に振り返っても上昇傾向にあります。

    流動比率は、1.38倍と短期的な支払いに問題はないでしょう。

    自己資本比率は48.6%で、倒産の危険がないとされる40%の水準を上回っており安帝していると言えます。

    営業キャッシュフロー有利子負債倍率は、2.93倍と一般的な基準の5倍を下回っており、十分な営業キャッシュフローがあると判断できます。

    まとめ

    今回は『スノーピーク』の株価分析を行いました。

    非常に魅力的な企業ではありますが、株価は高騰し過ぎだと言えます。

    日本のオートキャンプ人口は800万人で、人口比率は7%だそうです。この比率の推移は今後どうなるのか?

    同業他社に対する優位性についても注意深く調べていきたいと思いました。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    ファイナンシャルアカデミーのセミナーに参加した時の辛口評価の記事はコチラ

  • やまみ【2820】の株価分析と配当や株主優待について

    やまみ【2820】の株価分析と配当や株主優待について

    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    本日は『やまみ』【2820】の株価分析を行います。

    やまみは、大豆食品の『総合生産メーカー』であり、
    販売エリアは九州から東海にかけて広範囲をカバーしている企業です。

    本社が広島にある事から中国地方での製品販売量が多く、関西工場稼働にともない近年関西地方での販売量が増加しているようです。

    また、つい最近の2019年6月28日に[keikou]東京証券取引所第一部[/keikou]へ市場変更しています。

    記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を勧めるものでも安全性を保障するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    また、企業の一般公開情報によって判断をおこなったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。

    参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。

    ハウス食品グループと資本業務提携

    2019年5月13日、ハウス食品グループ本社株式会社と、同社は資本業務提携に係る契約を締結し、ハウス食品グループ本社株式会社が、やまみ株式会社の発行済み層数式数の3.5%を取得しています。

    提携の内容の主だったところについては、ハウス食品グループの米国豆腐事業及び大豆製品の開発ノウハウを生かした、やまみ製品による新規付加価値製品の国内展開とあります。

    現状の『やまみ』の販売エリアが中国地方及び関西地方であり、2019年秋ごろの富士山麓工場の稼働にともなう関東地方進出のタイミングである事と、競合他社とのシェア争いが厳しくなる状況で付加価値製品の投入は有効であると言えるでしょう。

    関東への進出

    同社は2019年秋に、静岡県駿東郡小山町の『富士山麓工場』の稼働をきっかけに関東進出を計画しております。

    同社の製造する豆腐は日持ちがしない為、自社工場周辺がそのまま商圏となるわけです。

    ただし、同社の『富士山麓工場』の近辺には、東名高速を使用するルートで約90㎞、時間にして1時間半の神奈川県川崎市川崎区白石町に、[keikou]相模屋食料株式会社[/keikou]の完全子会社である(株)デイリートップ東日本が存在し、商圏の取り合いになる恐れがあります。

    相模屋食料株式会社は、豆腐、厚揚げ及び油揚げを製造する食品メーカーで、有名な製品にはザクとうふがあります。

    相模屋食料株式会社は2019年7月3日[keikou](株)京都タンパク[/keikou](京都府京都市伏見区)の支援要請を受けて100%出資の子会社を設立するほか、すでに関西へのシェア拡大を進めています。

    単純に関東へのシェアが広がるのではなく、競合が存在することは意識すべきです。

    やまみを収益の視点から分析する

    それでは現在の株価(2019/07/17終値)[keikou]2695円[/keikou]を基準に見ていきましょう。

    一株当たりの利益の割合を示す、PER(株価収益率)は27.09倍と割高です。

    EPS99.5円です。

    EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、995~1492.5円です。

    ちなみに、[keikou]現在の株価2695円[/keikou]とEPSの15倍の差は、1202.5円です。

    やまみを資産の視点から分析する

    株価がBPS(一株当たり純資産)の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、3.15倍です。

    1.5倍までが割安ととられることを考えるとこちらも割高ですね。

    BPS(一株当たり純資産)は854.83円なので、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると1282.25円ですから、[keikou]現在の株価2695円[/keikou]と比較すると資産面からは1412.75円割高だと言えます。

    理論上の株価の底値は、875.62円です。


    やまみの配当や株主優待はどうか?

    配当は、一株当たり24円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は2400円です。

    配当利回りは、0.89%とやや少ないとも受け取れますが、これは株価が高騰していることによるものです。

    配当性向は、19.7%と一般的な数値ですが、2016年6月にジャスダックに上場し、わずか3年後の2019年6月に東証一部に市場変更した同社の成長スピードを考えると高い位の配当だと私は感じます。

    株主優待はおこなっていないようです。

    やまみの売上高と利益はどうか?

    売上高は、順調に伸ばしていますが、利益が横ばいであることから、営業利益率が若干ですが低下しています。

    売り上げが利益に結びつかない理由については詳しく調べる必要がありそうです。

    やまみの株価を利益率と流動比率から分析する

    前期(2018年6月)のROEは、14.9%、ROAは、6.8%。
    今期予想(2019年6月)は ROEが、11.5%、ROAは、5.6%と若干減少してはいますが、素晴らしい数値です。

    流動比率は、0.57倍と短期的な支払いに対する余裕はありません。

    流動負債の主だったものとして、[keikou]富士山麓工場への設備投資のつなぎ資金[/keikou]としての短期借入金が12億増加したものによると決算短信での説明がありましたが、それを別としてとらえても約4億円流動資産が不足している計算になります。

    おそらく借入先に困ることはないのでしょうが、このような状況では先ほどもお伝えしたように、配当を絞るなどして手元に資金を残しておいた方が良いのではないかと私は考えます。

    自己資本比率は、48.4%で、一般的に倒産の危険がないとされる40%を上回っている為安定していると言えます。

    営業キャッシュフロー有利子負債倍率は、2.88倍と一般的な基準とされる5倍を下回っていて、十分な営業キャッシュフローがあると判断できます。

    まとめ

    今回は『やまみ』の株価分析を行いました。

    ジャスダック上場から、わずか約3年で東京証券取引所第一部へ市場変更した企業であることが十分に納得できる分析結果となりましたが、

    豆腐業界の国内市場規模や競合の存在については注意しておくべきだと思います。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • NTN【6472】の株価分析と配当や株主優待について

    NTN【6472】の株価分析と配当や株主優待について

    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    本日は『NTN』【6472】の株価分析を行います。 

    NTNは、ベアリングを製造する企業で日本国内では日本精工、ジェイテクトとともに大手3社の一角を占めます。

    世界シェアは4位で、ハブベアリングは世界1位、ドライブシャフトは世界2位のシェアを誇ります。

    記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を進めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    また、企業の一般公開情報によって判断をおこなったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。

    参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。

    客先需要の拡大

    軸受け(ベアリング)は、日常のあらゆる場所で使用されています。

    位置づけとしては工業製品製品を構成するためのパーツですので、工業製品の回転する箇所が存在する限り、軸受け(ベアリング)の需要は増え続けるという事になります。

    新たな需要として同社は、早い段階より風力発電向けの羽の回転軸に使われる[keikou]大型ベアリング[/keikou]に力を入れており、石川県能登地区に大型ベアリングの一貫生産体制を確立しています。

    また、風力発電用ベアリングの世界シェアはSKF(エスケーエフ,スウェーデン)、SCHAEFFLER(シェフラー,ドイツ)に次ぐ3位です。

    ベアリング業界のシェア

    厳密な比較となると難しいですが、ベアリング業界のシェアは、1位、SKF(スウェーデン) 2位、シェフラー(ドイツ) 3位、日本精工 4位、NTN 5位、ジェイテクトとなります。

    5位のジェイテクトは2006年に光洋精工と、豊田工機が合併して生まれた[keikou]トヨタグループの企業[/keikou]です。


    見ていただくとお分かりいただける通り、ベアリング業界トップシェア5位までの中に日本国内の企業が3社も入っている状況にあります。

    NTNのシェアは世界4位で、製品別では冒頭でもお伝えした通り自動車向けのハブベアリングが世界1位ドライブシャフトは世界2位のシェアを誇ります。

    現在では中国、そのた新興国の台頭による軸受け製品の価格下落がみられ今後の成長となると非常に厳しいものと推測できます。

    NTNを収益の視点から分析する

    それでは現在の株価(2019/07/09終値)[keikou]319円[/keikou]を基準に見ていきましょう。

    一株当たりの利益の割合を示す、PER(株価収益率)は17.82倍とまずまずに見えますが、同業他社が10~12倍であることを考えるとやや割高であると判断がつきます。

    EPS(一株当たり利益)は17.9円です。

    EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、179円~268.5円です。

    ちなみに、[keikou]現在の株価319円[/keikou]とEPSの15倍の差は50.5円です。

    NTNを資産の観点から分析する

    株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、0.74倍です。1.5倍までが割安ととられることを考えるとこちらはかなりの割安だと言えます。

    BPS433.32円なので、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると649.98円ですから、[keikou]現在の株価319円[/keikou]と比較すると資産綿からは330.98円割安です。

    理論上の株価の底値は、433.32円です。

    ただし、国内シェア1位の日本精工のBPSが上昇傾向にある事にたいし、NTNのBPSは横ばいです。

    過去の推移がこのまま継続されるようだと安易に割安だと判断するのは危険です。

    NTNの配当や株主優待はどうか?

    配当は、一株当たり15円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は1500円です。

    配当利回りは、4.7%と相当な高配当です。

    配当性向ですが、現状マイナスですので、内部留保を切り崩して株主に配当を出している状況です。

    配当の金額を維持することで株主をつなぎとめるという訳です。
    配当利回りが高いからと言って喜べるようなものではありません。

    株主優待はおこなっていないようです。

    NTNの売上高と利益はどうか?

    売上高は、横ばいと言えますが、営業利益は減少傾向にあり、売上高営業利益率も同様に低下しています。

    EPS(一株当たり利益)の推移も非常に不安定ですね。

    NTNの株価を利益率と流動比率から分析する

    今期(2019/03)のROEは-2.9%、ROAは-0.8%。

    来期予想(2020/03)は、ROEが4.1%、ROAが1.1%と仮に予想通り改善したとしてもかなり厳しい数値です。

    流動比率は1.57倍で[keikou]短期的な資金[/keikou]に、とくに問題はないでしょう。

    自己資本比率は27.4%です。あまり余裕があるとは言えないでしょう。

    営業キャッシュフローと有利子負債の割合については、8.10倍です。

    財務状況も健全ではありません。

    まとめ

    今回は『NTN』の株価分析を行いました。

    どうしても投資対象として適切か?という視点からの記事ですので厳しめの事を書きましたが、同社はすばらしい製品を作る日本企業の一つに違いはありません。

    ただ、同社の置かれた環境として世界レベルのシェアをとる軸受け製造の企業が多数存在する日本国内での競争に労力を使いすぎた結果が現在の状況であるわけです。

    ベアリング業界トップシェアの[keikou]SKFがあるスウェーデン[/keikou]について少し触れると、国土は日本よりもわずかに広いものの平地はほとんどなく、人口も日本の1億2680万人に対して、532万人で、日本の約25分の1しかありません。人工が少ない≒需要が少ないとも言い換えられるわけで、スウェーデンのSKFは早い段階から海外を視野に発展を遂げたものと思われます。

    では、SKF同様に海外でいかに発展を遂げるか?ですが基本的には海外企業に対してM&A(合併と買収)を行う事となります。ただし同社には資金力がありません。

    資金力をつける為に、日本国内のベアリング関連企業同士でのM&Aをおこなうにしても独占禁止法の問題がありますから現実的ではないでしょう。

    すでに世界に誇れるレベルに成長した同社のさらなる発展には多くの壁が見られますが今後はどのようになるのでしょうか?

    最後までお読みいただきありがとうございました。


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  • ワークマン【7564】の株価分析と配当や株主優待について

    ワークマン【7564】の株価分析と配当や株主優待について

    どうも!!モナカアイスって気を付けないと最後の最後で指先にクリーム付くよなって思う『らしらん』(rasiran)です。



    本日は『ワークマン』【7564】の株価分析を行います。

    ワークマンは、工事現場や、工場作業向けの作業服や関連商品を取り扱うチェーンストアです。

    最近ではバイクや釣りなど、レジャーでの防寒に同社の[keikou]イージス(AEGIS)シリーズ[/keikou]が品質の高さと価格が安いことからSNSで拡散され話題となりました。

    また、妊婦や新生児を抱いている方へ厨房での作業の為のコックシューズが滑らなくていいと評判ですね。

    さて、注目の集まる同社は投資対象としてはどうなのでしょうか?

    記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を勧めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    また、企業の一般公開情報によって判断をおこなったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。 


    参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。 

    プロ品質の製品が安価で買えるワークマンプラス

    冒頭でもお伝えしたように同社の製品が、工事現場や工場作業以外の一般ユーザーに好評であったことから、同社は一般顧客をターゲットにしたアウトドア・スポーツ・レインウェアを多く取り扱う[keikou]『ワークマンプラス』[/keikou]を展開しています。

    これら製品の[keikou]ウリ[/keikou]は低価格でありながら、実際の作業現場などの過酷な環境にも耐えうる品質です。

    ただ、品質の高さは買い替えサイクルが長くなることが予想できます。

    作業現場での使用であれば過酷な使い方をされるので製品の買い替えサイクルは短く、

    実際に1000円前後の価格帯の作業靴は、[keikou]現場が変わるごとや、汚れてきたタイミングで買い替える[/keikou]などあくまで消耗品として使用されることもあるようです。

    同社は今まで消耗品としてリピート購入される作業服や作業関連商品で事業を行ってきました。

    現在、一般顧客への売れ行きが好調ですが、今までの作業着とは異なる売れ方をすることは意識するべきだと思われます。

    フランチャイズ加盟店からのロイヤリティ

    2018年11月時点のワークマン(ワークマンプラス含む)の店舗数は831店で、そのうち[keikou]87.4%の726店舗[/keikou]がフランチャイズ・ストアです。

    このフランチャイズ・ストアからのロイヤリティは、売上高から売上原価を引いた[keikou]粗利益額を本部60%加盟店40%[/keikou]で分け合っています。

    店舗家賃や広告費などは本部で負担しているので、粗利の60%から店舗家賃や広告費等を差し引いたものがワークマン本部の利益となるわけです。


    同社はドミナント戦略と呼ばれる、同一地域への集中出店で店舗数を拡大しており、2025年までに1000店舗の出店を目指しています。

    ただ、ドミナント戦略には顧客を取り合うリスクもあり、店舗家賃は本部負担の契約の為、単純に店舗数を増やせばよいわけでもないようです。

    ワークマンを収益の視点から分析する

    それでは現在の株価4090円( 2019/06/19終値)を基準に見ていきましょう。

     一株当たりの利益の割合であるPER(株価収益率)は、36.35倍とやや高めの値です。

    EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、1348円~2022円です。

    ちなみに、現在の株価4090円と EPSの15倍の差は2068円ですから一般的なお得と言われる範囲を基準にするなら2068円高いと言えます。  

    ワークマンを資産の視点から分析する

    株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、5.98倍で資産に対する株価も割高と判断できます。

    BPS820.08円で、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると1230.12ですから、現在の株価4900円は、計算上は3669.88円割高であると言えます。

    理論上の株価の底値は820.08円です。

    ワークマンの配当や株主優待はどうか?

    配当は、一株当たり36.5円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は3650円です。

    配当利回りは、0.74%とやや低めの配当です。



    配当性向は、27.4%で平均的な値です。


    株主優待は、現在提供していないようです。

    ワークマンの売上高と利益はどうか?

    売上高は2018年まで順調に上昇しておりましたが、2019年には若干の減少が見られます。

    営業利益について2017年までは、ゆったりとした上昇でしたが、2018年をさかいに急激に増加しており2020年予想についても同様のペースでの増加をみこんでいます。

    あくまで予想ではありますが、プライベートブランドである、「FieldCore」(フィールドコア)、「Find-Out」(ファインドアウト)、「AEGIS」(イージス) このあたりの販売増加によるものでしょうか?

    詳しく調べる必要がありそうです。

    ワークマンの株価を利益率と流動比率から分析する

    前期(2019/03)のROEは15.5%、ROAは11.8%。

    今期予想(2020/03)は、ROEが16.4%、ROAが13.2%と相当に高い値です。


    ROE8%が一つの基準とされることが多いですが、同社は、ほぼ倍の水準です。


    流動比率は4.64倍で短期的な資金繰りに問題は全くないでしょう。

    自己資本比率は80.5%で財務状況はとても良好です。

    営業キャッシュフロー有利子負債倍率ですが、0.14倍と一般的な基準とされる5倍を大きく下回ります。

    営業キャッシュフローは十分ですね。

    まとめ

    今回は『ワークマン』の株価分析を行いました。

    一言で言うならば、非常に優良な企業であるけれど、それ以上に割高な銘柄といったところでしょうか?

    メディアからの注目によって過度な期待が集中しているように感じます。


    現状からさらに成長する余地がどのくらいあるのかについては、考えてみる必要はありそうです。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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  • 養命酒製造【2540】の株価分析と配当や株主優待について

    養命酒製造【2540】の株価分析と配当や株主優待について

    どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

    本日は『養命酒製造』【2540】の株価分析を行います。


    養命酒製造と言えば、養命酒が有名ですよね。

    良く効きそうだとは思いながらも、実は飲んだことはないなんて人も多いのではないでしょうか?

    あとは年配の方向けってイメージを持っているかもしれません。

    さて、今までとは異なる購入層へのアプローチはできているのか?そのあたりも考えながら、株価指標を基に分析を行おうと思います。

    記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を進めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    また、企業の一般公開情報によって判断をおこなったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。 

    参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。  

    売り上げの大部分が養命酒

    養命酒製造は慶長7年(1602年)創業で、その翌年の慶長8年(1603年)には同社の製品である『養命酒』を徳川家康に献上しています。

    現在、同社の売り上げの大部分を占めるのがその『薬用養命酒』です。

    テレビCMなどの影響で圧倒的な知名度を誇りますが、やはり年配向けといったイメージが強く、年々売り上げは減少傾向にあるようです。

    また、2017年6月1日施工の[keikou]改正酒税法[/keikou]を受けて、今までは第2医薬品として販売されていた養命酒が同法の適用を受けて、約500円程度の値上げとなりました。

    販売価格が上昇することで利益が見込めることも期待されましたが、現状では販売数減少をカバーできるだけの利益が得られておりません。

    ハーブの恵み

    同社は若者向けの養命酒とも呼べる『ハーブの恵み』を2010年より展開しております。

    薬用養命酒』と異なり、おしゃれで手に取りやすいデザインですが、ガラスボトルは、『 薬用養命酒 』と同じ形状が採用されています。

    [keikou]医薬品[/keikou]として販売されていた養命酒にアルコールが含まれている事がネックではありましたが、アルコールを取り除くのではなく、アルコール飲料として販売し、飲み方として、ストレート、ロック、お湯割り、ソーダ割りに加えカクテルなどの提案がされています。

    瓶のデザインをそのまま引き継いだことからもわかるように、養命酒酒造の作った体に良い飲み物であることをアピールしています。

    養命酒製造を収益の視点から分析する

    それでは現在の株価2031円( 2019/06/12終値)を基準に見ていきましょう。 

    一株当たりの利益の割合であるPER(株価収益率)は、40.46倍とかなり高めの値です。

    EPS(一株当たり利益)は50.2円です。 


    EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、502円~753円です。

    ちなみに、現在の株価2031円と EPSの15倍の差は1278円ですから一般的なお得と言われる範囲を基準にするなら1278円高いという言い方が出来ます。 

    養命酒製造を資産の視点から分析する

    株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、0.69で資産に対する株価はかなりの割安と判断できます。

    BPS2957.48円で、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると4436.22ですから、現在の株価2031円は、計算上は2405.22円上昇する余地があると言えます。

    理論上の株価の底値は2957.48円ですから、すでに株価が底値を下回っているわけです。

    ただし、注意点としては安易に[keikou]お得な株[/keikou]と判断してしまわない事です。

    資産はあくまで帳簿上の話で、現実の資産価値とは乖離がある可能性については理解しておきましょう。

    極端な数字に出会った時には、何か落とし穴があるのではないか?と疑う位慎重に投資は行いたいものです。

     

    養命酒製造の配当や株主優待はどうか?

    配当は、一株当たり40円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は4000円です。

    配当利回りは、1.97%とやや高めの配当です。

    配当性向は、34%で平均的な値です。


    株主優待は、100株以上の保有で自社商品1500円相当がいただけます。

    また、3年以上の保有で自社商品は3000円相当へとランクアップされます。

    配当も悪くありませんし、株主優待も含めて考えるとお得ですね。



    養命酒製造の売上高と利益はどうか?

    売上高、営業利益については、2015年までは上昇傾向にありましたが、2016年以降は下降しています。

    とくに2018年以降の営業利益の大きな減少が気になるところですね。理由については詳しく調べる必要があります。

    なんとも判断が付きかねます。


    養命酒製造の株価を利益率と流動比率から分析する

    前期(2018/03)のROEは4.0%、ROAは3.4%。

    今期予想(2019/03)は、ROEが1.2%、ROAが1.1%とかなり低めの値です。

    ただし、この値は同社が多くの資産を保有していることによるものです。



    また、ROEおよびROAを求める際に用いる純資産総資産の関係ですが公式で表すと、

    [keikou]総資産=負債+純資産[/keikou]ですので、ROEとROAの値が近い数値であるという事は同社の総資産における負債の割合が小さいことを表します。

    ザックリ言うならば、資産の質が高いと言ったところでしょう。

    ROEやROAの数字だけ見ると、スルーしてしまいそうな数値ですが、どういった計算によって数値が成り立っているのか?を丁寧に考えていきたいですね。

    流動比率は8.25倍で短期的な資金繰りに問題は全くないでしょう。

    自己資本比率は87.6%で財務状況はとても良好です。

    営業キャッシュフロー有利子負債倍率ですが、有利子負債が0(ゼロ)の無借金経営ですね。

    十分な営業キャッシュフローがあるとみてよいでしょう。


    まとめ

    今回は『養命酒製造』の株価分析を行いました。

    前回のマキタに引き続き、同社も無借金経営の企業の一つで非常に手堅い経営をしています。


    ただし同社の経営をみると、看板商品である『薬用養命酒』に頼りきりで、酒税法の影響もあり売り上げを落としている状況にあります。

    当たり前のレベルの話ですが、薬用養命酒の売り上げをさらに伸ばすか、他の売れる商品を開発するかが同社の課題となり株価回復のきっかけとなるわけですがどうなのでしょうか?

    投資のタイミングとしては、株価の回復が予想できてからでも遅くはないように思います。

    最後までお読みいただきありがとうございました。


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  • マキタ【6586】の株価分析と配当や株主優待について

    マキタ【6586】の株価分析と配当や株主優待について

    どうも『らしらん』(rasiran)です。

    本日は『マキタ』【6586】の株価分析を行います。

    マキタは、電動工具で国内シェア1位、海外でも比較的大きなシェアを持つ企業の一つです。海外での競合にはコードレスドリルで有名なブラック&デッカー(アメリカ)や、自動車部品でも大きなシェアを持つロバート・ボッシュ(ドイツ)などが存在します。

    海外比率は83%で海外の現地生産化が同社の強みです。

    ちなみに、Mr.BIGDaddy, Brother, Lover, Little Boy [The Electric Drill Song]の曲の中で、ポールギルバートが[keikou]ドリル奏法[/keikou]を行いましたが、あの時のドリルもマキタ製です。

    記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を進めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

    また、企業の一般公開情報によって判断をおこなったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。 

    参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。 

    修理3日体制

    同社は、世界中どこにいても三日で修理する[keikou]『修理3日体制』[/keikou]の方針を取っています。

    現場で働く、製品ユーザーの手を止めない為であるわけですが、顧客に対するきめ細かなアフターサービスによる顧客の信頼は大きくリピーターにつながります。

    また、整った修理体制のお陰で、手になじんだ道具を長く使う事が出来ます。

    優れたデザイン

    日本の製品というのは、品質では優れているものの海外製品と比較した時に、デザインで残念なものが多いです。

    たいして、同社の製品のデザインは優れたデザインのものが多く存在します。

    今後、一般家庭のユーザーを取り込む場面で強みとなるでしょう。


    また、『makita』の企業ロゴは、デロリアンや、フィアットパンダのデザインをしたことでも有名な工業デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロがデザインしています。

    マキタを収益の視点から分析する

    それでは現在の株価3795円( 2019/06/06終値)を基準に見ていきましょう。 

    一株当たりの利益の割合であるPER(株価収益率)は、20.6倍とやや高めの値です。

    EPS(一株当たり利益)は184.2円です。 


    EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、1842円~2763円です。

    ちなみに、現在の株価3795円と EPSの15倍の差は1032円ですからお得と言われる範囲を基準にするなら1032円高いという言い方が出来ます。 

    マキタを資産の視点から分析する

    株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、1.8倍でこちらは、まずまずといったところでしょう。

    BPS2109.83円なので、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると3164.75円ですから、現在の株価3795円と比較すると資産面からは、計算上は630.25円割高だと言えます。

    ただし、同社は財務状況の非常に優れた企業です。計算上は割高ですが過去のBPSの上昇傾向からすると割安の範囲であると私なら判断します。

    理論上の株価の底値は2109.83円です。

    マキタの配当や株主優待はどうか?

    配当は、一株当たり62円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は6200円です。

    配当利回りは、1.63%とやや高めの配当です。

    配当性向は、31.2%で平均的な値です。方針としては、30%以上の配当性向としています。

    株主優待は、3年以上の継続保有の株主に限られるのですが年に一回、
    100株以上で、クオカード1000円分。
    500株以上で、クオカード5000円分。
    1000株以上で、クオカード10000円分、または自社製品(充電式クリーナー)としています。2018年の実績ではこちらの充電式クリーナーが送られたようです。


    長期保有の観点からすれば、3年は短い方です。

    クオカードは、ほぼ現金の様なものなのでクオカードを現金として考えれば配当利回りは1.9%に相当します。

    マキタの売上高と利益はどうか?

    売上高、営業利益ともに順調に右肩上がりです。

    営業利益率も安定していますし、一株当たり純資産のBPSの値も順調に伸びていて株価の変動があっても1株の価値を伸ばし続けています。

    投資対象としてのポイントは高いです。

    マキタの株価を利益率と流動比率から分析する

    前期(2018/03)のROEは10.4%、ROAは8.3%。

    今期予想(2019/03)は、ROEが10.0%、ROAが8.6%と若干下がりますが、株主資本利益率が国内企業で10%を超えているのは非常に優秀であると言えます。

    流動比率は5.71倍で短期的な資金繰りに問題は全くないでしょう。

    自己資本比率は85.9%で財務状況はとても良好です。

    営業キャッシュフロー有利子負債倍率は、0.2倍ですから一般的に言われる5倍以下の水準を大きく下回っています。

    簡単に言うなら現在の借金は、0.2年で返せるだけの利益を上げているという事です。

    十分な営業キャッシュフローがあるとみてよいでしょう。

    まとめ

    今回は『マキタ』の株価分析を行いました。

    同社も[keikou]無借金経営[/keikou]の企業の一つで非常に手堅く安定感のある経営をしています。

    少し無借金経営について触れておくと、銀行などの金融機関からの借金をしていないということを指すのですが、株式を公開しているということは、株主から借金をしているということでもあります。(もちろん返済の義務はありません)

    ただし、現状として配当を出しているということは株主に利息を支払っていると考えることも出来ます。

    無借金経営と聞くと飛びつきたくなりますが、金融機関から融資をうけて利息を支払うのがいいのか?それとも株主に配当を支払うのがいいのか?

    答えにどちらが正しいと出るものではありませんが、投資をするのであればどちらがいいのかな?と自分の頭で考えることが大切で、無借金経営だから良い企業だ!!と考えるのは危険です。

    投資のタイミングとしては、2018年の10月ごろから株価が大きく下落しているので下げ止まったところとなるわけですが、その見極めと上昇の見込める理由をさらに深く探りたいところですね。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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