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初心者が高級ホイール(レーシングゼロ)で1358km走って気づいた〇〇な事
どうも!!『らしらん』(rasiran)です。
ホイールを交換するとあたかも別次元に到達できるような表現をされることがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
初心者が乗ると?という事ですが、私はロードバイクに乗って1年ちょっとです。
ただ、レースなんかよりも、どちらかと言うと景色を見ながらゆっくり走るポタリングが好きで、基本的には毎週50km程度をゆっくり走っています。
というわけで、技量も早さも初心者レベルを維持している私を初心者のサンプルとしてRACING ZERO で1358km走った感想をシビアに書いていきたいと思います。
ちなみに、チューブとタイヤは、以前のホイールから引き継ぎ、その他の機材もまったく同じ状況で乗り続けました。
目次
レーシングゼロを購入した理由
私の愛車についていたのは、メチャクチャ重い2500gくらいのホイールでした。
初期不良だったのか半年ほどで回転が悪くなったのが買い替えを検討した理由です。
私の技量や使い方からすると、カンパニョーロのゾンダでも十分すぎるほどだと考えたのですが、とりあえず初めはコレという選び方をすると、結局後から良いものが欲しくなるので、
買い替えという無駄な出費を抑えるという目的からレーシングゼロを選択しました。
体感できる違い
出だしの軽さ
まず、はっきり体感できる違いとして、漕ぎ初めの出だしが軽くなりました。
物体には、慣性の法則という、動き続ける物体は動き続け、静止している物体は静止し続けるという力が働きますが、重量が軽い方がそれぞれの力は小さくなります。
前輪と後輪を合わせると、2500gの「以前のホイール」から1440gの「Racing Zero」と約1キロの軽量化がされているわけですから、以前のホイールよりも静止し続ける力は小さくなるわけで、この違いは初心者の私にも十分に感じ取ることができました。
例えば信号で停車する前にギアを下げてからとまりますが、たま~に下げ忘れる事ってありますよね?
以前だとそのまま走りだそうとするとペダルが回らず立ちゴケするんじゃないか?なんて場面もありましたが、このホイールに変えてからは、重いなりにもペダルが回せました。
よくある表現ですが、スプロケのギア1枚分軽くなる!!って表現は嘘ではないです。
ハブの違い
下り坂で足を止めたときの転がりの良さですが、実はその効果は限定的なものだと考えています。
まず、「以前のホイール」の回転が悪くなったと書きましたが、回転させるとゴリゴリと抵抗を感じるほどで実際にはベアリングのボールが偏摩耗していたという、あまりにもヒドイ特殊な状況でした。
そこから交換すれば何でもよく感じるだろうという事です。
よく、ハブ単体を回転させて高価なハブの方がよく回るという実験をメーカーが行ったりしますが、本来ハブというものはホイールに組み込まれた状態で使用するものです。
小学生の頃、「てこの原理」を習いましたが、これをホイールに当てはめて、スポーク単位で見てみると支点はハブの中心、力点はとカップとボールの接する点、作用点はタイヤの外周という事になります。
転がり抵抗ですが、地面からの入力に対して、スポークの長さ分(厳密にはホイールの厚み+タイヤの厚みも加わる)のテコを効かせてハブを回転させるわけですから人の感覚で感じ取るには非常に小さな差である事が考えられます。
良いハブであることには間違いありませんが、以前の私のホイールがきちんと機能していたなら、私は違いを感じ取ることは出来なかったでしょう。
硬さについて
ネット上でも、レーシングゼロと打ち込むと検索候補に『レーシングゼロ 硬い』などと出てきたりしますが、実際のところどうなのでしょうか?
私の感覚では、「以前のホイール」の方は、踏み込んだ時にモチッとした弾力を感じました。
あくまで予想ですが、それはスプロケから伝わる力の入力に対して、重量の重いリムがその場にとどまろうとする慣性が働く為、力の逃げ場としてスポークがしなることによって生まれているのだと思います。
対して、レーシングゼロの方は、踏み込みと同時にホイールが回転してくれる感覚です。
リムが軽いため慣性も小さく、スポークも剛性の高いアルミ製なので、力の逃げ場がないといった印象です。スポークの組み方や、ホイールの厚みもスポークのしなりにくさに影響しているのでしょう。
意味は同じなのですが、硬いというよりも、クッションが無くなったという表現の方がシックリくるような気がしました。
長距離乗るとどうなのか?
硬いと表現されることから、長時間乗るのはシンドイと言われることもありますが、対して柔らかいホイールは下の図のようにグニャッっと変形して路面からの衝撃を吸収してくれるのか?と言えばそれは違うと思います。
スポークがしなる事は考えられますが、スポーク自体がホイールの縦方向に関しては圧縮されて、横方向については伸びるという事は考えにくいためです。
手の力で、2ミリ位の針金を曲げることは簡単ですが、針金を引き延ばしたり縮めるのは、特殊な機材を使っても難しいと思います。ホイールでそれをやったならリムとスポークの接合部がダメになるでしょう。
ですので、路面からの「おしり」に感じる衝撃の変化については心配しなくて大丈夫だと思います。クッション性を求めるなら変形量の大きいタイヤの方が影響が大きくなると思います。
ただ、「ひざ」への影響は、スポークのしなりが少ない分、踏み込んで乗るような場合は大きくなるでしょう。タイムの短縮ではなく完走を目的としたブルべであれば問題なく使えると思います。
タイムは早くなるのか?
週末にポタリングを楽しむ程度の初心者レベルの私ですが、
ストラバ(走行ルートやタイムなどを記録してくれるアプリ)の私の記録によると、ホイール交換後のタイムは、何の努力もなく底上げされました(笑)
おそらく、努力して早く走ろうとする人だと、かなり早く走れるようになると思います。
まとめ
初心者レベルにレーシングゼロは完全なオーバースペックでした。
乗り心地の変化はとても大きく、出だしの軽さなどからくる加速感を感じられるようになり、乗る楽しさは大きく向上しました。
自動車でもそうだと思うのですが、大排気量の車の楽しさも加速感にあると思います。法定速度が定められているので本当なら2000㏄もあれば十分なはずなのですが、それ以上の車が用意されているという事は乗り味も楽しさの一つの要素と認識されているのだと思います。
楽しむためにRacing Zeroありだと思います!!
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