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【株価指標】PBR(株価純資産倍率)の意味と活用の仕方について
どうも!!5年以上前のセールで買った髭剃りから変な音がする事で悩んでいる『らしらん』(rasiran)です。
なんかね、1週間くらい前から『キュイーン』って言うんですよ!!
、、
って言ってもうまく伝わらないと思うので、さっそく本題にまいりましょう。
本日は、株価指標のPBR Price Book-value Ratio(株価純資産倍率)について解説していこうと思います。
それではまいりましょう。
PBRで何を判断するのか?
PBRとは、Price Book-value Ratioの略で、株価純資産倍率とも言われます。
簡単に言うならば、現在の株価は、一株当たり純資産の何倍になっているのか?を表した指標です。
この指標で何を判断するのかというと、株価がお得であるのか、それとも高いのかを判断するわけです。
その判断の基準は、PBRの数値が、1倍~1.5倍であればお得、それ以上であれば少し高いかな?と判断します。
PBRの数値が1倍以下だとマズイかもしれない!
PBRを求めるための計算式は、
PBR=株価÷BPS(一株当たり純資産)ですから、PBRが1倍以下になるという事は株価をBPS(一株当たり純資産)が上回っているという事です。
どういうことかというと、理屈上はおかしな話なのですが企業が倒産した場合、手元に現在の株価以上のお金が帰ってくるという事です。
普通に考えるとありがたいですが、おかしいですよね?
その様な場合他の指標も組み合わせて活用することで成長の見込めない株を選んでしまうリスクを下げることができます。
例えば、株価の割安度を判断する指標として今回のPBRに加えてPERを合わせて活用すると、
- PBR(株価純資産倍率)…企業の資産を基準に割安度を判断←今回解説しているのはコチラ
- PER(株価収益率)…企業の稼ぐ力を基準に割安度を判断
PBRは割安と出ているけれど、PERの基準となる企業の稼ぐ力が急激に減少していることに気づくことが出来たりします。
流れとしては以下のような感じですね。
- 今までは事業がうまくいっていたから蓄えとしての資産はある
- 急に事業がうまくいかなくなり収益を上げる事が出来なくなってしまった
- その結果として、投資家から事業の回復する見込みがないと判断される
- 投資家が株を買わなくなった結果、株価が下落する
- PBRが1倍を下回る
ちょっとイメージが湧きにくいので、具体例を挙げるとすると、
現在ではデジカメが主流となりカメラ用のフィルムなんて見かけることが無くなりましたが、もしも『富士フィルムホールディングス(4901)』が現在のような医療機器や医薬品の分野へ転換せずに、ず~っとカメラのフィルムだけを作り続けるような事をしていたなら成長性が見込めないと判断されPBRが1倍を下回っていたかもしれません。
※2018/01/19時点で確認したところ、富士フィルムホールディングスのPBRは0.98倍でしたがあくまで例として用いただけであり数値との関連性を裏付けるものではありません、PBRが下落する要因は他の場面に見られる可能性もあります。詳しくはご自身でご確認くださいませ。
他にも要因は考えられるので、実際にはPBRが1倍より下でも問題ないケースも存在します。
単純に指標の数値だけで判断せず、なぜそのような数値になっているのか?までさかのぼって判断いただきたいと思います。
まとめ
今回は、PBR Price Book-value Ratio(株価純資産倍率)についてお伝えしましたが、
判断することは、PBRの値が1倍に限りなく近ければ、その株はお買い得である可能性が高いという事です。
ただし、例外も存在するので1倍に近くても単純に投資家から成長の見込みがないと判断されている場合もあるので注意が必要です。とくに1倍を下回っているような場合は企業についてよく調べたほうがいいですね♪
ですが、事実としてはPBRの値が1倍を下回っている企業というのは、たまに見かけるのも事実です。良く調べたうえで問題がないのであればそれは掘り出し物の株であるかもしれません。
何度もお伝えしていますが、投資は儲かる株を買うから儲かるのではなく、リスクの無い株を買うから利益が出るのです。
単純に、指標で判断するのではなく指標として現れる要因まで考えて丁寧な投資を行ってきましょう。
利益は出すものではなく、あとから付いてくるものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。