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株が『怖い』とか言う時点で負けるから手を出さない方がいいと思う
どうも!!リスクの範囲が限定的なものであると理解することができれば、たいていの恐怖はなくなると思う『ラシラン』(rasiran)です。
今回は厳しいめのタイトルにさせて頂きましたが、確かに株は怖いものです。
そこで今回は、株のリスクの範囲と、リスクの対処法についてお伝えしようと思います。
目次
株のリスクとは?
株の基本的なリスクは、元本割れです。
銀行にお金を預ければ額面を下回ることはありませんが、株の場合は10万円で購入した株の価値が9万円になる可能性はあります。
さらに言うと、株を購入した企業が倒産すれば、株の価値がゼロ円になることもあり得ます。
ですので仮に10万円分の株を購入した際のリスクは最大10万円という事になります。
株券が一日にして紙切れになる可能性は低い
ただし、上場企業が倒産する可能性はとても低いですし、あまりに急な値動きを抑制するために制限値幅というものが設けられているので、一日にしてすべての株券が紙切れになってしまう心配はありません。
これは、一日の値幅の変動が前日の終値の価格の約20~30%(株価による変動あり)の範囲を超えた場合に取引が出来なくなる制度で過熱した市場をクールダウンさせる目的でこのようなものが設けられています。
何が言いたいかというと、基本的には、1日のうちに制限値幅以上に株価の変動が起こることはないという事です。
制限値幅のお陰でどうなるの?
ここまでを少しまとめると
- 株の取引での最大限のリスクは自分の出資した金額まで。(10万円分株を購入した場合、リスクは10万円)
- 倒産等を除いた、株価の下落は1日で、前日終値を基準に約20~30%以上下がることはない。(制限値幅を30%と仮定し、前日終値が10万円の場合に1日で下落する幅は3万円まで)
という事になります。
※分かりやすさ優先のためにザックリと解説しております。実際には誤差が生じますのでご自身でご確認ください。
ここまでお読みいただくと、リスクが限定的なものであるにも関わらず世間で株が危険なものであると認識されていることに疑問を持つのではないでしょうか?
それでは、リスクの高い株の取引についても触れておきましょう。
信用取引の危険性
信用取引というのは、2017年11月現在だと、自分が所持している金額の約3倍の取引をすることができます。
メリットは、
- 手元に用意する資金が少なくて済むこと
- 株価が上昇した場合、通常の投資額での投資に対し利益を最大約3倍にする事が出来る。
といったことがありますが、
当然デメリットとして、
- 株価が下落した際のダメージが最大約3倍になる
ということがあげられます。
先ほど制限値幅について触れましたが、信用取引で3倍の運用をしていた場合、株価の下落がストップ安まで進行した場合、投資額のほぼ100%を1日で失う可能性があるという事です。
リスク管理の観点から、私はオススメしておりません。
それでは、リスクの範囲が分かったところで、さらにそのリスクを小さくするための方法についてお伝えしようと思います。
株のリスクを小さくする方法
みなさんは自動車教習所をご存知だと思いますが、あそこで学べるのは『安全で事故の無い運転のやり方』です。
対して、書店で販売されている大半の株に関する書籍や、ショボい株のセミナーで教えていたりするのは『楽して金持ちになる方法』だったりします。
どう考えてもアホでしょ??
自動車教習所風にいうなら、『自動車の限界性能を引き出したドライビングテクニックを初心者に教えます!!』みたいなもんです。普通に考えれば事故りますよね?(下の画像のような感じです)
それでは、リスクを下げるための方法をお伝えしようと思います。
投資のリスクをゼロにする方法
簡単です。投資をしなければいいんです。
自動車教習所でも、運転するためのルールや車の仕組みを理解するまでは運転させてもらえないように、株も最低限の知識が身につくまでは投資をしない事です。
100%事故ります。ギャンブルではありませんから絶対におやめください。
失っても大丈夫な資金で投資を行う
投資経験もないのに、退職金を全額投資してしまう人がいますが、その後幸せになった話をあまり聞いたことがありません。
投資金額は、自動車のアクセルのようなもので、うまくいけば目的地に少し早く到着するかもしれませんが、万が一の事故の際の被害が大きくなります。
車を廃車にしてしまえばどうにもなりませんが、コツンと擦った程度ならまだなんとかなります。
失っても、仕方ないとあきらめのつく金額で投資は行ってください。
資金が用意できないなら投資信託がオススメです。私の投資信託の利益を全て公開している記事はコチラ
損切りは絶対に行う
株価が下落すれば買い増しのチャンスだとも言えますが、それは資金が潤沢にある場合に限っての話です。
証券会社が投資を行う際は損切りのラインを明確に定め、そのラインを超える損失が出た場合は、問答無用で損切りを行います。
投資の格言にも『下手なナンピンスカンピン』という言葉がありますが、株価の下落時の買い増しを失敗すると、一文無しになりますよという意味で、多くの場合は損切りのタイミングを誤って損失を出してしまいます。
損切りのタイミングを見誤らない為にも、事前にいくらになったら損切りを行うのかを明確に定めてから投資を行いましょう。
車で言うならば、急ブレーキのようなものです。もしかすると後部座席に置いておいたカバンが、足元に吹き飛ばされてしまうかもしれませんが、大事故は防いでくれるだろうという事ですね。
み〜んなカバンを足元に落としてしまうのを恐れて、損切りという急ブレーキを踏まないからガシャン!!とやっちゃうんです。
心臓がドキドキしたら投資はやらない
これも車で例えると、、、、そうですね酒酔い運転みたいなものでしょう。
私は今でも投資を行っていると、チャートの動きや、目をつけていた企業の好材料のニュースが耳に入ると、一応冷静な顔はしていますが、内心では
ウヒョー!!上がってきた!!上がってきた!!これは買うでしょ!!まさに『今』でしょ!!
みたいな気持ちの悪いテンションになることが正直あります(笑)
自分でも心拍数が上がってドキドキしているのを感じますし、完全に冷静さを失っています。
お腹がペコペコの状態で買い物に行くと食料品を買いすぎてしまう事がありますが、まさにあの状態。
何度もお伝えしていますが、株価は上がれば上がるほど、下がりやすくなるものです。
本当に魅力的なのか冷静な判断ができるまではグッとこらえて見送る事です。
まとめ
感覚的に株は危険だと判断するのではなく、なぜ危険なのか?そしてどうすればその危険は取り除くことができるのか?
というところまで考えることができれば、株で損失を出した場合でもそれほど大きな損失になることはないと思います。
ここまで読んでガッカリした人もいるかと思いますが、リスクを小さくするための手法に特別なテクニックは全くありません。
ほんの少し考えることができれば、感情のコントロール以外は小学生でもゲーム感覚で学ばせることができるレベルだと思います。
信用取引さえしなければ、投資金額=自分のリスクなので、リスクの範囲も全て自分で選択することが可能です。
高度なテクニックは必要なく、いかに考えるかが大切だという事です。
最後までお読みいただきありがとうございました。