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【結論】筋トレ初心者は何キロのダンベルを買えばコスパがいいのか?
どうも!『らしらん』(rasiran)です。
ネタバレですが、現在私は、片手30kgのダンベルを使っています。
初めは固定式の5kgのダンベル、その次には10kgの可変式のダンベルを購入してきたのですが、結局初めから30kgのダンベルを購入していればよかったと少し後悔しています。
今回の記事では、筋トレ初心者は何キロのダンベルを購入すればいいのか?また選ぶ際の注意点は何なのか?についてお伝えします。
目次
ダンベル初心者は『鉄製』、『可変式』、『片手30kg×2』を買え
いきなり結論ですが、コスパのいいダンベルの買い方は、『鉄製』、『可変式』、『片手30kg×2』を購入すれば間違いありません。
ひとつづつ解説していきます。
鉄製のダンベルを選ぶ理由
ざっくりですが、ダンベルには以下の2種類があって、
- セメント製で外側をポリエチレンで覆ったもの
- 鉄製
鉄製のダンベルを選ぶ理由は割れない(正確には欠けない)からです。
以前の記事にも書きましたが、筋トレをしているとダンベルとダンベルが『ゴチーン』とぶつかる場面は、意外とあるもので、そんなときにセメント製のダンベルだと割れや欠けが発生しやすいという訳です。
※セメント製のダンベルはポリエチレンで覆われているので、割れても見た目では分からないかも知れませんが、トレーニングに使用するとカサカサと砂の動く音が聞こえたりします。
鉄製のダンベルであれば問題ありませんね。
鉄製のダンベルは売りやすい
あと一点、鉄製のダンベルにはメリットがあって、それは『オークションでそこそこの値段が付きやすい』ことです。
万が一、ダンベルを使わなくなった時の為に保険もかけておきましょう。
可変式のダンベルを選ぶ理由
持ちやすさなどは固定式が優れますが、長期的な使用を考えると重りの付け替えによって、軽い物から重いものまで1つで対応できる可変式がいいでしょう。
初めから持てないくらいに重いダンベルを購入しても、いきなり最大重量で使う訳ではありません。
ダンベルのシャフト(棒)だけにすれば2.5kg、次は、5kg、7.5kg、10.0kg、12.5kg、15kg、17.5kg、20kg、、30kgとダンベルの重さを2.5kg刻みに調整することができます。
固定式のダンベルはその重さ以外には調整できませんが、可変式で重めのダンベルを購入しておけば、まさに『大は小を兼ねる』で様々な重さに対応することができるという訳です。
片手30kg×2のダンベルを選ぶ理由
私も固定式の5kg、可変式の10kgと軽い重さのダンベルから購入してきたわけですが、人間の体は2週間あれば変わります
初めは、持ち上がる気がしないような重さのダンベルであっても気づけば持ち上がるようになってしまうので、初めから30kgを選んでおくということです。
片手30kg×2を選ぶ理由ですが、デッドリフト(地面にあるダンベルorバーベルを引き上げる動作)は、重い重量を扱えるため、すぐに重量が足りなくなってしまうのと、
一つの基準としてダンベルプレスで10回上がる重量の3倍がバーベルプレスのMAXの重量であると言われることから、
計算上は、ダンベルプレス30kg×10回≒バーベルプレス90kgの式が成り立つので、ダンベルプレスの重量としては十分なのではないかと考えたためです。
あと、片手20kgや25kgのセットよりも重さ当たりの価格が安いこともポイントです。
そこに在ることで追い込むことができる
今でも覚えているのですが、初めて両手で60kgになるダンベルが家に届いた時の『やってしまった感』は、ちょっとトンデモナイものがありました。
当然、持ち上げたことのない重量のダンベルを購入しているわけですから、持ち上がる気は全くしないので普通はそのように思うものだと思います。
ただ、考え方ですが10kgのダンベルしか手元になければ10kgが持ち上がる範囲でのトレーニングしかできないので、そのレベルを超えて少しづつ持ち上げれる範囲を広げていけばいいだけの事です。
大丈夫です。『食わず嫌い』みたいなものですから、今までやっていなかっただけで、やっていれば30kgは上がるようになります。
ここからは、私が5kg、10kg、30kgと買い増しした時に感じたことをお伝えしていこうと思います。
運動経験のない人がダンベルを買うとこんな感じなんだろうな。と思っていただければと思います。
※重さの感じ方については、ダンベルプレス(ベンチの上で仰向けになり、天井に向かってダンベルを持ち上げる動作)を行ったときの重さの感じ方をお伝えしています。
筋トレ初心者が5kgの固定式ダンベルを買うと?
なぜ購入したのかは忘れてしまいましたが、『モテたい、強くなりたい、格好よくなりたい』みたいなダサい理由から購入したのだと思います。
全く運動をやっていなかったので、筋トレ初心者の私に5kgのダンベルはとても重く感じたのを覚えています。
ですが、わりと早く(感覚的には1か月ないくらい)に、重さに慣れて物足りなくなりました。
今でも、肩のトレーニングで、サイドレイズなどを行う際に使っています。
【体型・その他の変化】
- 筋肉が少し張ってきた実感はあるけれど、見た目はあまり変わらず
筋トレ初心者が10kgの可変式ダンベルを買うと?
5kgのダンベルが余裕をもって扱えるようになったので、10kgのダンベルを購入しました。
初めての10kgの重さでのダンベルプレスは、プルプルなりながら3回程度ギリギリ持ち上がるレベルで、負荷がきつ過ぎると感じました。
一旦、7.5kgの重量にして5回×3セットに慣れてきたら、6回×3セットのように上げていき、20回×3セット位上がるようになってから10kgの重さへと変更。
筋トレマニアでなければ、余裕で挫折するレベルなので、健康目的でダンベルを買うなら10kgでも満足できると思います。
私の考えですが、気分が乗らないと出来ないことって続かないと思うので、今では気分が乗らない時に何となく使うダンベルとして使っています。(それだけラフな取り組みでいいと思います。)
【体型・その他の変化】
- 一般的な体型よりもがっしりしてくる
- シャツを着ていればそれほどわからないけれど、胸板は以前よりも分厚く変化
- ギリギリ細マッチョになれた感が出てくる
- 筋力がついてくると階段を使うのが苦でなくなり、苦でないからさらに階段を使うようになるなど意識的に健康に気を使うようになる
筋トレ初心者が30kgの可変式ダンベルを買うと?
まず、とんでもないものを注文してしまった感がヤバイです(笑)
当然、今までの10キロのダンベルの次なので、12.5kgでのトレーニングとなるのですが、そうなると両手分で17.5kg×2のプレート(重りの板の残り)が部屋に転がっていることになり、、、
それを見ると、
もう、使うしか道は残されていない、、、
と、逃げ道が残されていないことを理解できます(笑)
私の場合は、『やるぞ!!』といったモチベーションは全然なくて、『やらなしゃ~ない』っていう追い込まれた感しかありませんでした。
ただ、今まで通りコツコツやっていると持ち上がるようになりますし、私は『筋トレを始めるための筋力』と呼んでいるのですが、10kgのダンベルを扱えるようになったあたりから突然、筋トレが『楽』になり始めます。
例えば、私を例にするならあれだけ辛かった『腕立て伏せ』がそれほど辛くなくなったのもこの辺りです。
その後は、20kgくらいまでは普通に扱えるようになって、25kg位からは、
これ以上重いのは無理だと何度か伸び悩みましたが、無理せず一旦軽い重さで回数を増やすトレーニングに切り替えていたら気づけば30kgのダンベルも扱えるようになっていたという感じです。
と書きましたが、わたしも30kgを上げるときは、かなり気合がいるので25kg前後で使うことが多いです。私もまだまだ発展途上なので頑張りたいと思います。
【体型・その他の変化】
- 温泉や海水浴で『お兄さん!!どうやったらそんな体になるんっスか??』とたまに聞かれる
- 献血に行くと、『腕の血管が太くて針を刺しやすい』と看護師さんから褒められる
- 電車で座れなくてもシンドイとあまり思わなくなる
- トレーニングのやり方で、ボクサーのようなスラっとした体形から、ゴリゴリのマッチョまで好きな体型を選べるようになる
- 肌がきれいになる
- 脂肪が燃焼しやすくなり、体重が増えても簡単に体重をコントロールできる
- 圧倒的な精神的余裕。ペコペコしてても『本当はシバける』と思えるだけで心が穏やかになる
30kgのダンベルを注文した『あの日』の自分に出会えるならば
『30kgのダンベルを選んでくれてありがとう!!』とまずは伝えたいです。
ただ、全て間違っていなかったか?を考えると少し心残りがあるわけです。
実際にトレーニングを始めてみると、デッドリフトは30kg、ダンベルベンチプレスは25kg、アームカールは15kg、サイドレイズは5kgと言ったようにトレーニングごとに重量の変更を行う必要があって、今回の記事で出てきたスクリュータイプの可変式ダンベルは、ダンベルのプレート交換が手間になります。
よって、MotionsFitがNÜO社の正規代理店として販売しているNUOBELLにしておけばよかったかな?と少し迷う訳です。
まぁ、少し割高(59500円税込み)になるからアレだけど、ジムに行くことを思えば余裕で元は取れるし、一瞬で重量の変更ができることは本当に魅力的だし、、、、。
今思えばもう少し費用を出しても良かったなと思っています。
NUOBELLについて、少し触れておくと、以前のモデルである重量が4kg刻みでしか調整できないタイプが安く販売されている場合があるので注意してください。(現行は2kg刻みで重さの変更が可能でグリップも細く改良されている)
あとは、昔ながらのダンベルに比べて部品点数が多く複雑な構造をしているため、保証のしっかりしているところで買うことですね。意外と保障期間1年や、場合によっては保証なしで売られている事も多いのでmotionsなどの代理店を通した方が結局安くつくと思います。
まとめ
今回は、ダンベルの選び方として、『鉄製』で、『可変式』、『30kg』のダンベルをはじめから購入するのがコスパ最強であるとお伝えしました。
あと、筋トレに対するモチベーションの低い私から筋トレの続け方をアドバイスさせていただくならば
- 無理をしない
- 重いと思えばすぐに軽くする
- シンドイ日と忙しい日と気分の乗らない日はサボる
- ただ、筋トレをやめることはやめる
このような感じですね。
結構ゴリゴリに鍛えている人のブログだと10kgのダンベルなんて軽すぎなんて書かれていますが、私はそのようには思わなくて10kgのダンベルでも十分に重いと思います。
とにかく焦らずゆっくりと取り組んでいただければいいのではないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。