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株の長期保有にあたって気を付けなければならない3つのポイントについて

 
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どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。

 

株の保有期間については、リスクを下げる観点から長期保有をオススメされることが一般的ですし、私自身も今まで長期保有をオススメしてきました。

 

もちろん、今でもそのスタンスが変わることはありません。

 

ですが、細かいニュアンスが伝えきれていないように感じたので、長期保有の本当の考え方について深く掘り下げていこうと思います。

 

それでは確認の為に基本から行きましょう。

 

よろしければ、以前の記事も参考にしてみて下さい。

投資に必要な情報は何かについてまとめた記事はコチラ

株の情報をどのように活用すべきかについてまとめた記事はコチラ

とにかくリスクを小さく投資をするための6つの手順についての記事はコチラ

 

投資の目的

投資はギャンブルではないので、考え方としては、企業を応援するつもりで投資するべきだと今までお伝えしてきました。

 

ですが、目的は何なのか?というと、

 

利益を上げる事です。

 

少し矛盾するような気もしますが、感情を満たす為に投資を行う訳ではありませんから再確認しておきたいと思います。

 

目的を達成するためには、テクニックよりもリスクを下げることが重要

どうしても、株で利益を出したいと考えると早く株価の上がりそうな株を選びたくなるので、その需要を見越んだ投資雑誌では『株価が1年で何倍にも増えそうな銘柄!!』などと特集が組まれることも多いのですが、

 

そこで紹介される株は一見よさそうに見える反面、株式指標から分析を行うとかなりギリギリの経営を行っている企業も少なくありません。

 

例えば、スピードの出る車を作ろうと思えば単純に大排気量のエンジンを載せてしまえば手っ取り早いわけですが、早いだけの安全ではない車には誰も乗りたいと思いませんよね?

 

自動車においても、出せるスピードに見合ったブレーキの性能や万一の事故の際の安全性が見込めるボディの剛性、そしてエアバッグのような安全機能が必要になるように、企業の株においても成長性と同時に安定性などの安全面も考慮する必要があります。

 

そこで、安全で成長の見込める株をどのようにみつけるか?という事ですが、そのためには長期的に成長の見込める株を選択する必要があるわけです。

 

やり方としては、今までお伝えしてきたように、以下の項目からコツコツ銘柄を絞り込んでいくわけです。

  • 日経新聞で最低限の知識は常に仕入れておく
  • バイ&ホールドを行う際の精神的負担を減らす為に『好き』だと思える銘柄を選ぶ
  • 複数の株を所有することが前提なので、安価な株を購入する
  • 株式指標から企業の安定性を読み取る
  • 長期のチャートから相対的に割安なのかを判断する
  • 株式投資に一発逆転を狙えるような裏技は存在しないので、とにかくコツコツ学び続ける

 

なぜかというと、企業としてのポテンシャルが担保されていれば、何かの要因で業績が不調に追い込まれ,

その結果株価が下落しても、再び回復する可能性が見込めるからです。

 

長期的に保有することができる株を選ぶという事は、短期的な業績不調に陥った場合でも株を保有することで資産の減少を回避することができるという事です。

 

これは、投資で利益を上げる目的を達成するためのリスク回避という位置づけになります。

 

投資のリスクを下げるために必要な6つの項目をまとめた記事はコチラ

 

企業が永久に存続する保証はない

日本には400年以上の歴史を持つ企業がいくつか存在しますが、それらの企業であっても今後存続していく保証はありません。

 

例えば、少し前だと銀行は倒産しないと言われていましたが、今では銀行も倒産する可能性のあるものとして認識されていますよね?

今後、AI(人工知能)や、自動運転車が一般的なものとなった時、企業の製品やサービスが今まで存在しなかったものに置き換わることが予想されるので、多くの企業が厳しい状況に立たされることだと思います。

 

ですので、投資家の目線としては、株の長期保有さえすれば安全ではないと認識しておく必要があるわけです。

かならずしも長期保有=安全の公式は成り立たないケースも存在することを理解する必要があるという事です。

万が一の際には株の売却も考慮しないといけない。そこは自身の目で見極める必要があります。

 

ウォーレンバフェットがなぜ、『馬鹿でも経営できる企業を買え』と言うのか?

ウォーレンバフェットの投資手法は、徹底したバイ&ホールドで知られていますが、株を永久に保有し続けるには、『馬鹿でも経営できる企業の株を買う』必要があるわけです。

 

なぜかというと、バフェットが株を保有する企業の有名なものにコカ・コーラ社がありますが、地球上からコーラを飲む人がいなくなる事は永久に来ないでしょう。

 

また、コカ・コーラ社は圧倒的な知名度とブランド力もあるので、カップラーメンと言えばカップヌードル(日清食品)、油性ペンと言えばマジック(寺西化学工業)のように他社が参入しても生き残る可能性は非常に高いと予想できます。

 

そして、コーラというのは、コンピュータや自動車と違って構造が単純であるため、他のものに置き換わってしまう可能性も非常に低いです。

 

永久に需要が存在する分野で、圧倒的な知名度を持っている事は、永久に存続する可能性が高いという判断から、バイ&ホールドの手法を使って投資を行うウォーレンバフェットに好かれるという訳です。

 

まとめ

よって、今回お伝えしたかった事をまとめると、

  • 長期保有は、株式投資でリスクを下げるための手法の一つである
  • 長期保有だから安全であるという安易な発想は危険がある
  • ウォーレンバフェットのような超長期での株の保有を目指すのであれば、圧倒的ブランド力があり、なおかつ他の商品に置き換わる事の無い分野の製品を作っている企業の株を選ぶと長期保有のリスクを下げることのできる可能性が高まる。

という事です。

矛盾するような表現もあるので混乱させるかもしれませんが、長期保有が投資のリスクを下げるにあたり有効でありながらも、デメリットがまったく存在しないわけではないということを理解していただきたいというのが今回私がお伝えしたかった事です。

最後までお読みいただきありがとうございました。


 

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