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【完全版】リスクを小さく投資したいなら6つの手順で銘柄を選べ
どうも!!FPの『らしらん』(rasiran)です。
さて、これまで、株の銘柄選びに必要な情報と、情報の活用の仕方についての記事を書いてきましたが今回は一連の流れを通してどのように株を購入すればいいのかについてお伝えしたいと思います。
今回の記事をお読みいただければ、どの企業の株を購入すればいいのか迷ってしまって選べないという状況から抜け出すことができるかと思います。
それでは、株の選び方を順を追って1つづつ解説していこうと思います。
目次
日経新聞を読む
ビジネスであれば名刺交換のやり方、食事であればお箸の持ち方など最低限知らなければどうにもならない事があるものですが、
株においては、日経新聞に載っている事くらいは理解しておくことが最低限必要となります。
もしかするとメンドクサイと感じるかもしれませんが基本中の基本です。
いやらしい言い方ではありますが、株で利益を出せるという事は、株で損益を出す人がいるおかげでもある訳です。
現状として、投資で損益を出す人たちというのは、ギャンブルと勘違いしているか、基本的な事はサボっていながら、一発逆転ができるような特殊なテクニックを求める人たちで、
利益を出すのと損益を出す分かれ目は、日経新聞を読んでいるかいないか?の違いで区別できると思います。
損失を出す側から、利益を出す側に回りたいのであれば、最低限日経新聞を読むことは必要で、
そうすれば、利益を出す側に回れる確率は大きく上昇すると思います。
とはいいつつ、私は読むのがめんどくさいのでFebe(フィービー)というサイトに登録して、音声で日経新聞をチェックしています。
必要な情報が手に入れば手段は何でもいいってことです。
月曜から金曜まで届いて月額540円です。興味があれば利用してみて下さい。
好きだと思える企業の株を選ぶ
これは、バイ&ホールドの投資戦略を用いる際に、必要以上に精神的な負担をかけない観点からお伝えしています。
以前にも言ったことがありますが、私は精神論のような不確かなものは大っ嫌いです。
ですが、株選びは、新聞の中で取り上げられていたり、気に入って使っている商品やサービスを作っている企業だったり、理由はなんでもいいのですが、とにかく好きだと思える企業の株を選ぶことにしています。
投資戦略の、バイ&ホールド(buy&hold)はウォーレンバフェットも取っていて、要は買ったら持ち続ける!!という事です。
これは、短期的な利益や損失に反応するのではなく、長期的に株を保有することで株自体の値上がりに加え配当も得られるなどの理由で有効です。
また、株価が下落した場合でも株価が下落する前の水準に戻るまで保有し続けることができれば損失を防ぐことができます。
文章で書くと単純な事なのですが、人間には感情がありますからこれを実際に行おうとするとメンタルがガリガリ擦り減る訳です。
好きだと思える企業の株でも、株価がガクッと下落するような場面では、すぐに売り払いたくなるものなのでそうならない為にも好きだと思える企業の株を選ぶべきだと思います。
さらに言うと、企業のホームページで公開されているIR情報などにも目を通すべきだと思います。
過去の不祥事や裁判に関する記録も見ることができるので、それでも好きでいられるのか?見極める必要があると私は考えます。
複数の株を手に入れる
卵は一つのカゴに盛るなって投資の格言がありますが、そのためには一つの銘柄に大金を投入するのではなく、複数の銘柄に予算を分配することです。
仮に、投資に使える予算が100万円の場合、
100万円で一つの銘柄に100万円を投資していたとすると、その銘柄が下落してしまうとどうにもなりませんが、
10種類の銘柄を10万円ずつ購入していたなら、1つの銘柄が下落してしまったとしても、残りの銘柄の利益で下落した損失をカバーしてくれることがあります。
株を始めたばかりの場合は、いきなり複数の株を購入するのではなく、安価な価格をまずは一つ購入して、そこからゆっくり買い増しすればいいと思います。
指標から企業の安定性を読み取る
企業の安定性とは、極端な事を言えば倒産のリスクの少なさや、万一の不祥事を持ちこたえるだけのポテンシャルの事です。
デイトレードや、スキャルピングなど短期間の株の売買には必要のないようにも思えますが、証券会社が株の取り引きを行う際は企業として運用するリスクを少なくするために必ず確認している項目です。
それだけ大切だって事ですね。
この側面から見ると、指標に企業の安定性が出ているという事は、プロの投資家から好かれる株だという事です。
となると、どうなるのか?というと、株価の変動が安定してくるという事です。
リスクを下げるためにも株式指標は最低限確認しておきましょう。
以前の記事で、注目するべき指標とその説明についてまとめています↓↓↓
株の初心者なら銘柄選びの情報は2つに絞り込め!!むしろそれで十分。
長期のチャートから相対的に見て割安かを判断する
割安については、PERなどから読み取ることもできますが、今までの株価の変動に対して現在の価格はどうなのかを長期のチャートから判断します。ここでは日産自動車を例にとってみてみましょう。
日産自動車のケース
例えば、最近話題になった日産自動車で言うと、自動車の出荷前検査を無資格の検査員が行っていた問題がありました。
引用: SBI証券
例えば、2017年11月7日の直近3か月間のチャートを見てみましょう。
問題の発覚と同時に株価も大きく下落したのちに、1100円あたりをレジスタンスラインのように感じながらも、直近の高値である1160円に向けてジワジワと上昇するようにも見えます。
引用: SBI証券
今度は過去1年のチャートを見てみましょう。
検査員の問題で下落した株価ですが、確かに大きい下落には間違いがないながらも1年のスパンで見ると、そこまで大きな下げ幅ではないようにも見れますし、1100円を中心としたレンジ相場(上昇と下降の繰り返し)とも見れなくもないかと思います。
何が言いたいかというと、1050円から1080円あたりで購入した人が、1100円を目標に短期のトレードを行うのであれば悪くはありませんが、
現時点(2017年11月7日)のような1100円を超えた金額で購入して、1160円を狙うというのはリスクが大きすぎるという事です。
短期的なチャートでは、不祥事などで株価の下落が起こると、魅力的な価格で株を購入できるチャンスのように見えることもありますが、長期的なチャートを見ることで、一見お得でありながら実はたいした値下がりではないと見送る判断ができることがあります。
(今回紹介したのは過去1年ですが、できるなら株式上場当時から全てのチャートを見て下さい。)
相対的に今の価格はお得なのか長期チャートで確認しておきましょう。
株の投資で損を出したら絶対にしてほしいこと
ここまで、株の選び方についてお伝えしましたが、こんなのは言うならばHow toの話でこんな場合は、どうしたらいいのか?という私が考えていることの押し付けでしかありません。
それよりも大切なことは、なぜ株価がそのような変動をするのか?を自分で考える力をつける事です。
私は何をしてきたかというと、仮に1万円の損益を出したなら、図書館に行って1万円分の投資に関する書籍を読んでいました。(損益をだしているのに本を買う費用は抑えたいですから(笑))
株で損益を出すという事は、自分の株に対する知識不足だという事です。
知識がないのに、投資を続けるとどうなるか予想は付きますよね?
知識のない人間が現場から学べることなんてたかが知れています。だって
知識がない=アホって事ですから。(あなたに向けてというより過去の私に向けて言っています)
アホは同じ行動をしても学びません。
でも、ほんのちょっと知識があればそれをもとに、同じことから学べる情報量が格段にアップします。
ホンマに、ちょっとでいいのでベースとなる知識をつけることに時間を割いてみて下さい。
まとめ
今回も長くなってしまいましたが、株の銘柄選びの流れをまとめると、
- 日経新聞で最低限の知識は常に仕入れておく
- バイ&ホールドを行う際の精神的負担を減らす為に『好き』だと思える銘柄を選ぶ
- 複数の株を所有することが前提なので、安価な株を購入する
- 株式指標から企業の安定性を読み取る
- 長期のチャートから相対的に割安なのかを判断する
- 株式投資に一発逆転を狙えるような裏技は存在しないので、とにかくコツコツ学び続ける
このような流れとなります。
感覚としては、銘柄を選ぶというよりも、絞り込むといったニュアンスの方が強いと思います。
地味な作業ばかりですが、すべてやっていただければ株で損益を出す確率はかなり下げる事が出来るのでぜひともお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。