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【株価指標】BPS(一株当たり株主資本)の意味と活用の仕方について
どうも!!いなり寿司にしょうゆをつけるのは変だと言われてショックを受けている、いなり寿司にもしょうゆを付ける派の『らしらん』(rasiran)です。
塩キャラメルのように、いなり揚げの甘味の中に、しょうゆのしょっぱさが絶妙だと説明したのですが、一人も理解者は現れませんでした。
それでは気を取り直して、本日はBPSの解説にまいりましょう。
BPSを用いて何を判断するのか?
まずは、BPSの指標を用いて何を判断すればいいのかについてみていきましょう。
以前に出てきたPERは企業の利益を生み出す力だったのに対し、今回のBPSは企業が現在持っている資産の量を表した指標です。
よって、BPSの指標で判断するのは、企業の安定性です。
BPSとは、Book-value Per Shareの略で『一株あたり純資産』の事を言います。資料によっては一株純資産としたり、一株あたり株主資本と呼ばれることがありますが同じ意味です。
計算式は、純資産÷発行済み株式数で求める事ができます。
企業の純資産とは資産総額から負債総額を引いた残りなのですが、イメージしにくいと思うので純資産は以下のようにイメージしてください。
純資産とは、解散価値とも言われるように、仮に企業が倒産した場合
- 仕入れ先企業への仕入れ代金や、従業員への給料の支払いを行った残り
これら、会社にあるものを全て現金化して払うべき費用を払った後の金額の事です。
※厳密に言うと少し違いますが、投資は実践なのでテストで正しく答えられることよりも、活用できるイメージを持つことが大切です。詳しく知りたい方はバランスシートの読み方について検索すると良い資料が見つかると思います♪
BPS(一株当たり純資産)=会社にあるものを全て現金化した金額÷発行済み株式数ですから、BPSとは会社が倒産してしまった場合に一株あたり、いくら回収する権利があるのか?を表したものとも言えるでしょう。
BPSから株価の底値を予想できる
以前からお伝えしていますが、株式投資なんてものは不確かなものに確からしい理由をつけていく作業でしかないので、リスクに対してはシビアに、そして最悪の場合どうなるのかを想定しておく必要があります。
株式投資での最大のリスクは企業が倒産してしまった時なので、その時の企業の価値を発行済み株式数で割ったBPSに示される金額が株価の予想される底値であると言えます。
一言で言うならば、BPSのよりも株価が値下がりする可能性はほぼないという事です。
※BPSは過去の値を示すものなので当期に大きな負債を抱えた場合など例外も存在します。
まとめ
今回はBPS(一株当たり純資産)についてお伝えしましたが、BPSで判断出来るのは、企業の安定性です。
BPSは、一株当たり純資産と呼ばれるように、計算式は純資産÷発行済み株式数で求めることができます。
私がこの指標で判断するのは、企業の安定性というポジティブな面とともに、投資のリスクである株価が下落した場合のおおよその値を判断するために用いています。
四季報では現時点のBPSしか記載がありませんが、過去の推移にさかのぼって確認しておきたい指標です。
P.S. 株価指標について私の記事を参考にして頂くのは非常にうれしいことなのですが、貴重な時間をいただくことになります。
もしよろしければ、以下のような四季報の活用法をまとめた書籍を手元にお持ちいただけると効率的な銘柄選びに役立つと思います。
実際に私も読んだのですが、わかりやすい表現が使われていて投資に手を出した初期に読むにはとても適していると感じました。よろしければ参考にしてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。