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味の素【2802】の株価分析と配当や株主優待について

 
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どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

本日は『味の素』の株価を分析していこうと思います。

 

それでは参りましょう!!

なお、記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を進めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

 

味の素ってどんな会社?

時価総額は食品業種172社中で3位、売上高は1兆円を超える規模の企業です。

 

皆さんご存知の調味料で国内最大手、アミノ酸技術で飼料や医薬の分野への進出もしています。

時価総額の1兆円を有効活用してM&Aに力を入れていることも強みですね。

 

味の素の株価を収益の視点から分析する

それでは、現在の株価1881.5円(2018/03/02 記事作成時点)を基準に見ていきたいとおもいます。

まずは、一株当たりの利益の割合を表す、PER(株価収益率)をみてみると19.74倍ですから、お得だと判断される15倍を超えていて少し割高です。

EPS(一株当たり利益)は95.3円です。

 

EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15パーセントを掛けると、妥当な株価は953円~1429.5円とでてきますから、収益から判断すると割高であると判断できます。

 

ちなみに、現在の株価1,930円とRPS15倍の差は500.5円ですから収益の面から見ると500.5円割高とみることが出来ます。

 

味の素の株価を資産の観点から分析する

では引き続いて資産からみていきましょう。

株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、1.66倍ですから、一般にお得とされる1.5倍を少し超えています。

 

BPSが1164.63円だという事から、万が一倒産してしまうようなことがあっても1164円は受け取る権利があるという事ですね。

1164.63円を株価の底値と見ることもできます。

 

BPSの1.5倍を現在の株価と比較すると、1164.63(BPS)×1.5=1746.945円

1881.5(現在の株価)-1746.9=134.6円

というわけで資産から見ると現在の株価は134.6円割高とみることが出来ます。

味の素の配当や株主優待はどうなのか?

味の素の一株当たり配当は、30~32円の予想なので100株持っていたなら年間で3000~3200円の配当が得られることになります。

配当利回りは、1.59%とまずまずですね。配当性向は前期で45.53%なので収益から考えるとかなりの金額を株主に還元しています。

 

株主優待は自社グループ商品の詰め合わせで、100株以上で1000円相当、1000株以上で3000円相当です。

 

 

味の素の売上高と利益はどうなのか?

売上高はほぼ横ばいでありながら、若干のブレが見られます。良く言えば前年に引きずられないとも見れますが微妙です。

営業利益は、右肩上がりです。

 

味の素の株価をROEと流動比率から分析する

ROEは8.5%、ROAは3.9%と決して悪い値ではありませんね。

 

流動比率は2.21倍で私が優良の基準とする1.5倍を超えています。短期的な資金に問題はありません。自己資本比率も47.7%と十分な資産を保有しています。

 

まとめ

収益面、資産面ともに、判断の結果は若干の割高といった印象でした。

 

株価チャートに方向性や、企業の価値との関連性もみられず投資の対象としては厳しいといった印象です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


 

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