神戸物産【3038】の株価分析と配当や株主優待について

 
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どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

 

以前に、業務スーパーでめちゃくちゃ安い『シシャモ』を買ったのですが、一匹も卵が入っていなくて『おかしいなぁ』と思っていたら、

 

パッケージにはしっかりと『シシャモ【オス】』と書かれていたことがありました。

 

というわけで今回は、神戸物産【3038】の株価分析を行います。

 

記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を勧めるものでも安全性を保障するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

また、企業の一般公開情報によって判断を行ったため、事実と異なる点が存在する可能税があります。どのような考えを持って投資を行うかの『考え方の流れ』を参考に頂ければと思います。

参考にしたうえでの不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。



圧倒的低価格の自社商品をフランチャイズで販売

神戸物産の展開する業務スーパーの強みは、商品が低価格であることです。

 

国内22か所の自社工場で作られた製品は、中間業者を通すことなしに直接『業務スーパー』各店舗で販売されること。

また、海外350以上の協力工場からは大型コンテナを用いた船便によって大量仕入れを行うことによってコストを下げ、低価格での販売を可能にしています。

 

他社を圧倒するほどの低価格商品を大量に販売する為に同社はフランチャイズの形態をとり、2020年5月時点では865店舗の業務スーパーを展開しております。

 

フランチャイズ契約を行う店舗からのロイヤリティは、仕入れ額の1%であり小さめに設定されています。このことから、同社の利益は商品の大量販売によって生み出されていることが予想できます。

 

イメージとしては、販売先(865店舗のフランチャイズ)を確保した上で、製造業を行っていると考えるとわかりやすいと思います。

 

また、同社で取り扱う商品のラインナップは、基本的には常温保存のできる缶詰や乾物、また冷凍食品が中心で長期保存ができるため廃棄のロスが少なく、さらに流行の影響を受けない定番商品で構成されている事は大きな強みです。

 

生鮮食品である野菜などを扱う店舗もありますが、これらはフランチャイズの各店舗が独自のルートで仕入れを行っているものです。

 

ハラール認証食品の取り扱い

ハラール認証食品とは、ムスリム(イスラム教徒)向けの宗教上口にすることができない食材を使用していないことを表す認証を受けた商品の事です。

対して、許可されていないもののことを『ハラーム』と呼びます。

 

同社は、ハラール認証食品の取り扱いもおこなっており、業務スーパーホームページの『ハラールフード』の項目から確認することができます。

 

現在、ハラール認証食品についての認知度は低いかも知れませんが、ムスリム(イスラム教徒)の人口分布はアジア・太平洋地域圏に約10億人とムスリム全体の60%以上が集中している事から今後は日本国内のムスリム人口15万人に加え、さらに増加することが予想できます。

 

日本国内でハラール認証食品の手に入る場所が限られている状況にあるので、同社がどのようにアピールしていくのかに期待したいと思います。

 

神戸物産を収益の視点から分析する

それでは、現在の株価6610円(2020/08/03終値)を基準に株価分析を行います。

一株当たりの利益の割合をあらわす、PER(株価収益率)は45.93倍であり、一般的な企業の平均の15倍からするとかなり割高です。

 

 

現在、同社の展開する『業務スーパー』の店舗数は865店(2020年5月時点)であり、順調に店舗数を伸ばしております。

店舗の分布は関西が中心であり、関東への出店の余地を考えると今後の同社の成長が予想できるわけで、その期待が高いPERに反映されているものと思われます。

 

ただし、一概に比較できるものではありませんが、イオングループの総合スーパー事業の『イオン』、『イオンスタイル』の店舗数が521店、ディスカウントストア事業の『ザ・ビッグ』の店舗数が225店であり、

イオングループの合計746店よりも、業務スーパーの店舗数865店の方が、店舗数で上回っている状況であることは今後の店舗数増加の予想を立てる際に頭の片隅に置いておいた方がいいかも知れません。

EPS(一株当たり利益)は、143.9円です。

 

EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、1439~2158.5円です。

ちなみに現在の株価6660円EPSの15倍の差は4451.5円です。

 

これが、そのまま割高とは言いませんが同社の成長そのものを反映したものではなく、たんなる投資家の期待として株価が吊り上がっているのであれば、そこは割り引いて考える必要があります。

 

 

神戸物産を資産の観点から分析する

株価がBPS(一株当たり純資産)の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、14.24倍です。

1.5倍までが割安ととられることを考えると、かなり割高だと判断ができます。

BPSは、464.31円なので、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると、696.47円ですから現在の株価6610円と比較すると資産面からは、5913.53円割高だと言えます。

 

理論上の株価の底値は464.31円です。

 

神戸物産の配当や株主優待はどうなのか?

配当は、一株あたり25円~30円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は2500~3000円です。

配当利回りは、0.38%とかなり少なめの配当です。

 

配当性向は、17.8%ですから、一般的な目安とされる30%よりも確かに低いとは言えます。

ですが、配当を低く感じるのは高騰した株価によって感じるものであって同社が配当を渋っているという訳ではなさそうです。

 

株主優待は、業務スーパーの商品券を以下の割合で頂けます。

  • 100~1000株    商品券1000円分
  • 1000~2000株 商品券10000円分
  • 2000株以上   商品券15000円分

 

さらに、神戸物産の株券を3年以上保有することで、頂ける金額の割合がアップします。

  • 100~1000株  商品券3000円分
  • 1000~2000株  商品券15000円分
  • 2000株以上     商品券20000円分

 

業務スーパーの商品は安いので仮に1000円分だとしても結構な量の買い物ができると思います。

 

神戸物産の売上高と利益はどうなのか?

売上高、営業利益ともに右肩上がりで順調に推移していることが過去のグラフからわかります。

 

営業利益率についても順調に増加しており2019年10月期時点で、6.4%です。

フランチャイズ加盟店の店舗数が増えることで、同社の販売する商品の全体量が増えるわけですから、業務スーパーの店舗数と、プライベートブランド商品のアイテム数が増加することで利益率が改善されることが予想できます。

 

神戸物産の株価を利益率と流動比率から分析する。

過去のグラフからROEの推移を確認すると、おおむね27~30%で推移していることが分かります。

ROAについても6~8%での推移であり、一般的な感覚であればROEが10%、ROAが5%を超えてくると高い(良い)とされることからかなり良い数値であると言えます。

 

流動比率は、2.2倍で短期的な資金には十分な余裕があることが分かります。

 

自己資本比率は、30.0%と一般的に倒産の危険性がないと言われる40%を基準とした場合に若干少なく感じます。

ただ、内訳についてみてみると、M&Aや設備投資を目的とした借入金であることから問題はないと判断しました。

 

有利子負債キャッシュフロー倍率は、3.37倍であり負債の返済能力も問題ありません。

 

まとめ

今回は『神戸物産』の株価分析を行いました。

 

私の印象としては、同社は小売業と言うよりも製造業であり、販売先(フランチャイズ展開する業務スーパー)を確保した上で、圧倒的な低価格で経営を行っていることが強みであると感じました。

 

また、扱う商品を常温保存できる缶詰や冷凍食品に絞り、定番商品(常に平均して売れ続ける商品)に絞ることで廃棄ロスを減らしている事も無駄を省く上で効率的であると言えます。

 

さて、同社の今後の成長について考えるのであれば、フランチャイズ店舗の出店数PB商品の増加について予想を立てる必要がありそうです。

 

よって、関西圏以外での出店ペース、また同社のタピオカや、牛乳パック入りのデザートがSNSで注目されたように『業務スーパー』に行けば〇〇が買えるといった具合に安さ以外の目玉商品を開発できるかが注目すべき点として挙げられます。

 

長期的視点で投資対象として考える場合、現時点での株価は割高であると感じられます。

よって私の投資判断は保留ではありますが、業績、財務状況に魅力的な点も多く何かのタイミングで株価を大きく下げたタイミングで購入を検討してみると良いでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。



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