エフピコ【7347】の株価分析と配当や株主優待について

 
エフピコ 食品用トレー
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どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

 

本日は『エフピコ』【7347】の株価分析を行います。

 

エフピコは、食品売り場に並ぶ生鮮食品や総菜、弁当などの食品容器製造で最大手の企業です。

 

ちなみに、1962年設立当初の社名は『福山パール紙工株式会社』であり、英文名を『FP CORPORATION』として、さらにカタカナ読みの短縮で表したのが、1989年より使用されている現在の社名『エフピコ』の由来です。

 

記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を勧めるものでも安全性を保障するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

また、企業の一般公開情報によって判断を行ったため、事実と異なる点が存在する可能税があります。どのような考えを持って投資を行うかの『考え方の流れ』を参考に頂ければと思います。

参考にしたうえでの不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。



製品開発による強み

もしかすると、食品用のトレーは単なる皿の形をした入れ物であり、他社がマネをして作ることは容易であると感じるかも知れません。

ですが、同社の製品は数多くの技術により使用される環境、用途にあった製品が開発されています。

 

例えば、電子レンジでの使用を想定した『マルチFP』シリーズは-40℃から110度まで耐える耐寒耐熱性があり、発砲素材であることから電子レンジから取り出した直後に手で触れても熱さを感じにくい特性を持っています。

また、『新透明PP』シリーズは従来品よりも透明度が上がり、なおかつ耐熱性により総菜を出来上がりの熱い状態で盛り付けることが可能であり電子レンジでの再加熱にも耐えることができます。

 

一般に、食品トレーに求められることは軽さと強度の両立であり、軽さを追求することで輸送コストと原材料コストの削減につながります。

 

同社は、製品自体の厚みを薄くすることや、発泡スチロールトレーについては、従来よりも発泡倍率を高めることで軽量化を達成するため2008年に新たな発砲倍率を高めた素材を開発しております。

その結果、発泡スチロールトレーの原料ついては、体積中のポリスチレン樹脂は5~10%で残りの90~95%が空気と、省資源化にも貢献しております。

エフピコ 食品用トレー

トレー縁部の形状に凹凸をつけることによって、強度を保ちながら軽量化に貢献しています。

 

強度については、形状の工夫や凹凸をつけることによって強度を高めています。

 

製品の安定供給

同社の取り扱う約10000種類の製品への需要は、季節により変化する食材や、流行によりは絶えず変化します。

従来は、現場の営業から送られてくる予想にもとづいて生産を行っておりましたが、現在では在庫管理ソフトの強化によって、通常1.5か月程度の在庫水準でほぼ欠品なく製品の供給を行うことが可能となっております。

 

また、2020年3月時点での自社物流の割合は97.4%であり、全国21の物流拠点によって製品の安定供給の仕組みを作り上げています。

 

使用済みトレーの回収

エフピコ 食品用トレー

同社はリサイクルの為に1990年より使用済み食品容器の回収を行っております。

当初はスーパーマーケットへの回収ボックスの設置は6店舗から始まり、現在では9390か所に回収ボックスが設置され、そこで回収されたトレーは、『エコトレー』、『エコAPET』といったリサイクル製品へと再利用されております。

 

これらの再生原料から製造されるトレーは、二酸化炭素排出量を30%削減する効果があります。

 

また、全国にある回収したトレーを選別する『選別センター』及び『リサイクル工場』では、障がい者雇用が行われておりグループ全体での雇用率は13.78%と高く全国から年間2万人の見学者が訪れるほどです。

 

 

エフピコを収益の視点から分析する

それでは、現在の株価8170円(2020/08/101終値)を基準に株価分析を行います。

一株当たりの利益の割合をあらわす、PER(株価収益率)は29.9倍であり、一般的な企業の平均の15倍からするとやや高めの数値で投資家からの期待が高いことが分かります。

EPS(一株当たり利益)は、273.2円です。

 

EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、2732~4098円です。

ちなみに現在の株価8170円EPSの15倍の差は4072円です。

 

EPS(一株当たり利益)については過去のグラフを見たところ横ばいと言った印象です。今後も大幅に収益を伸ばしていく企業ではないと予想できるので収益の視点で考えるとやはり割高ですね。

 

株価の推移についても3月前半あたりまでの株価は6500円前後で推移していたものが、3月中頃から極端に上昇しています。

 

おそらくコロナウイルスの影響を受けにくい銘柄だと判断され影響だとは思いますが、異常なPERの上昇であり割安感は小さいと判断しました。

 

 

エフピコを資産の観点から分析する

株価BPS(一株当たり純資産)の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、2.84倍です。

1.5倍までが割安ととられることを考えると、数値だけを見るのであればやや割高だと判断ができます。

BPSは、2872.14円なので、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると、4308.21円ですから現在の株価8170円と比較すると資産面からは、3862円割高だと言えます。

 

ただし、BPS(一株当たり純資産)については、先ほどのEPS(一株当たり利益)とは異なり、過去から現在までの推移は完璧な右肩上がりです。

 

よって、資産面から分析する分ではそれほど割高ではないと言えます。

 

理論上の株価の底値は2872.14円です。

 

エフピコの配当や株主優待はどうなのか?

配当は、一株あたり81円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は8100円です。

配当利回りは、0.99%とまずまずといったところでしょう。

 

配当性向は、31.1%ですから、一般的な目安とされる30%をわずかに上回っています。

配当の金額としては妥当なところでしょう。

 

株主優待は、おこなっていないようです。

 

エフピコの売上高と利益はどうなのか?

売上高については、緩やかな右肩上がりです。

営業利益については過去の推移にばらつきが見られますが、2018年3月期以降は上昇傾向で推移しています。

 

営業利益率については7~9%あたりで推移しており、近年は緩やかな上昇傾向で2020年03月期時点で、8.3%です。

 

 

エフピコの株価を利益率と流動比率から分析する。

過去のグラフからROEの推移を確認すると、おおむね7%後半~11%で推移しています。

ROAについても4%あたりでの推移であり、ROE、ROAともに魅力的な数値です。

 

流動比率は、1.07倍であり短期的な資金にもとくに問題はないでしょう。

 

自己資本比率は、49%と一般的に倒産の危険性がないと言われる40%を超えており安全性も高いと言えます。

 

有利子負債キャッシュフロー倍率は、2.76倍であり負債の返済能力も問題ありません。

 

まとめ

今回は『エフピコ』の株価分析を行いました。

今回のコロナの件でもわかるように食材トレーの需要は一定であり、また企業自体の安全性も高いことが分かりました。

また、障がい者雇用にリサイクルと企業の方針も素晴らしい印象を受けました。

 

ただし投資対象としては、過去の株価の推移からみても現在の株価の動きは異常であり、流行りもの的に買われているのでしょう。

 

よほど株価が下がったならぜひとも購入してみたいとは思いますが、現状の株価では投資対象としては保留とさせていただきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 



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