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株式投資で結果を出すための最強のニュースの読み方
どうも!!『らしらん』(rasiran)です。
さて、株式投資において、ニュースを活用している人は多いと思います。
ただし、どんな風にニュースを読んでいるのか?と考えてみると、同じニュースを見ながらも頭の中で考えていることは人それぞれだったりします。
本日は、ニュースを見て、どんな事を考えればいいのか?についてお伝えしようと思います。
それではまいりましょう。
目次
根拠のない判断は危険
例えば、つい先日(2018/05/09)、『トヨタが過去最高益を記録!!』という見出しがニュースに登場しました。
それを見て通常は、『過去最高益ならスゴイんじゃない?』、『って事はトヨタの株を買えば儲かるってことだよね?』と感じると思います。
確かに発表を受けて、2018年5月9日の株価は7100円あたりから、2018年5月11日開場直後は7600円を超える価格まで上昇し、500円以上も株価が上昇しました。
うまくいけば、100株の保有でわずか3日のうちに5万円を超える利益を手にした人もいるでしょう。
短期の取引であれば、過去最高益=スゴイという判断でも問題ないかと思いますが、
長期的視点で株式投資を行うのであれば良い結果を残すのは難しくなると思います。
なぜなら、過去最高益を記録という言葉は、過去から現在までの企業の努力の結果をあらわしていますが、現在から未来にかけての企業の成長を保証するものではないからです。
抜け落ちた『今後にどのくらい影響するか?』という考え
飛びつくように株を買いたくなるようなニュースに『過去最高益更新』、『AIを活用し人的負担の削減』、『新製品の開発に成功』なんかがあります。
思い付きであげた例なので怪しいのもありますが、それぞれにツッコミを入れてみましょう。
- 『過去最高益更新』 最高益かもしれませんが、経営自体が成り立ってなくて赤字経営の場合もあります。
- 『AIを活用し人的負担の削減』 人的負担は軽減できても、浮いた人材の活用ができなければ『暇な人』が社内に増えるだけです。
- 『新製品の開発に成功』 技術のアピールの為の製品で利益につながる製品ではない事もあります。例えばシャープの『アイホン』は素晴らしい製品ですが、莫大な開発コストがかかっているのでコスト回収や利益を上げる点では厳しいでしょう。このロボット型の電話がアイホンです。↓↓↓
ニュースを活用するには、企業を知る必要がある
先日書いた、『イオンの株価分析の記事』のなかで、本業の総合スーパー事業やスーパーマーケット・ディスカウントストア事業の利益は少なく、
実際に利益を残しているのは総合金融事業とディベロッパー事業であるとお伝えしました。
これをもとに、ニュースを活用するとなると、
例えば『総合スーパー事業が顧客の購買点数増加により収益上昇』とあれば、収益は伸びているけれど、利益率が低いから投資判断としては、実際の利益としてはどの位企業に残せているのだろう?と考えることが出来ますし、
店舗の動線見直しにより『総合金融事業』の利用客増加とあれば、もちろんどのくらい増加したのか?は調べる必要がありますが、収益率の大きい事業の顧客が増えているならイオングループの利益獲得に期待がもてると判断できます。
少し難しく感じさせてしまったかもしれませんが、この程度の情報であれば、企業のサイトに行って『IR情報』の項目をクリックすれば簡単に手に入ります。
投資で結果を出すポイントは、一部の人しか知らない内部の極秘情報を手に入れる事でも、めちゃくちゃ賢くなる必要もなくて、
多くの投資家がメンドクサイと思ってやらない事を、コツコツやるだけです。
実際にやってみれば簡単な作業ですので、もしもわからない事があれば小さなことでもお気軽にご質問ください。
私で良ければ、よろこんでお答えいたします♪
ニュースはオーディオブックが最強
ニュースの情報源としては、『新聞』や最近だと『スマホのニュースアプリ』なんかを活用している人も多いでしょう。
これらをさらに活用するには、より多くの情報を幅広く仕入れる事が重要だと私は考えています。
言い換えるならば、それぞれの情報の質は低くても幅広く仕入れるという事です。
新聞だとまだ良いのですが、アプリだと自分の興味のあるニュースばかり見ている事って意外とありますよね?
そこで私が活用しているのはオーディオブックの『聞く日経』です。
月々540円で平日の朝6時に音声で日経新聞の内容が届くのでメチャクチャ便利です。
内容は、約20分の音声の中に『メイン記事の概要』と、『経済』、『企業』、『国際』の項目に分けて合計約20記事分のニュースが手に入ります。
音声だと興味のない分野の記事も自動で読み上げてくれるので本当に助かります。
まぁ騙されたと思って、1か月無料なので一度聞いてみて下さい。↓↓↓
まとめ
今回は投資におけるニュースの読み方について
- 情報には根拠が必要である
- ニュースの情報を活用するには企業の情報を手に入れる
- 企業情報に対し仕入れたニュースが企業の今後にどのくらい影響しそうか考える
- ニュースを仕入れるには、情報の偏りを無くす為にオーディオブックが最適
上記の点についてお伝えしまいた。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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