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ロードバイクのタイヤの限界を見たことが無いから限界まで使ってみた
どうも!!ロードバイクのタイヤが全然擦り減らなくて悩んでいる『らしらん』(rasiran)です。
ロードバイクのタイヤの寿命や限界って気になりますよね?
タイヤを何本も使ってきたって人は、ものすごくたくさんいると思うのですが、タイヤを本当に使い切ったって人はおそらくあまりいないのではないでしょうか?
というわけで、ちょっともったいないような気もしますが、タイヤを限界まで使うとはどういうことなのか実験してみたので紹介してみようと思います。
目次
現在の私のタイヤの状態
現在の私のタイヤは、ロードバイクの完成車に購入当時から付いていた、スペシャライズドのESPOIR SPORT(エスポワールスポーツ)というタイヤです。
価格は3600円のいわゆる安物のタイヤで、軽さやグリップというよりも耐久性に特化したタイヤです。
ネジを踏んで空いてしまった大きな穴を修理した時の記事はコチラ←こちらの記事ではセメダイン スーパーXで修理を行ったわけですが、今回の記事の後半では補修箇所のセメダインがどのようにすり減ったかの写真も登場します。
購入当時から約2年で4500㎞ほど走ってきたので、スリップサインは半分くらい摩耗していますがまだまだ使えそうです。
このままのペースだと、さらに3000㎞くらいはまだ使えるような気もするのですが、そうなると、これからまだ2年近くは使えてしまう計算になります。
すでに交換のために、 GRAND PRIX 4000 S II も購入してあるので、そろそろ交換してしまおうという事で、強制的に現在のタイヤをすり減らしてタイヤの寿命はどこなのか?を確かめてみたいと思います。
ロードバイクのタイヤを限界まで擦り減らしてみた
タイヤの寿命というと、2つの要因があってタイヤの劣化と摩耗の2点になりますが今回は摩耗の限界についての実験です。
それでは見て行きましょう。
タイヤを擦り減らす方法
今回は、ピストバイクのトリックのひとつであるスキッドのように、リアタイヤのみ急ブレーキをかけてロックさせ、地面をズルズルと擦ることでタイヤをすり減らします。
要は、通常のブレーキングは、ホイールのリムとブレーキキャリパーのゴムの摩擦と、地面とタイヤの摩擦を組み合わせて止まるわけですが、地面とタイヤの摩擦のみで車体を止めるというわけです。
簡単に言うとチャリンコドリフトの車体を横に滑らせないヤツですね。
時速20kmからのリアタイヤを完全ロック
さすがにあまり安全ではない事を行うわけですので、時速20kmあたりからタイヤを滑らせてタイヤをすり減らすことにしました。
やってみて思ったのですが、結構大変です(笑)
何度も繰り返してやっと少しケーシング(タイヤの中の繊維)が少し見えてきました。
確かにタイヤの表面は平らに削れるのですがケーシングまで到達するまではかなりの回数行う必要がありました。
タイヤのインジケーター(スリップサイン)への疑問
タイヤの種類にもよりますが、タイヤの摩耗をチェックするために、タイヤの表面には穴が開いていることがあります。(タイヤの穴が無くなれば交換のタイミングであることを示すため)
ただ、自動車のタイヤと違って、ロードバイクのタイヤは多くの場合がスリックタイヤ(表面に溝のないタイヤ)であるため、スリップサインの穴が無くなったところでグリップがなくなるという訳ではなく、表面のゴムが薄くすり減っていることを示すものにすぎません。
そこでひとつの疑問がわきます。
スリップサインが消えてから、どのくらいケーシングが見えるまでの余裕があるのか?
推奨されるものではありませんが、ケーシングさえ見えていなければタイヤのグリップは保たれている訳なのでタイヤの性能は保持されているという事が出来ます。
スリップサインが消えてからどのくらいケーシングが見えるまで余裕があるのか?
そこで、今度はブレーキのかけ具合を弱めに調整しながら、スリップサインが消える一歩手前の状態までタイヤを全体的にすり減らしました。
なんども言いますが、ホンマにめっちゃ大変です(笑)
その状態で、スリップサインの真上でタイヤをロックさせて、フルブレーキングを行います。
キャットアイのサイトによると、私の使用している25c×700のタイヤの周長(タイヤ外周の距離)は211cmですので、
211㎝のうち、スリップサインの存在する箇所でフルブレーキングを行う必要があるため、やはり何度もブレーキを繰り返しました。
で、その結果、、、。
、、、。
一発アウトです。
そもそも、リアタイヤだけをロックさせて車体を停止させる状況はほとんどないので実際の使用ではスリップサインが消えてからも少しは走れるのでしょうが、
万が一を考えるとやっぱりスリップサインが完全に消える少し前にはタイヤの交換を行った方が良いように思います。
以前にセメダインスーパーXで補修した箇所はフルブレーキングに耐えられたのか?
※タイヤをボンドで補修することは危険が伴うので自己責任で行ってください。
以前に、木ネジを踏んでタイヤの接地面に大きな穴をあけたことがありましたが、私はセメダイン スーパーXを使用して補修を行っていました。
タイヤ接地面に木ネジが貫通して空いた大きな穴を修理した記事はコチラ
そこで、今回の実験でどのようになったのか紹介しようと思います。
剥がれることもなく、しっかりと穴をふさいでくれていますね♪
オススメだと言うと大人の事情で問題があるので、良いボンドだったとだけ伝えておこうと思います。
まとめ
今回の記事では、スリップサインが消えてからどのくらい走れるのかという観点からの実験でしたが、結果としては一発アウトでした。
やはり、スリップサインが完全に消えるまえにはタイヤ交換を行った方がよさそうです。
今回の摩耗以外にも、タイヤは紫外線によって劣化しグリップも低下していきます。
スピードが出ない事での問題はありませんが止まれないことや、グリップしないことは危険につながるのでブレーキ同様にギリギリまで使うことは避けたほうがいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。