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株式投資で結果を出すなら絶対に覚えておくべきたった一つの事
どうも!!『らしらん』(rasiran)です。
本日は投資で結果を出すにあたって一番大切で、これさえ守れば投資で利益をあげる可能性を大きく引き上げる事の出来る究極に重要な事をお伝えしようと思います。
今年(2018年)の2月から大きく日経平均は落ち込み、多くの投資家が損失を出したことだと思いますが、その原因の多くも、今回お伝えするある事をおろそかにしたことが原因だと思います。
あまり、煽るようなことを書いても、安っぽい投資雑誌のようになるので、本題に入りたいと思います。
リスクを小さく投資をするための方法を6つの手順にまとめた記事はコチラ
株式投資=金貸しである
結論から言うと、今回私がお伝えしたいのは、
投資=金貸しであるということです。
投資や、お金の運用をしているというと格好のいいイメージを持つかもしれませんが、結局のところ金貸しに過ぎません。
だから、投資家と呼ばれる人たちは金貸し屋であるというわけです。
少しわかりづらいと思うので、まずは株とは何なのか?について触れておきたいと思います。
株ってなんなのか?
株とは、企業が無担保で不特定多数の人からお金を借りる仕組みでしかないのです。
※企業は株券の発券によって集めたお金に返済の義務はありませんが、便宜上『借りる』という表現を使用しています。
厳密に言うと、そこで発行される、投資家からお金を預かった証明として発行される紙切れを株=株券と呼ぶわけです。
(※現在では株の発行は電子化されているので紙切れとしての株券は存在しませんがかつては実際に存在していました。)
ややこしいので、少しまとめましょう。
株式投資の基本的な流れは以下の様になります。
- お金を借りたい企業が株券を発行する
- お金を貸したい投資家が株券の購入の形で融資をする
- 企業はお礼として配当を支払い、投資家はそれを受け取る
(※配当を出さない企業もありますが、その説明は長くなるので割愛させていただきます。)
たったのこれだけの事です。株価が変動する事で儲けが出るってのは投資家同士で勝手にやり取りをしているだけで、基本的な仕組みからすると、また別の話って事です。
投資を始めるとお金を増やすことに意識が向いてしまうのですが、
そもそもの株券の発行理由を考えると、株券は投資家が儲ける為に発行しているのではなく、企業がお金を集める為に発行するものですから、
儲かりそうな企業に投資をするのではなく、融資するに値する企業に投資をするのが流れからしてシックリ来るわけです。
金貸しにおいて重要なのは必ず回収することである
ここまで何度も投資=金貸しであるとお伝えしましたが、金貸しで一番重要なのは、出資金(投資したお金)の回収です。
例えば、金貸し業を行っている代表の銀行を例に挙げると、銀行はお金を貸して利子を受け取ることで儲け(利益)を出して成り立っています。
ですから、どんどんお金を貸し出して利子を受け取っていればもうかるのですが、貸し出したお金が回収できなければ銀行の業務は成り立たなくなってしまいます。
ですので、金貸し業を行うにあたっての重要度は、以下のようになります。
お金をどんどん貸し出して利子で儲ける < 貸し出したお金を必ず回収する
身近なところだと自動車ローンなどで銀行から融資を受ける際に審査を受けたことがある人がいるかもしれませんが、あれは銀行が貸し出したお金を必ず回収できるか?を確認する作業を行っているというわけです。
株式投資においても儲けるよりも回収する方が重要
そもそもの話をしましょう。
株式投資で損をする原因は、投資したお金に対する元本保証が存在しない事が原因です。
元本保証が守られていれば、投資で損をすることは不可能ですよね?
※増えたお金を失う事も日本語では『損』と呼びますがここでは考慮しないものとします。
損をしなければ、結果的に利益を得る確率が上がるので儲かるようになってしまうということです。
そこで重要になるのが、銀行が融資の際に審査を行ったように、投資家も株の銘柄選択の場面で企業を審査するという事です。
まとめ
今回は投資で結果を出すには、『金貸し』の視点が重要であるとお伝えしました。
どうしても、投資やお金の運用などといった言葉をつかうと利益を出すためのものだと考えがちですが、実は投資なんてものの仕組みは単純で、お金を借りたい企業とお金を貸したい投資家をつなぎ合わせるだけの仕組みなわけです。
本来の取り分である企業からの利息(配当)以上に儲けようとするから足元が見えなくなって、投資したお金すらも失ってしまう。
儲かりそうな企業の株を購入するのではなく、ほぼ確実に回収できる企業の株を購入するために、徹底的に企業を審査することが重要であるという事ですね。
徹底して損をしないから、消去法的に利益を得る道が残ることで結果として株で勝つというわけです。
徹底的な企業の審査とお伝えしましたが、難しいことではなく単なる考え方の違いです。
その考え方の違いを使っての株価指標の読み取り方について次回続編につなげたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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P.S. 投資初心者が一番に読むべき本は何かと質問されるので、こちらをオススメしておきます。
専門書を読むよりも実践的なので知識ゼロの状態でも一番取り入れやすいと思います。よろしければ活用してみて下さい。