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積水ハウス【1928】の株価分析と配当や株主優待について

 
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どうも!!『らしらん』(rasiran)です。

 

本日は、『積水ハウス』【1928】の株価を分析していこうと思います。

もとは積水化学工業のハウス事業部を母体として1960年に設立され、現在では積水化学工業の連結対象から外れ、時価総額では積水化学工業を上回る規模に成長しています。

 

記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を進めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。

また、企業の一般公開情報によって判断をおこなったため、事実と異なる点が存在する可能性があります。どのような考えをもって投資を行うかの『考え方の流れ』を参考にいただければと思います。

参考にした上での不利益を当方で負うものではありません。ご自身の判断によって投資は行ってください。

 

積水ハウスとは?

規模

積水ハウスは、時価総額1兆3278億万円、住宅建設の分野で35社中3位の規模の企業です。

 

事業構成

事業構成は、戸建て19%、賃貸22%、分譲7%、マンション3%、都市再開発6%、リフォーム7%、不動産フィー23%、国際他13%です。

 

国内市場の縮小

国内の市場を見ると、景気の回復により住宅の注文状況は改善が見られます。

ただし長期的な視点で見ると、少子高齢化、人口減少の影響をうけ今後の市場は縮小傾向にあるでしょう。

積水ハウスは国内でも大手の企業とはいえ、売上高で比較すると、大和ハウス工業の3兆5129億円に対し積水ハウスは2兆0269億円と大きく差を付けられている状況にあると言えます。

市場そのものの縮小に合わせて、競合のダイワハウスの存在など現状以上にシェアを伸ばすには苦戦が予想されます。

 

高付加価値住宅

積水ハウスでは、環境配慮型の高級住宅やエネルギー収支ゼロ住宅といった高付加価値住宅に力を入れています。

これらの住宅は比較的粗利も大きく売り上げに貢献しています。

 

さらに、狭小地でも3~4階建ての住宅を建てる新工法を20年ぶりに開発し、2019年の1月より新工法の活用を行います。こちらも一戸あたりの単価の底上げに効いてくるものだと思われます。

 

積水ハウスを収益の視点から分析する

それでは、現在の株価1997(2018/06/04終値)を基準に見ていきましょう。

一株当たりの利益の割合を表す、PER(株価収益率)は10.14倍と一般に言われる15倍の水準からすると割安です。

 

ただし、住宅関連銘柄のPERの水準は、平均して低く特に割安であるという事ではありません。

単純にPERの値が低いからと安易に飛びつくのは注意が必要です。

 

そもそも、住宅というのは爆発的に売れるような商品ではありません。

一例を挙げるならば、爆発的に売れる可能性のある製品(サービス)を作っていて、なおかつPERが低いような場合は、お得な銘柄である可能性もありますが一つの指標だけで判断するのは注意が必要です。

 

EPS(一株当たり利益)は196.9円です。

 

EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、1969円~2953.5円です。

ちなみに、現在の株価1997円EPSの15倍の差は956.5円です。

一般的に安値圏と言われるPER15倍からは、956.5円割安にはなりますが、先ほどのPERの理由と同様にお得な銘柄だと判断してしまうのは危険です。

 

積水ハウスを資産の観点から分析する

株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると、1.15倍です。1.5倍までが割安ととられることが多いことから割安と見ることも出来そうです。

 

BPS1731.6円なので、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると2597.4円ですから、現在の株価1997と比較すると資産面からは、600.4円割安だと言えます。

理論上の株価の底値は1731.6円です。

 

ただし、こちらの数値も注意が必要です。まずは下記のPBRを求めるための式をご確認ください。

PBR= PER× ROE

上記の式には、先ほどの一見低く見えるだけのPERの数値10.14が入ります。すると、先ほどお伝えしたように数値の低いPERROEを掛け算すればPERの値につられてPBRの値も低くなる事が分かります。

ここでの判断は、お得な銘柄を見つけた!!ではなく、万が一の値下がり幅は比較的小さくなる可能性がある位にとどめておくべきでしょう。

 

積水ハウスの配当や株主優待はどうなのか?

配当は、一株当たり79円を予定しているので、100株保有していたとすると配当は7900円です。

配当利回りは、3.96%とかなりの高配当です。

 

 配当性向は、40%を目標としているようです。2011年以降は増配を続けており配当性向にも大きなブレは見られません。

増益を続けている結果とも見ることができ、好印象です。

 

株主優待は、1000株以上保有すると、魚沼産コシヒカリ5kgがいただけます。

 

積水ハウスの売上高と利益はどうなのか?

売上高営業利益ともに、とても綺麗な右肩上がりです。

増収、増益率ともに優秀です。

 

 

積水ハウスの株価を利益率と流動比率から分析する

前期(2018/01)のROEは11.6%、ROAは8.8%。

今期予想(2019/01)は、ROEが11.4%、ROAが8.5%と 比較的高いとされるROEが8%、ROAが5%の値を超えています。利益率は良好です。

 

流動比率は2.22倍で短期的な資金には十分な余裕があります。

 

自己資本比率は47.5%です。倒産の危険がないと言われる40%以上の水準も超えていることから安心ですね。

 

営業キャッシュフローと有利子負債の割合は、5.93倍と一般には5倍以下を目安とされますが特に問題はないと考えられます。

 

まとめ

今回は『積水ハウス』の株価分析を行いました。

分析を行ってみて感じたのは、知名度、経営の質ともに優秀な企業だという事です。

 

国内では一般的な住宅展示場型の直接販売ですが、海外では小規模の代理店が販売する形態をとっているところが一般的です。

海外進出にも力を入れているようなので、国内での販売ノウハウを海外で活かせるかがカギになりそうです。

個人的に今後も引き続き見ていきたい企業だと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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