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カーリットホールディングス【4275】の株価分析と配当や株主優待について

 
カーリット 発炎筒
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どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

 

本日はカーリットホールディングスの株価分析を行いたいと思います。

 

それではまいりましょう!!

 

なお、記事の内容は、私の個人的な考えであり株の購入を進めるものでも安全性を保障するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

 

カーリットホールディングスとは?

おそらく多くの人が聞いたこともないような企業だと思います。

 

身近なところだと自動車に乗せられている『発炎筒』を作っていてる企業ですね。

身近で需要のなくならないものを作っているのは好感度が高いです。

 

そのほかには、ペットボトルや缶飲料の受託製造やスーパーで販売されている肉や野菜の発泡スチロールトレイを作っていたり、土木工事などに使用される『産業用爆薬』や花火の製造業者向けに火薬の販売を行ったりしています。

 

あとは化学物質の受託評価試験を行っていて、最近だとハイブリッド車やEVのバッテリー試験を受託しています。

 

あまり興味を惹かれるものを作っている訳ではありませんが、とても身近な物をつくっている企業ですね。

ちなみに上場は2013年です。

 

カーリットホールディングスの株価を収益の視点から分析する

それでは現在のカーリットホールディングスの株価である1181円(2018/02/21 終値)を基準に指標に照らし合わせていこうと思います。

 

PER(株価収益率)は23.67倍で少し高いですね。2017年以降に株価を急激に上昇させていることから投資家の期待が高まっている企業と言えるかもしれません。

 

 

EPS一株当たり利益)は49.9円ですね。これをもとに一般的に株価が割安の範囲とされるPERが10~15倍の値を計算すると、499~748.5円となります。

 

現在の株価はPER15倍の値からすると432.5円高いと言えそうです。

カーリットホールディングスの株価を資産の視点から分析する

PBR(株価純資産倍率)は1.12倍です。1.5倍までであれば割安だと判断されることからするとかなりお得だと言えそうです。

BPS(一株当たり純資産)は1053.89円です。解散価値からすると現在の株価の1181円は妥当な価格と言えそうですね。

ちなみに1053.89円(BPS)×1.5倍=1580.83円なので、資産から判断する分には現在の価格からさらに399円上昇するまでは安値の範囲内と言えそうです。

 

 

カーリットホールディングスの株価を安定度や効率の視点から分析する

ROE(株主資本利益率)は前期が3.3%今期予想が4.8%とかなり低めの数値です。

長期での推移をみても2014年の6.9%からどんどん下がっています。

(※上場が2013年の為2014年までしかさかのぼることができていません。)

 

ROA(総資産利益率)でみても前期がが1.5%で今期予想が2.3%とこちらも低いですね。5%を基準にされることからも少し低いと言えそうです。

 

ただ、ROE、ROAともに資産に対する収益の割合なので先ほどの安定性の高さがROE、ROAの低さとも考えられます。

 

 

財務欄の自己資本比率47.3%。平均的には30%あれば普通で、40%あれば倒産の危険性はないと言われるので十分ですね。

 

直近の流動比率は1.32と出ているのでこちらは問題ありません。

 

営業キャッシュフローと有利子負債の比率も4.32倍ですから悪くはないですね。

 

カーリットホールディングスの配当や株主優待は?

配当は1株当たり10円ですから、100株だと年間で1000円です。

配当利回りは現在の株価だと0.89倍とちょっと低いですね。配当性向を見ると直近で22.96%ですから妥当な数字です。純利益が少ないようにもみえるので、もう少し深く調べる必要がありますね。

 

株主優待は、100株以上だと1500円相当のUCギフトカードです。500株以上で2000円相当と増加率は悪くなりますが限りなくお金に近い金券が株主優待だと嬉しいですね。

カーリットホールディングスの売上高と利益について

売上高は少しづつ増えてはいるものの横ばいに近い数値です。

 

営業利益は2015年以降は伸びているように見えますがやはり売上高が欲しいところですね。

 

まとめ

株価指標から見たところ、資産面からの安定感はありますがやはり収益力が弱いように思われます。

 

株価推移のチャートを見たところ2017年前半の600円台のあたりだとかなり魅力的な銘柄ではあったと思いますが、現在の株価と指標を照らし合わせると割高としか言えません。

 

 

こういった銘柄を株価が安い時点で発見できるといいですね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 



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