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フィニッシュライン セラミックウェットルブに変更 定番の赤ボトルとの違い

 
フィニッシュライン セラミックウェットルブに変更 定番の赤ボトルとの違い
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チェーンオイルをフィニッシュラインの『セラミック ウェットルブ』に変えてからしばらく走ったので私なりの感想をお伝えしようと思います。

今までチェーンオイルは、フィニッシュラインの『ドライ』でした。定番の赤い奴と言えば誰でもわかるかと思います。今回はそちらとの比較という事で書き進めたいと思います。

フィニッシュラインシリーズの蓋の開け方

少し個人的に触れておきたかったので、フィニッシュラインシリーズのフタの開け方について触れておきます。

通常のフタと違い特殊な構造のフタを採用しているため、ふたが開けられない事で困っている方もいるようですが大丈夫です簡単に開きますので見ていきましょう。

フィニッシュライン 開け方

ちょっと見にくいですが、蓋を上から見ると『PUSH DOWN & TURN』と書かれています。日本語で言うと『押さえつけてまわせ』位の意味で、書いてある通りに蓋を下に押さえつけながら回すと簡単に開けることができます。

ニュアンスとしては、ドライバーで硬いネジを閉めこむときに、ネジを舐めてしまわないように「押さえつけて回す」ことがあると思いますが、あの感覚で回せば蓋は簡単に開ける事が出来ます。

 

使用前に感じたこと

フィニッシュライン セラミックウェットルブ

まず、外観からしてどうでしょう?ゴールドが多用されたデザインでカッコよくありませんか?

個人的にこのゴールドはちょっとイイ物を使っているような気がして好きです。赤いボトルの『ドライ』と比べると割高ではありますが、価格差以上に満足感があります。

 

また、ボトルが透明の為中の様子がよくわかります。このオイルはしばらく置いておくと中の成分がかなり沈殿するので振って混ぜる必要があるのですが、明らかに赤ボトルの『ドライ』とは違う音がします。

文字で表現するには限界がありますが、『ドライ』はシャバシャバで、今回の『セラミック ウェットルブ』はタポタポという音がします。オイルの粘度の差が音からもわかるという事です。

 

あとは、ニオイに関してですが、『ドライ』は灯油のような、ニオイだったのに対し、今回のはこれこそ機械油といったニオイです。『ドライ』と比較すると、ニオイも弱いように感じます。

 

注油について

以前の『ドライ』は水の様にサラサラなオイルだったので、量の調整が難しく、下にポタポタと垂れてしまう事がありました。

 

対して、今回の『セラミック ウェットルブ』は、トロみをしっかりと感じる事が出来るオイルなので狙った量をだしやすく、こぼれるという無駄がありませんでした。

 

チェーンのコマに吸い込まれるスピードもゆっくりなように思います。

 

拭き取りについて

走行後のチェーン

注油後、しっかりと拭き取りを行い150㎞ほど走行しました。それでもコマからオイルがにじんできます。

一コマずつ注油してから、私は、※クランクを100回まわしてなじませたあと、一晩おいておくことにしています。

※個人的な儀式です。多分ここまでする必要はありません。

 

『ドライ』の時は、一晩おくとまさにロウのように固まっていたのですが、『セラミックウェットルブ』は、しっとりとオイル感が残っています。

 

チェーンのオイルというものは、可動部であるピンの隙間にさえ残っていればいいので、チェーンの外側から拭き取れる分に関してはしっかりと拭き取ります。

 

スプロケとの摩擦を心配して拭き取りすぎは良くないと思われる方の為に付け加えると、確かにチェーンが全く汚れていない状況ではチェーンの表面にオイルが残っていた方が抵抗は少なくなると思います。

 

ただ、チェーンの抵抗の大部分はコマ同志が動く際の摩擦であることを考えると、表面のオイルをしっかりと拭き取って汚れを寄せ付けない方がチェーンの動きがスムーズな期間を延ばす事が出来るので、

スプロケとの潤滑を考えるよりもチェーンの汚れによる摩擦抵抗減らす意味でしっかり拭き取ることををオススメします。

 

ここで、拭き取り量が多いならば、チェーンオイルのつけ過ぎです。

大丈夫です、私もつけ過ぎました。どうやら今回のオイルはほとんど揮発しないようです。それを考えると前回の『ドライ』は結果的に乾いていただけでつけ過ぎだったんだと思います。

 

乗ってみての感想

まず気づいたのは、音が静かになったことと、動きがドライよりも滑らかなような気がします。

ただ、ウェットタイプという事でどうしても汚れやすいように思います。とくにスプロケの汚れが気になりました。

 

帰宅後に汚れを一度拭き取ってからは、スプロケはそれほど汚れなくなったので、まだチェーンの拭き取りが足りなかったのかもしれません。

 

長持ちするのか?

セラミックウェットルブ

今回は、実験のために音がするまで注油はしない事にしました。(汚れの拭き取りは時々行いました)

シャリシャリと油切れの音に気付いたのは注油から470km位だったと思います。

 

前回の『ドライ』は、200㎞位であやしかった事を考えると、今回は倍以上に耐久性が伸びたことになります。

製品の単価だけで見ると高くなりましたが、コスパで考えるとかなりお得です。

 

仮に1ボトルで20回注油できるとした場合、1㎞走行するのに必要なオイルの価格は、

【ドライ】

1000円÷20回=1回あたり50円

50円÷200㎞で注油=1㎞あたり0.25円

 

【セラミックウェットルブ】

1280円÷20回=1回あたり64円

64円÷400㎞で注油=1㎞あたり0.16円

少し早めに注油する計算でもかなりお得になることが分かると思います。

まとめ

セラミックウェットルブに変えてから感じたことは2点。

  • 汚れやすい
  • 長期間オイル切れの心配がない

という事でしたが、汚れやすいことに関しては、しっかりと拭き取りを行えばかなり改善できることが分かりました。

といわけで、とにかく綺麗な状態を保ちたいのであれば赤ボトルの『ドライ』で、多少の汚れよりも、耐久性とコスパを重視したいのであれば『セラミックウェットルブ』を選ぶといいようです。

個人的には、今回の『セラミックウェットルブ』の方を気に入りました。

 

イロイロ試したいので、17㎖入りのボトルを購入したのですが、まだあと7回位使えそうです。300㎞ごとに注油しても2000㎞は走らないといけないというわけで、次回のチェーンオイルの紹介はかなり先になりそうです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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