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コンチネンタルのパンクに強いタイヤ『5種類』を徹底比較
どうも!!『らしらん』(rasiran)です。
ブルベや長距離のロングライド、通勤でのパンクって本当に困りますよね?
そこで今回は GRAND PRIX 5000で有名なコンチネンタルのタイヤの中から耐久性の高い GP 4-SEASONやGator Skinの違いを分かりやすく比較しようと思います。
なお、今回はそれぞれのタイヤの比較がしやすいようにクリンチャータイヤで、タイヤの太さは25cに統一しています。
コンチネンタルとは?
日本でコンチネンタルタイヤと言えばそれほど知名度がないかもしれませんが、本国ドイツではかなりの知名度を誇る企業です。
実際にヨーロッパで販売されている自動車への純正タイヤとしての装着率はNo.1で、日本国内で見かけるベンツやBMW、アウディなんかのタイヤ もよく見るとほとんどコンチネンタルのタイヤが採用されています。
ドイツには、制限速度無制限の高速道路アウトバーンがあるのですが、そのドイツ車の純正タイヤとして多く採用されているのがコンチネンタルのタイヤであることを考えると信頼のおけるタイヤメーカーだと言えそうです。
GP5000
まずは、それぞれの製品の特長を分かりやすく認識するために、GP4000s2の後継タイヤとなる GP5000に触れておきましょう。
まずは、スペックから
- コンパウンド ブラックチリコンパウンド
- 耐パンク素材 ベクトランブレーカー
- TPI 3/330
- 重さ(25c) 215g
さらに、レーザーグリップと呼ばれるレーザー加工がショルダー部に施され、優れたコーナリングと、アクティブコンフォートテクノロジーが埋め込まれ乗り心地の向上に貢献しています。
転がり抵抗の低さと耐パンク性能、また耐久性においても十分なスペックです。
ブルベにおいても GP5000 は、一番装着率の高いタイヤです。
ゲータースキン
- コンパウンド シリカコンパウンド
- 耐パンク素材 ポリXブレーカー
- TPI 3/180
- 重さ(25c) 250g
- タイヤサイド デュラスキン
ゲータースキンの GP5000 と異なる点は、サイドカット防止の為にポリアラミド繊維のデュラスキンが採用されている事と、コンパウンドがシリカコンパウンドであること。
そして、耐パンク素材がポリXブレーカーであることです。
ポリXブレーカーは、4輪自動車用タイヤに採用されてきたもので、ベクトランブレーカーとの違いは若干の重量増であること。というよりもベクトランブレーカーが軽くなっているという表現の方がしっくりくると思われます。
パンクに対する耐久性については、Bicycle Rolling Resistanceのサイトを参考にしたところ、GP5000に比べて、ほぼ倍の耐久性を持っているようです。
ゲーターハードシェル
- コンパウンド シリカコンパウンド
- 耐パンク素材 ポリXブレーカー
- TPI 3/180
- 重さ 270g
- タイヤサイド デュラスキン
ゲーターハードシェルは店頭ではあまり見かけませんが、海外通販のWiggleなどではよく見かけるタイヤです。
ゲータースキンをさらに頑丈にしたタイプのタイヤで、今回紹介するタイヤの中では一番パンクに強いタイヤです。
タイヤ接地面のゴムの厚みもゲータースキンより分厚くなっているのですり減るまでの寿命も長く、実はコスパに優れたタイヤでもあります。
パンクで遅刻したくない、通勤用のタイヤ代は安く抑えたいという用途にはぴったりですね。
パンクの不安から解放されて走りに集中したいブルベやロングライドにも向いたタイヤです。
グランプリ 4シーズン
- コンパウンド シリカコンパウンド
- 耐パンク素材 ダブルベクトランブレーカー(ベクトランブレーカー2枚重ね)
- TPI 3/330
- 重さ 240g
- タイヤサイド デュラスキン
位置づけとしては、デュラスキンを採用した高耐久タイヤの中で一番、走りの性能を高めた高機能タイヤです。
GP5000 との違いは、コンパウンドの違いとデュラスキンが採用されている事。そしてベクトランブレーカーを GP5000 が1枚のところ2枚も採用しているところです。
デュラスキン採用モデルの中では回転抵抗も一番小さく、時間を気にしながら走る必要のあるブルベや、通勤での走行の楽しさとパンクへの耐性を両立したいときに選びたいタイヤです。
グランプリ
- コンパウンド ブラックチリコンパウンド
- 耐パンク素材 ポリXブレーカー
- TPI 3/180
- 重さ 245g
こちらもあまり見慣れないタイヤかもしれませんが、グランプリの後にモデル名などはつかず、そのままグランプリが製品名です。
ネット上では、『グランプリ 無印』などと呼ばれることもあるようです。
GP5000 との違いは耐パンク素材が『ポリXブレーカー』であることくらいでコンパウンドにも『ブラックチリコンパウンド』が採用されており、大きな違いはありません。
にもかかわらず、価格は抑えられています。
特徴としては、 GP5000 よりも少しだけ回転抵抗が大きくて、少しだけ耐パンク性能が高いタイヤです。
快適にポタリングを楽しみたいという用途には GP5000 よりも グランプリ が向いているかも知れません。
まとめ
今回はコンチネンタルの耐パンク性の高いタイヤについてお伝えしました。
それぞれのタイヤを一言でお伝えするならば以下の様になります。
- 耐パンク性と、回転抵抗のバランスが一番優れている… GP5000
- サイドウォールを守るデュラスキン採用のタイヤを安価に試したい… ゲータースキン
- 回転抵抗を犠牲にしてもとにかく頑丈なタイヤが欲しい… ゲーターハードシェル
- デュラスキン採用モデルでは一番高性能で、回転抵抗も抑えたタイヤが欲しい… GP 4-SEASON
- GP5000より少し回転抵抗が大きくて、少し耐パンク性能が高いタイヤを安く購入したい… グランプリ
みなさんのタイヤ選びの参考になりましたら嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。