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本田技研工業【7267】の株価分析と配当や株主優待について
どうも!!『らしらん』(rasiran)です。
本日は、2017年の『ホンダジェット』の納入機数が43機と定員10名未満の小型ジェット機部門で世界一位となった本田技研工業の株価分析を行おうと思います。
なお、記事の内容は私の個人的な考えであり株の購入をすすめるものでも、安全性を保障するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。
目次
本田技研工業とはどんな会社?
本田技研と言えば、あの本田宗一郎が創業した企業です。
4輪が世界で7位、2輪は世界首位となっています。売上高の構成は4輪が72%で2輪が12%ではあるものの利益率が高いのは2輪、また海外の比率は87%とまさに世界の本田ですね。
あと、『ツインリンクもてぎ』や『鈴鹿サーキット』もホンダの関連会社が運営しています。
ホンダの株価を収益の視点から分析する
本田技研の株価は3845円(2018/02/23終値)ですので、こちらを基準に見ていきましょう。
まずは、PER(株価収益率)をみると、6.96倍ですのでかなり割安です。
EPS(一株当たり利益)は552.1円ですから、EPSをもとに妥当とされるPERの値の10~15倍をかけて計算してみると、一般に妥当だとされる株価は、5521~8281.5円とでます。
収益を元に株価をみると、PER15倍までは4436円の余地があります。収益だけで考えると株価は2倍になってもおかしいわけではないです。
ホンダの株価を資産の視点から分析する
PBR(株価純資産倍率)は0.9倍と解散価値の1倍を下回っています。
BPS(一株当たり純資産)は4268.74円ですから仮にPBRが1~1.5倍だったとすると、4268.74~6403.11円が妥当な株価となります。
PBR1.5倍までは、現在の株価の3845円と比較すると2558円値上がりの余地がある事になります。
資産から見てもかなり割安な印象ですね。理論上は現在のBPSの4268.74円が株価の底値と考えることが出来ます。
ホンダの株価を安定度や効率の視点から分析する
ROEとROAの推移を確認したところ、順調に伸びていて、17年の3月期はROEが8.8%でROAが5.42%と悪い数値ではありませんが、16年まで減少傾向で推移していたことが気になります。
全体的には、まぁまぁといったところです。
自己資本比率の推移をみると、前期で38.5%。その前の推移も高水準を維持しています。これはかなり健全といえます。
流動比率は、1.25倍です。短期的なお金の流れも問題はなさそうです。
営業キャッシュフローと有利子負債の比率も7.89年ですから目安となる5年を少し上回っていまが、前期の値で5年あたりなので許容範囲でしょう。
ホンダの配当や株主優待はどうなのか?
ホンダの一株当たり配当は、24~27円ですから100株所有していた場合、一年で2400~2700円が得られます。
配当利回りは2.61%で高いです、配当性向も30%を目途に実施すると発表していて評価できると思います。
株主優待は、100株以上でグループ会社の「ツインリンクもてぎ」、「鈴鹿サーキット」で使用できる優待券がもらえます。抽選で工場見学やイベントへの招待があるようなので子どもさんがいる家庭ではうれしいですね。
ホンダの売上高と利益について
過去十年の売上高の推移をみると、2012年以降売上高は伸びています。営業利益は2015~16年に落ち込みましたが17年には落ち込みを取り戻すように上昇しています。
悪くはなさそうです。
まとめ
過去30年の株価のチャートを見ると右肩上がりではありますが、過去20年以下のチャートでは上昇とも下降ともとれない株価の動きです。
指標から判断したところ上昇の余地は十分にあるように見えますが、投資対象としては少し厳しいように感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。