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初心者のロードバイク選び 乗り方を基準に選ぶということ

 
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ロードバイクをお店に買いに行くとまず店員さんから聞かれるのは、「どのような乗り方をされますか?」って事だったりします。

 

でもね、この質問って少しでもロードバイクに乗ったことがあるならサラッと答えられるかもだけど、一度もロードバイクに乗ったことがないなら、かなり難しい質問だったりするんですよね。

 

ロードバイクを買いに来たあなた…「あの…ロードバイクを買いに来たんですけど」

店員さん…「どのような乗り方をお考えですか?」

あなた…「え…いや、普通に乗ったり、たまに遠くに行ってみたり……」  ほかに乗り方ってあるの???

店員さん…「……、じゃあとりあえず初心者用のモデルから見てみましょう!」

 

おそらくこのような流れで、入門用のモデルか、あなたの予算内で買える一番高いモデルを進められることになると思います。

 

それで満足できればいいのですが、あとから本当にこの一台に決めてよかったのかと購入後にモヤモヤすることがあります。

このような事にならないようにするために、ロードバイクにはどのような乗り方があるのか?という乗り方の選択肢についてお伝えしたいと思います。

 

その前に、事前に知っておいた方が良いと思いますので、ママチャリとロードバイクの違いについても触れておきましょう。

ママチャリとロードバイクの違い

自転車,盗難

まず、値段が高くて軽量に作られているということです。

 

夢を壊すようで申し訳ないのですが、軽くて高価であると盗難の危険性が非常に高くなります。

ですので長時間駐輪したままロードバイクのそばを離れるような使い方はほぼできないと考えた方がいいと思います。

 

私も購入前は、おしゃれな書店巡りやカフェ巡りをしようと考えていたのですが、実際に購入してみると、盗難が怖くて長時間止めておくという使い方は出来ない事に気づきました。

カフェに行く場合も席からロードバイクを監視できるお店※を選びますし、書店は、そもそもピタピタのレーパンにジャージという格好では入店を遠慮してしまいます。(笑)

※カフェもロードバイク用にラックが置いている様なお店です。渋いマスターのいる店にレーパンで入る勇気はありません。

 

もしも、カフェ巡りをメインで使いたいというのであれば、クロスバイクの方が気軽に乗れて便利かもしれません。

 

それでは、本題のロードバイクの使い方について見ていきましょう。

 

ロードバイクの乗り方による選び方

大きくは、走るスピードと距離によって選び方が変わってきます。そして、所有欲という名のロマンも重要だと思いますので最後に触れておきます。

 

速く走りたい

具体的にはレースに出て入賞を狙いたいという場合です。

勝つためには予算は惜しまないという裕福な方もいらっしゃるでしょうが、所詮は自転車なのでエンジンはご自身の脚力次第となります。

 

また、プロが本場のレースで使う様な機材も予算があれば購入できますが、以前の記事にも書きましたが、その様なフレームはプロの脚力に合わせて設計されているので、パワーロスを防ぐために硬いフレームであることが多いです。

 

よって、乗り心地が犠牲になっていたり、膝を痛めてしまう可能性があることは考慮した方がいいでしょう。

 

私のオススメは、本格的にレースでの入賞を目指すのであれば、脚力を含めた筋力の増加や乗車姿勢の変化で将来的に必ず乗り換える場面がやってくることが予想されるので、初めは今の乗車姿勢と脚力に見合ったモデルの購入をオススメします。

 

具体的には、カーボン素材でコンポは105以上のモデルを購入すれば間違いないと思います。価格的には20〜30万あたりでしょうか。

 

プロが使用する100万を超える様なモデルと20万のモデルの違いですが、プロのロード選手が10キロの距離を競争した場合、タイムの違いはせいぜい数十秒でしょう。

 

大部分は脚力が占める割合の多いスポーツですので、勝ちたいのであれば機材よりも脚力が重要だということです。

 

ゆっくりと長距離を走りたい

誰かと競う訳ではなく、景色を楽しんだり健康維持などが目的の場合です。

それほどフレームの重量は重要視されないので、快適性につながるフレームの柔らかさを求めてクロモリのフレームを選ばれることが多いのもこのジャンルです。

 

ザックリとした表現ではありますが、ロードバイクに乗るのが初めてであれば10万円程度のロードバイクで十分に満足できるでしょう。

 

その中で私のオススメは、パーツ交換の費用を節約する意味合いでは、105以上のコンポさえついていれば、フレームの素材はそれほど重要ではないと思います。

 

ただ、ブルベ(制限時間内に、定められた距離を完走することを目的としたサイクリングイベント)に参加することを検討している場合は、長距離を走破する体力を温存する目的で軽量なカーボンフレームを選ぶことがオススメです。

 

また、自転車で日本一周レベルでの旅をメインで楽しみたい場合は多くの荷物を運ぶためのキャリアを取り付ける「ボルト穴」がフレームに開けられていることを確認した方がいいかもしれません。多くの場合クロモリのフレームを選ぶことになるでしょう。

 

所有欲というロマンを満たしたい場合

フェラーリやF1マシンを購入するのは無理でも、頑張ればF1マシンに相当するプロ選手が使用する機材が買えてしまうのが、ロードバイクの世界です。

 

レースに参加したり、サーキットを走るわけでもないのに500馬力オーバーのフェラーリを所有するのは、ロマンです。(笑)

 

エンジン音であったり、沿道からのあこがれの視線、ガレージに停めた美しいボディーを眺めながらうっとり、ごめんなさい……ちょっと妄想してしまいました(笑)

 

時計であれば、「G-ショック」の電波ソーラーが機能としては最強ではないでしょうか?もはやスマホの時計で十分ということで時計の存在意義すらあやしいかもしれません。

 

でも、社会人ともなれば、それなりの時計が欲しくなるものです。ゼンマイ式だから一日に5秒位時刻がズレるとかどうでもいいんです。

 

要は、性能とは別のところに所有する理由が存在するわけです。

 

コンポに関しては、私はシマノの105(定価5万6000円)をオススメしているのですが、ちょっと調べたところカンパニョーロの電動のタイプに50万を超えるモデルも存在するようです。

 

もうね、買えるのであれば、買っちゃえばいいんです!!なげやりでごめんなさい。だって私のはクラリス……。

 

やっぱり見た目は美しいですし、性能はプロも使っているから間違いないでしょう。

 

何が言いたいのかといいますと、一緒に誰かと走りに行く場面で、自分よりも上位グレードの機材を使っているのを見ると正直にうらやましいわけです。

 

そうなると交換したいな、なんて思っちゃうわけです。具体的な金額の話をしましょう。

 

私の入門モデルのクラリスで、定価2万4000円、105で定価5万6000円。となると価格差は3万円ですが、完成車で値引きなんかもあれば、もっと価格差は縮まります。

 

で、クラリスから105に交換すると初めのクラリス2.4万+イチマルゴ5.6万で8万円。しかも工賃かかりますよね?サイクルベースあさひさんの価格で、ざっくり工賃は1万2000円以上はしていました。

 

となると、コンポの8万円+工賃1.2万=9.2万円です。

 

アルテグラのコンポが8万9000円ですので………アレ?クラリスから105に交換するとアルテグラが買える金額こえてますやん!!!ってなるんです。

 

105に交換してからアルテグラがうらやましくなって、さらに交換を重ねるとまさに家計は火の車。

 

ロードバイクだけに自転車操業状態に陥るわけです。 あぁ怖い…。

 

ほな初めからアルテグラ買っておけば、9万2千円が無駄にならないわけです。

計算しましょうか?

 

9万2000円(クラリスから105へのコンポ+工賃)+アルテグラ8万9000円+工賃1万2000円=19万3000円ですよ!!ピンときませんか??

 

デュラエースです。

 

ちなみに2017年2月現在最新の9100系機械式デュラエースが定価20万6568円です。少し追い金は必要ですが、無駄に交換を繰り返してアルテグラにたどり着く金額で、みんなのあこがれのデュラエースが買えてしまいます。

 

こうやって、泥沼にはまっていく訳です(笑)

早い話が、ころころと無駄にパーツ交換を繰り返すのであれば、最初から良いものを買っておくのがお得ですよという事です。

 

まとめ

思わず最後が長くなってしまいましたが、ロードバイクを買ってからの後悔は金銭的な面が大きいのでイロイロと計算させていただきました。

 

今回の記事で書いたのは、初めてのロードバイクの購入であれば

  • 早く走りたい場合は、20~30万のカーボンで105以上のコンポ
  • ゆっくり長距離を走るのであれば、105以上のコンポであれば何でもOK
  • ブルベに参加したいのであれば、カーボンを検討する
  • 旅に出たいなら、ラック取り付け用のボルト穴を確認する
  • ロマンを求めるのであれば、初めから高級なモデルを買ってしまう方がお得

という事をお伝えしました。こんなことを言ってはなんですが、フレームやコンポは価格には大きな影響がありますが、走行性能の面では実は大差がなかったりします。

 

走行性能を求めるのであれば、ホイールを交換することの方がメリットが大きいので、また次回ホイールについてお伝えしたいと思います。

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