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コロナウイルスで下落を続ける株価への私が考える2つの対処法
どうも!!『らしらん』(rasiran)です。
2020年3月11日の時点でコロナウイルスについて、パンデミック(世界的流行)の宣言が出されました。
そのあたりの影響もあって株価が大きく下落していますが、この株価大暴落とも言える状況でどのような対処をするべきかについてお伝えしようと思います。
最近、私のところに以下のような質問が届きます。
- 株価は今後どうなるのでしょうか?
- コロナウイルスは今後さらに拡大するのか?それとも沈静するのですか?
- マスクが品薄なので、衛生関連の銘柄は今のうちに買っておくべきですか?
これらについても触れておきましょう。
目次
未来は誰にもわからない
先ほどの私への3つの質問の共通点は未来を予想してくださいということなので、私は占い師でも特殊能力者でもないことから『わかりません』とお答えすることにしています。
ただ、『がっかりするような答え』でも良いと言ってもらえるならば、以下の様になります。
決してふざけているわけではなく、詳細は後ほど解説しますのでこのまま読み進めてみてください。
- 株価は今後どうなるのでしょうか?
→今が底値ならば上がるでしょうし、底値でないならば下がる可能性があります。 - コロナウイルスは今後さらに拡大するのか?それとも沈静するのか?
→沈静化しているというニュースは今のところ見ていないので、今のところは拡大を続けているのだと思います。将来的には抗ウイルス薬の開発などで沈静化するでしょう。 - マスクが品薄なので、衛生関連の銘柄は今のうちに買っておくべきですか?
→マスクが大量に売れることで売上高が上昇するから株価も上昇するのではないか。という考えだと思いますが、そもそもの企業の経営が上手くいっているか?将来性はどうなのか?などしっかりとした分析をもとに購入を判断するべきだと思います。また、マスクの大半が中国からの輸入であるように、単価、原材料費、人件費を考えると売上高が株価に影響するほどには利益は出ていないのではないかと私なら判断します。
申し訳ないほどに当たり前な回答で、おそらく誰が予想してもこの程度のものだと思います。
下落を続ける株価への2つの対処法
安物の投資雑誌では、
『今のような株価下落の状況を逆手にとって、ピンチをチャンスに儲けよう!!』みたいなキャッチコピーで煽っているのでしょうが、残念なことにそんな裏技みたいなものは存在しません。
状況がどうであっても投資の本質や投資手法が変わることはありません。現在の株価下落が続く状況に対する2つの対処法を紹介しようと思います。
当初設定した損切り(ロスカット)の価格で必ず損切りを行う
見切り千両、損切り万両なんて格言にもあるように、手元の資金を守ってくれるのは『損切り』(ロスカット)だけです。フィリップ・マグローの著書『史上最強の人生戦略マニュアル』にも
「現実が間違っている」、「自分が正しいことは自然と証明されるはず」などと考えていても問題がひとりでに解決することは絶対にない
とあるように問題への対処は自分の手で行う必要があるわけです。
今までに何度もお伝えしているように投資に感情を持ち込むとろくなことがありません。相場が元に戻ることを期待する気持ちはわかりますが、機械的にロスカットをしてしまいましょう。
株価が本当に下がり切ったら買う
投資は、株を安いときに買って、高いときに売ることで利益を出すことができます。
理想を言うならば、一番安いときに買って、一番高いときに売ることで利益を最大にすることができるのですが、落ちてくるナイフはつかむなと言われるように、あまりにも株価の下がり切ったポイントを狙って買うと、底値だと思ったところから、さらに株価が下落するという場面によく出会います。
難しい言葉にプロスペクト理論というのがありますが、要は『負けが込んだ人間は、一発逆転を狙う行動をとる』という行動経済学の言葉です。
2月21日には23000円台だった日経平均も3月13日の時点で17000円を下回るような状況となり、おそらくほとんどの投資家は負けが込んだ状況にあると思います。
すると何が起こるのか?というと何か相場が上向くようなきっかけがあって、日経平均が上昇を始めたとたん大量の資金が市場に流れ込みます。
今までの損失を取り戻そうとナンピン買いをする人もいるでしょう。
そうなると、株価は瞬間的に急上昇して、それを見た負けが込んだ投資家がさらに投資をするから、さらに株価が急上昇して、、、となるのですが、不自然に動いた株価は元に戻ろうとするので再び急降下を始めます。
何が言いたいのかというと、こういう時こそ『ぐっとこらえて』、株価がワンバウンド、ツーバウンド、、、と上下を繰り返すのを見送って、本当の意味での底値といえるところで初めて買うわけです。
一般的には、株価の金額が低いことを底値と言いますが、株価の下落する要素が本当になくなったところを底値ととらえましょうということです。
まとめ
今回は、コロナウイルスによる株価の暴落への対処法として
- 損切り(ロスカット)は必ず行う
- 本当の底値に到達するまで株を購入しない
といったことについてお伝えしました。言い換えるならば、
- 出てしまった損失は小さく
- これから出会うかもしれないリスクも小さく
とにかく損失を出さないことに集中するということです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
p.s.最近はアマゾンでも買えるようになりましたが、パンローリングという出版社から出ている本は質の高い本が多いです。
サイトの作りは正直、洗練されていませんが以下で紹介されている書籍は、あらゆる投資の状況に対応できる基本となる一冊が多く紹介されているので参考にしてみてください。