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フジ・コーポレーション【7605】の株価分析と配当や株主優待について
どうも!!車好きの『らしらん』(rasiran)です。
本日は、私も利用したことのある『フジ・コーポレーション』【7605】の株価を分析していこうと思います。
それではまいりましょう。
なお、記事の内容は私の個人的な考えであり、株の購入を進めるものでも安全性を保証するものでもありません。あくまで投資は自己責任にてお願いいたします。
目次
フジ・コーポレーションってどんな会社?
フジ・コーポレーションは、自動車のタイヤやホイールの販売を、店舗とWebサイトでおこなっている企業です。
タイヤやホイールと言われるとパッとしないかもしれませんが、販売されている商品には、『スタッドレスタイヤ』や、『ドレスアップ用ホイール』があります。
これらの需要を考えると、『スタッドレスタイヤ』は、雪の降る限りは需要が無くなることはありませんし、『ドレスアップ用ホイール』は、非常に趣味性の強い製品ですので、必需品ではないながらも一部のマニアは必ず存在するので需要が無くなることはないでしょう。
今までは、タイヤやホイールは、お店で選んで車に取り付けてもらう物でしたが、フジコーポレーションの強みは、ネットでの通販を活用し、安価で商品を提供できることです。
ネックは、タイヤやホイールのサイズは複雑で、自分の車に適合する商品を選べないという事がありましたが、フジコーポレーションのサイトではオンラインで車種や型式を選択するだけで適合するタイヤやホイールが一覧表示されるなど使い勝手が非常に良くなっています。
また、サイトの中の『フィッティングルーム』は、車両とホイールのマッチングを確認できるので、
ホイールは欲しいけど、似合うかどうか分からんから選べへんわ!!っていう興味を持ってから購入に至るまでの期間の短縮にも役立っていると思います。
以下の画像がフィッティングルームですね。
出典:フジ・コーポレーション
また、高額な商品になると、個体差などを確かめる為に店舗で実物を手に取って選びたくなることが多いですが、ホイールは工業製品の中でも個体差を気にする特性のある製品ではないので、ホイールのネット販売はこれからも伸びる分野だと思います。
フジ・コーポレーションの株価を収益の視点から分析する
現在の株価[/keikou]2640円(2018/03/16終値)を基準とすると、
一株当たりの利益の割合を表す、PER(株価収益率)は17.09倍で15倍は超えていますが小売業の平均からするとまだ割安の範囲内ですね。
EPS(一株当たり利益)は154.5円です。
EPSを基準にお買い得と判断されるPERの10~15倍を掛けると、1545円~2317.5円です。
ちなみに、[keikou]現在の株価2640円とEPS15倍の差は322.5円です.
業種からすると割安な方だとは考えられますが、EPS15倍を基準として考えると322.5円割高となります。
フジ・コーポレーションの株価を資産の観点から分析する
株価が一株当たり純資産の何倍の価格になっているかを表すPBR(株価純資産倍率)の値を確認すると2.23倍です。1倍~1.5倍の範囲が割安とされることを考えると少し高めです。
BPSは1183.25円なので、お得の範囲内とされるBPSの1.5倍を計算すると1774.87円ですから、現在の株価2640円と比較すると資産面からは865.13円割高だと言えます。
理論上の株価の底値は1183.25円です。
フジ・コーポレーションの配当や株主優待はどうなのか?
配当は、1年で30~35円を予定しているので、100株保有していたとすると3000~3500円の配当が得られることになります。
配当利回りは、1.14%です。
配当性向は、24.32%で一般的な値です。
株主優待は、1年以上株を保有した場合に限られるのですが、『三菱UFJニコスギフトカード』を以下の割合でもらえます。
- 100株 5000円相当
- 1000株 10000円相当
- 5000株 20000円相当
ギフトカードは、ほぼお金のようなものなので、これも配当金だと考えると100株の場合3000円+5000円=8000円ですから、配当利回りで考えると3.03%とかなりの高額配当とも見れます。
フジ・コーポレーションの売上高と利益はどうなのか?
売上高、営業利益ともに綺麗な右肩上がりです。
売上高純利益率は5%前後での推移と若干低くも感じますが安定しているので問題はないと思われます。
フジ・コーポレーションの株価を利益率と流動比率から分析する
ROEは前期が12.8%、ROAは6.8%とうまく資産を使えています。
今期予想も、ROEが12.6%、ROA7.6%で過去の推移も高利益率で推移しています。
流動比率は2.59倍で短期的な資金はかなり余裕があります。
自己資本比率は60%で、40%あれば倒産の危険はないとされますが余裕ですね。
営業キャッシュフローと有利子負債の割合は3.43倍で、来期は営業キャッシュフローが増える影響で2倍程度にさらに下がる見通しです。
5倍以下であれば問題ないとされる中しっかりと営業キャッシュフローがあります。
財務面は良好です。
まとめ
数値上は、少し割高だと思います。
ただし、株主優待も含めた配当利回りの高さや、今後の市場を考えると成長の余地は十分にあると判断しました。
もう少し企業について調べた後、新たなリスクが見つからないようであれば長期的には購入を検討したい企業だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
P.S. 投資初心者が一番に読むべき本は何かと質問されるので、こちらをオススメしておきます。
専門書を読むよりも実践的なので知識ゼロの状態でも一番取り入れやすいと思います。よろしければ活用してみて下さい。