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右手の手首(有鈎骨)を骨折して、ボルトで固定する手術を受けた話
どうも!!人生初の骨折をして、手術しないといけないと言われ、それが利き手の手首だった『らしらん』(rasiran)です。
※注意 できるだけ柔らかい表現にしたつもりですが、今回の記事では手術の内容を伝えるため痛みを連想する表現が含まれます。苦手な方はかわりに人気記事→海外通販のやり取りを無理やり関西弁で翻訳した記事をお読みいただければと思います。
骨折箇所は有鈎骨(ゆうこうこつ)で、有鈎骨骨折でよくある『鈎』(かぎ状)のところが折れたのではなく、有鈎骨自体が真っ二つに割れました
ちょっと情報量が多いのですが今回の記事では、
- 骨折はどれくらい痛いのか?
- 手術はどんな感じなのか?(部分麻酔だったので全て覚えている)
このあたりの事についてできるだけ詳しく時間の経過ごとにお伝えしようと思います。
※あくまで、これは私のケースであって全ての人に当てはまるわけではありませんが、私の場合はどのように感じたかの記録として楽しんでいただければと思います。
目次
なぜ骨折したのか?
状況としては、足元に置いていたビニール袋が風で飛ばされそうになったのをダッシュで追いかけたところ、つまづいて転んだってことなのですが、
- 結構な勢いで追いかけた
- つまづいた物も重くて、足を引っかけるような感じだった
- コケる瞬間に驚いてしまって体が縮こまるように地面に叩きつけられた
- 中途半端に手をつこうとしたけれど、間に合わず不自然な形で手をついた
- 結果として、手首の骨が割れるように折れた
という流れです。
感覚的には、転んだよりもダッシュの勢いのまま足払いをされて地面に叩きつけられたって感じの方がシックリきます。
骨折すると本当に冷や汗が出た(骨折1日目)
まずは、骨折直後の話です。
骨折をすると『冷や汗』が出ると聞いたことがあったのですが、私の場合は本当に出てきました。
暑いとか寒いとかの感覚も何もなくて『おでこ』から、勝手に汗だけがが出てきたという感覚です。
骨折の箇所は手首で、痛みの強さとしては『めっちゃ痛いけれど我慢できるくらい』。タンスの角に足の小指をぶつけた時よりは少し弱かったです。
それよりも手が全体的に見たこともないくらいに腫れ上がりました。
写真に残しておけばよかったのですが、飲食店で使われている手袋を風船のように膨らませたものより、さらに指の太くはれ上がった状態です。
- 指の太さはフランクフルトくらいに腫れて、指の股(指と指の間)がくっつく
- 大げさな表現ではなく本当に、手の甲のシワがなくなってパンパンに張っている。毛穴も引き延ばされて3~5ミリくらいに伸びている
- とにかく手が熱をもっていて熱い
見た目にはこのような変化がありました。
ですが、、、まぁ、人間って自分に都合の悪いことから目をそらすようにできてるじゃないですか???
私は、今までに骨折をしたことがありませんし、痛みも『青あざを指で押さえた程度』になってきたのでとりあえず
当日はそのまま寝ました。
手術に向けての検査(骨折2日目)
とうぜん、痛みが治まるはずもなく翌日は病院に行きました。
レントゲンでは骨折箇所が分からなかったので、再度CTの撮影。(手首の骨折は骨折箇所が見つかりにくいらしい)
結果、手首にある有鈎骨がパカッと割れていることが判明。さらに転位(骨が本来の位置からズレている)が見られることを伝えられたあと、
これはギプスでは治らないから手術するけど、『明日来てくれるかな?』と、テレフォンショッキングのタモさんみたいにドクターから尋ねられ、『いいとも!!の代わりに、明日よろしくお願いします』と答えた後は、
マクドナルドでチキンナゲットを頼んだ時に『ソースはケチャップにしますか?マスタードにしますか?』と聞かれるように、
手術は『全身麻酔でやりますか?局所麻酔で起きておきますか?』『入院しますか?日帰りがいいですか?』と聞かれるので『局所麻酔で日帰りでお願いします』と伝えた後、
翌日の手術の為に血液検査や心電図など一通りの検査と手術の説明を受けて帰宅。
夕食は食べてもいいけれど翌日(手術当日)の朝は食べてはいけない。と伝えられました。
手術当日(骨折3日目)
手術は昼の12時30分からだったので、朝食は水だけ。(私の場合は8時30分まで水はokだけどコーヒーは我慢するように言われた)
手術の予約時間までに病院に向かい、受付を済ませると看護師さんがやってきて、『じゃあ手術室に案内しますね』とわりと普通に案内されました。
手術室到着
正確には手術室のすぐ手前にロッカーがあるので、そこに荷物を置いて手術着に着替えて手術室に向かいます。
手術の担当医に連れられて手術室に入ると手術台に自分で上がるのですが、感覚としては歯医者の診察台に上がるような初めての経験だけど特別なことをしている感覚はない感じでした。
テレビドラマで出てくる手術室と言えばピリピリした空気がただよっていますが、リラックスした雰囲気でした。
手術室にBGM
手術台に横になった後にまず言われたのは、
手術担当医『今音楽かけているんですけど、手術室には有線(USEN)がひかれているので聞きたい音楽のジャンルがあれば教えてください』と言われます。
私 この状況で音楽のリクエストできる強者な患者っておるん?って思いながら、まぁ無難に『あぁ~、、今かかっている曲で大丈夫です』って言っておきました。
必ずリクエストできるとは限りませんが、手術を受けながら聞きたい曲を事前に決めておくと何か今後の役に立つかもしれません。
あまりにも気になるので後日、手術室で流す曲について聞いてみたのですが全身麻酔で患者さんが聞こえない状態だと自分好みの再生リストをAmazon music unlimitedのオフライン再生(手術室はネット接続できない)で流すのがお医者さん達のなかで流行っているらしいです(笑)
本当に曲の好みは先生によってバラバラだけど、歌詞を聞くのに気を取られなくて、眠くならない曲ってことで、『ロックやジャズ』などの日本語じゃない曲が人気だそうです。
あと、私の勝手なイメージですが、お医者さんってApple musicを使ってそうなのにAmazon musicを使ってるんですか?と聞くと洋楽の曲数が圧倒的に多いからと、アマゾンの買い物のついでに使えるからいう合理的な回答でした。
いきなり切ると痛いので麻酔を打つ
もう一度書きますが、これはあくまで私の場合であって全ての人には当てはまらないかもしれません。麻酔でそんな風に感じることもあるんだなぁと読んでいただければと思います。
手術の流れは
- 手の甲をパカッと切って開く
- 割れた骨をボルトでつなぐ
- 手の甲の切ったところを縫ってふさぐ
と言う流れなのですが、いきなり切ると痛いので麻酔を打ってもらいます。
まずは、神経の位置を超音波で確認しながら(神経が外から見えるらしい)右手の脇のあたりに麻酔の注射を打たれました。
で、『もしかすると麻酔が、あまり効かないかもしれませんから初めは少し痛いかもしれません』と伝えられたのですが麻酔は初めからよく効いて全く痛みを感じることはありませんでした。
麻酔中の手の感覚
それが、麻酔中でも感覚はしっかりあります。
一度、自分の手や腕の上に消しゴムのような軽い物を載せてみてほしいのですが、ちょうどそれくらいの感覚で、
押さえられているような、触れられているような感覚は分かるのですが切られている感覚は全くありませんでした。
骨に穴を空けながらボルトを通される音
手術されている腕は見えないようにカーテンで隠れていて見えないのですが局所麻酔なので耳は普通に聞こえます。
骨に穴を空けながらボルトを通される音や、腕に伝わる振動って怖い物見たさで、気になるけれどめちゃくちゃ怖いじゃないですか?
安心してください、全部聞いてきました。
それがですね、、、
、、
『あ、コレ?今のやつ???』くらいの感覚です。
『シャーーーーーー』って感じの何かが回転しているような音はするのですが、どうやって例えましょうか?
近所のスーパーじゃなく、デパートのトイレの洗面所の蛇口から水が出る音を少し大きくしたような音って言えばわかるでしょうか?
下品なバシャバシャって感じじゃなく、上品な感じの『シャーーーーー』って音です。
歯医者で歯を削る音の方がよっぽど怖いです。
腕に伝わる振動もまったくなくて、『今の音が多分そうなんやろけど、なにも実感ないなぁ』って感じでした。
イメージとしては、歯医者で隣で治療を受けている人の音が聞こえてきているのを聞いているような感じですね。
麻酔で意識が飛ぶ瞬間
麻酔を打つ前は、『もしかすると初めは麻酔があまり効かないかもしれませんが、途中から麻酔が効くようになってきますから』と説明を受けたのですが、実際は初めから麻酔はよく効いていました。
で、途中からは、あるところでガツンと麻酔が効いてきた感覚があって体がフワフワしてきて体の端っこの方から、足の先や、手術をしていない左手の先、頭の先(頭皮)から感覚が消えていく(スゥーっと軽くなるような溶けていくような)感じなのですが、
感覚の消えていった体の端っこに意識を向けると、意識を向けたところから感覚が戻ってくるっていう不思議な体験をしました。
そして、また気を抜いてボケーっとしていると、体の端の方から感覚が消えていくのを何度か繰り返していたのですが、あるところで今の『フワーっ』とした感覚に任せて気を抜いているとこのまま意識が飛ぶかも(寝てしまうかも)しれないという感覚があって、
もう一度、体の端の方から感覚がなくなって、胴体の方までフワッとしてきて、顔の表面の筋肉(鼻の先や頬のあたり)がシビレたようになって、、、、
、、、
意識が遠くなってそのまま寝ていました。
どこまで耐えられるかはわかりませんが、手術中に起きていたいのであれば気を抜かないことだと思います。
手術完了
『終わりましたよ』と声を掛けられて目を覚ましたのですが、何時間も寝ていたような最高の目覚めでした。
ただ、相変わらず頭はフワフワしたままで酔っ払ったような感覚でした。
しばらくして、意識がしっかりしてくると今度は、
『あ、麻酔切れてきたら手術したところめっちゃ痛くなるんちゃうん???』と、麻酔が切れて痛くなった時のことを心配しながら帰宅。
手術後の麻酔が切れ始める痛み
手の甲を切って開いて、骨にボルトを入れて、縫い合わせた手術ですからものすごく痛そうな気がするじゃないですか?
ですが、私が感じた痛みは、
- 手の表面を1~2センチ切れば感じる一般的な切り傷の痛み
- 骨がキリキリしているような気もするけれど、青あざを押さえた時に感じるような鈍い痛み
この二つの種類の痛みを手を動かした時に感じるくらいで通常は、ほぼ無痛でした。
まとめ
今回は、手首にある有鈎骨を骨折して、ボルト固定の手術をするとどのようなことになるのかについてお伝えしました。
あくまで私の場合であって、違ったケースもあるとは思いますが、手首の有鈎骨が二つに割れるような折れ方をするケースは少ないのでないかと思ったので書かせていただきました。
今後どの程度まで回復するのか?などについても書かせていただこうと思います最後までお読みいただきありがとうございました。