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【利益増を狙う】株の売り時のタイミングを見極めるポイントについて
どうも!!AKBじゃなく、AKY(あえて空気読まない)な、FPの『らしらん』(rasiran)です。
今回は、株の売り時のタイミングについてなのですが、
株の売り時となると、多くの人が株を購入するよりも難しいと感じているのではないでしょうか?
ですが、株の売却の目的を考えるとそれほど難しい作業ではなく、株の売却の目的は、損失を小さくすることと、利益を大きくすることの、たった2つの目的しかないわけです。
よって、私の『リスクを小さく投資を行う』という観点では、株の売却において考えるポイントも2点だけで、
- 損失を小さくする為の売却は、シビアに行う必要がある
- 利益を大きくするための売却は、あえてシビアに行わない
上記の2点が重要であると考えています。
少しわかりづらいと思いますので、説明していきたいと思います。
売却の前に、リスクの小さい銘柄選びについてまとめた記事はコチラ
目次
損失を小さくするための株の売却はシビアに行う
損失を小さくするための株の売却というのは、損切り(ロスカット)の事です。
長期投資の場合、多少の含み損はむしろ買い増しのタイミングであったりもするのですが、株価が下落した場面での、むやみな買い増しや上昇を期待した放置は、大きく損失を広げる要因になりかねません。
よって株価がいくらまで下落したなら問答無用でロスカットを行う!!という基準を自分で設定する必要があります。
この問答無用でロスカットを行うというのが重要で、人間というのは、自身が置かれている状況がヤバければ、ヤバイ程自分に都合よく考えるように出来ています(笑)
だから、絶対に守るべき損切りのラインを設定するわけですが、設定基準は株価が下落した状況で、その株価が回復する可能性は、何年以内の範囲だと何%位あるのか?を基準に設定するわけです。
本当にザックリとした設定法ではありますが、過去のチャートを眺めて
- 設定した損切りラインの株価が自分が冷静に受け入れられる程度の損失か?
- 設定した株価から現在の株価に復活するには、何年(何か月)位かかりそうか?また可能性そのものはチャートの周期的に現実的なものなのか?
- 一定期間のうち、自分の設定した株価を超えている期間は何%位あったのか?
このあたりを情報源として自身で決めるしかありません。
難しければ、株の取得価格の10%下落したら売却するなどと、機械的に設定してしまってもいいと思います。
利益を大きくするための株の売却はシビアにならなくてOK!!
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、損をしていなくて、利益が含み益として発生している状況ならそんなにシビアになる必要はないと思います。
そして、ふざけている訳ではなく、シビアになりすぎるとリスクが大きくなる事についても、この項目ではお伝えしていきます。
まずは理屈での話ですが、損失より一円でも多く利益を出す投資ができていれば、手元の資金は必ず増えていくわけです。
ですが、少しでも利益を大きくしたいという気持ちはありますよね?
少しおさらいですが、株は安いときに買って高いときに売れば利益がでるので、一番高い時に売れば一番多くの利益を手に入れることができます。
一番株価の高い時=将来において株価が上昇する可能性が小さくなった時
ってことです。簡単ですね♪
では、株価が上昇する可能性が低い時とはいつなのか?について考えてみたいと思います。
株価が上昇する可能性が低い時とはいつなのか?
シンプルに以下の3つだけです。
- 企業に倒産する位の問題が発生した時
- 株価指標から、企業のポテンシャルが低いと判断できた時
- 株価が極端に上昇しすぎた時
以上です。順番に見ていきましょう。
企業に倒産する位の問題が発生した時
当たり前ですが、企業が企業努力で回復できない問題を抱えたとき、株価は下がり続けます。
過去の株価が高かった頃のチャートを眺めると、株を売却する踏ん切りがなかなかつかないものですが、倒産の危機に瀕している企業が回復する可能性は冷静に考えると低く、また回復できる場合においても長期化が予想されます。
よって、少しでも傷口が浅いうちに売却するべきです。
株価指標から企業のポテンシャルが低いと判断できた時
しっかりと投資銘柄を選ぶ段階で株価指標から絞り込みを行ったはずですが、保有中に指標の状況が変化することがあります。
ですので、保有する株式については購入すればそれで終わりではなく、常に企業の状況はどうなのか?株価指標などから常に把握している必要があります。
企業の状況が、購入時に重要視したはずの株価指標のフィルターからこぼれ落ちるような状況にあるのであれば、企業のポテンシャルが低い状況にあるのに株を保有しているという事なので、株の売却も検討する必要があります。
購入時には、株価指標をメインに判断してきましたが、売却の検討においては指標以外にも社長の交代や、主要株主についても注目する必要があります。
なぜかというと、企業の体質が変わる可能性があるからです。
難しく考えなくても、証券口座のサイトを確認すれば企業のニュースを確認できますので、そのニュースは企業の経営にどのような影響があるのだろうか?という視点で考えることができれば特に問題はないと思います♪
株価が極端に上昇した場合
例えとして適切ではないかもしれませんが、一発屋芸人は、極端な人気を得た後、あっという間にテレビから姿を消すことがあります。
理由は、世間のニーズと合致することができたけれど、芸人自身に実力がなかったからです。
企業においても、企業のポテンシャル以上に投資家からの評価を得て、株価が急上昇することがありますが、時間の経過とともに、企業のポテンシャルに見合った株価に落ち着くものです。(上場直後の新規公開株の値動きなんかがそうですね)
急上昇したなら、その上昇しきったタイミングで売却できれば利益は多いですが、一番高いところを狙うのは簡単ではありません。
なぜなら企業のポテンシャルは、指標から分析する事ができますが、投資家からの評価(人気度)なんてものは、分析もクソもなくて、勘に頼るしかないからです(笑)
株の価格なんてものは、企業のポテンシャルに見合わずに上昇した場合、上がれば上がるほど下がりやすいものです。
よって、一円でも高い株価で売却しようとシビアに狙って、株価の暴落に遭うよりは、ある程度のところで売って利益を確定してしまう方がいいと思います。
まとめ
よって今回のまとめとしては、株の売り時のタイミングの大前提は、
損失を小さくするための売却はシビアに行い、利益を大きくするための売却はあえてシビアに行わないという事です。
今回紹介した3つの要件の
- 企業に倒産するくらいの問題が発生した時
- 株価指標いから企業のポテンシャルが低いと判断した時
- 株価が極端に上昇した時
というのは、バイ&ホールドの観点から保有するに値しなくなった可能性が高いので自身で分析の上、
将来において株価が上昇する可能性が低いと判断できたタイミングで売却を行えば大きな間違いを起こすことはありません。
株式投資ってのは企業を応援する行為なので、金儲けに走った時点で失敗するってことですね♪
コツコツと小さな金額の利益を積み上げていきましょう。