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【株価指標】流動比率の意味と活用の仕方について
それでは好評の株価指標を丁寧に解説するコーナーですが、本日は流動比率について解説を行おうと思います。
それではまいりましょう。
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流動比率で何を判断するのか?
流動比率というのは、企業の短期的な支払い能力を判断するために用います。
計算式は、流動資産÷流動負債で求めることができます。簡単に言うと流動資産と流動負債とはそれぞれ1年以内に入るお金と支払うお金を指します。
数値としては流動比率が1.5倍以上であれば問題がないとされています。
逆に1倍を下回るようなことがあれば、支払うべきお金が手元に無いわけですから企業は新たな借金をしてお金を支払う事になります。
どこかでお金を借りることが出来ればいいですが、どこからもお金が借りれなければどうなるか想像がつきますよね?
ザックリですが、短期的なお金の余裕を流動比率で確認するという事です。
流動比率はどこで調べられるのか?
企業の貸借対照表(バランスシート)にのっている流動資産を流動負債で割ることで求められるのですが、まずは企業の貸借対照表(バランスシート)を手に入れる必要があります。
どこで手に入れるかというと、
『企業名 + 決算短信(けっさんたんしん)』と入力すればすぐに出てきます。
例を挙げるならば『トヨタ自動車 決算短信』と入力するだけです。
一つの手段として、企業のホームページから入って『IR情報』の項目をクリックして、『決算報告』などのページを探してもいいのですが少し大変ですよね?
ちなみに短信というのは、短い手紙といった意味です。
貸借対照表(バランスシート)の中の資産の部、負債の部の中にそれぞれ流動資産合計、流動負債合計とあるので、その数字をもとに流動比率を計算してみて下さい。
※注意!!
バランスシートを見ると数字の羅列で拒否反応を起こしたり、書いてある意味がわからない!!投資なんて無理だ!!と言いたくなりますが、今回は流動比率の計算が出来れば大丈夫です。
全てを一度で理解する必要はありません。ゆっくり行きましょう♪
流動比率が1倍を下回るとマズイのか?
流動比率が1倍以下(100%以下)だとマズイのか?ですが、基本的には1年以内に支払うお金より、得るお金の方が少ないわけですからマズイです。
ただ、例外としてお金の流れが速いケース。具体的には日銭が入る客商売の様な毎日少しづつ収入が入るような業態の場合は余裕はないけれど、何とかなるケースもあるので業種によって指標の重要度は変わることは理解しておきましょう。
まとめ
今回は流動比率について、企業の短期的なお金の支払い能力を表す指標であることをお伝えしました。
一概にこの指標だけで企業の状況が判断できるものではありませんが、私は、1.5倍を下回るような場合はより注意深く企業について調べる様にしています。
言うならば、ネガティブな面を洗い出すきっかけとしているわけです。
文中でもお伝えしましたが、指標の理解は大変だと思いますが、本当に一つづつで大丈夫なので、ゆっくり丁寧に理解していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。