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【寿命越え】ファブリックのバーテープを1年8か月使うとこうなる
どうも!!『らしらん』(rasiran)です。
私のロードバイクに巻いてあるファブリックのバーテープですが、いつから使っているのか調べると、
2018年10月の時点で使用して800kmほど走った時点でのレビュー記事を書いているので、→ロングライドの疲労軽減にもファブリックのバーテープがいい!!
現在、2020年6月ですから、少なくとも1年8か月使っていることに気づきました。
もちろん、『耐久性がすごくて劣化していません!!』なんてアホな記事を書くつもりはないので、どんな風に劣化しているのかの現実をお伝えしようと思います。
私の使っているファブリックのバーテープの詳細については、前回の記事で詳しく解説しておりますので、そちらをお読みください→ロングライドの疲労軽減にもファブリックのバーテープがいい!!
目次
ファブリックのバーテープ(knurl)の使用状況
バーテープの劣化具合は使用状況で大きく変化するので、私の使用状況を紹介しておきます。
- 走行距離 3731km (その内ローラー台は、200km程度)
- ポタリングでゆっくりしか走らず、ほぼ握るのはブラケットのみ
- ロードバイクは室内保管
- バーテープの手入れ 硬く絞った布で水拭き
- レースなどのイベントでの走行無し
客観的に見ても、期間に対する走行距離も短く、使用環境もかなりゆるい感じのライトユーザーだとわかります。
ファブリックバーテープ(knurl)の見た目の変化
まずは、重要な外観の変化ですが、見た目の変化はほぼありません。
私が普段握っているブラケットの付近を注意してみてみると、若干すり減ってはいますが、まだまだ摩耗していると呼べるほどの減りはありません。
ファブリックバーテープの握り心地とグリップ力の変化
ファブリックのバーテープの特徴は、表面からラバー、フォームパッド、シリコンゲルの3層からなるモチッという握り心地なのですが、こちらも弾力のある柔らかな握り心地に変化はありません。
ただし、グリップ力には大きな変化がありました。
あの肌に吸い付くようなグリップ感は消えて『サラッサラ!!』です。
何か近いもので表現するなら、ローカルズのビーチサンダルの靴底の触り心地と言った感じですね。
ローカルズのビーチサンダルは、昔からある『昔ながらのビーサン』のスポンジとゴムの中間のような触り心地です。
裏側のグリップ力は健在
ちょっと意味が分かりづらいと思いますが、おそらくグリップ力の低下は太陽の直射日光によるものだと思われます。
というのも、日の光の当たる上の方は確かにグリップがほぼなくなっているような状況なのですが、日の当たらないハンドルの裏側(地面の方向)には、グリップが残っています。
下ハンを握った時に触れるブレーキレバーに近いところは、確かに手のひらへの吸い付き感は確かに弱まっているのですが、私のようなポタリングレベルの速度域では全く問題ありません。
ただし、レースイベントなどに参加してのシビアな環境で使用する場合だとグリップ力が弱すぎると判断されるかも知れません。
心配していた劣化はない
グリップ力が弱まっていることも劣化と言えば劣化なのですが、
使用を継続するにあたっての問題は今のところでていません。具体的には以下のようなことです。
- ゴムの劣化による手を拭き取っても指先に残るようなネバネバやベタベタ
- バーテープの表面が柔軟性を失ってひび割れを起こす
加水分解と呼ばれるのですが、身近なところだとリモコンなどのプラスチックの表面にゴムでコーティングをしたような製品や、有名な所だとルイヴィトンのバッグの内側におこるようなベタつきですね。
さきほどもお伝えしたようにサラサラになっている状況なので、性能は落ちていますが使えないことはありません。
あと、リザードスキンでよく聞くボロボロにはがれるような劣化ですが、そちらもまったく問題ありません。
まとめ
今回は、ファブリックのバーテープを例に同じバーテープを長い期間使い続けるとどうなるのか?についてお伝えしました。
よく『バーテープは1年に一回交換しましょう。それ以外は汚れたら変え時です。』なんて説明を見かけますが私の感覚で言うならば、
- 外観に問題がない
- 使用感に満足できる
これら2点を満たしていれば多少長く使っても問題ないのではないかと思います。
あと、個人的に気に入っているファブリックのバーテープの利点は、両面テープではなくシリコンゲルで固定するので何度もやり直しができて絶対に失敗しないところです。
性能が良くて、長持ちで、簡単に巻くことができることから次回も同じ製品を使うことになると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。